南森町

叙々苑キッチン

知人のお通夜の帰りに扇町にある叙々苑のお弁当専門店で弁当を購入してイートインする。店の前をよく通っていたので前から気になっていた。。

叙々苑の弁当専門店は大阪ではこちらだけで関東では6店舗。焼肉店は現在関東では41店舗、西日本は5店舗売上高165億と言う破竹の勢い。芸能人ゴルフの叙々苑カップでも有名。総額3万円以上で大阪市内は配送してくれるらしい

気になる弁当の種類は一番廉価な「牛切り落とし焼きのせビビンバ」が1300円、「牛薄切り弁当」が1450円、「豚バラ弁当」で1450円、モモ肉らしき肉が6枚入った「焼肉弁当」が1800円、「ハラミ弁当」2200円、「カルビ弁当」2500円、「上カルビ弁当」3300円、「上ヒレ弁当」3600円、「特選ロース弁当」4000円、「特選カルビ弁当」4700円・・・・驚愕の値付けである・・・

多分一番無難で売れ筋であろう焼肉弁当1800円をしようがなしに所望する。店員さんはアルバイトが3名。網の上で肉を焼き焼きするんだけど特にどおってことはない。サイドメニューはサラダやチヂミ(800円)、キムチ(450円)など。。

途中で店員さんが冷たいお茶でいいですかと言って紙コップでお茶を出してくれる。
店内は当然私一人。。カウンタで壁に向かって一人出来上がりを待つ。。

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出てきた焼肉弁当に酸味のあるつけダレをかけて食す。御飯に上に肉が敷き詰めてあってキムチと大根のナムル、甘く炊いた豆と保存料の味がしっかりと効いた色を付けた蕗のようなものが副菜となっている。

肉の味はまあまあ。。。ニンニクがしっかりと効いて「叙々苑の味なんだなあ」と何となくそんな気になる。ニューオータニのお店は行った事はないけど(行きたくもないけど) 六本木の本店に行ったときに焼肉ランチが4000円くらいで夜もカルビやロースが1人前5000円くらいしてた記憶がある。コースで食べて支払額2人で5万円くらいしたかもしれない。

多分、世間相場の3倍の値付け。。このようなビジネスが出来るブランドをもつこの店が羨ましい。近くに関西テレビなどのマスコミ会社もありこのブランドがどこまで受け入れられるのかが楽しみである。

私自身も1800円使って出来上がった紙の箱に入った焼肉弁当を食して紙コップでお茶を飲んでる自分を客観的に見るととてもストレンジャーな人に見える。。

「叙々苑」で焼肉を食べたという事に価値を感じる人しか個人的には難しいかなと感じる。不味くはないけど叙々苑というブランドや情報を頭からはずして食べたらアンダー1000円の商品にしかならないなと実感する。

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ちなみに私どもが東大阪で経営する「満腹のりちゃん」の焼肉弁当は肉の量は2倍で税込み610円。。肉の質は落ちるけどタレの味は遜色なし。。負けんと頑張るで!

大阪市北区天神橋3-7-13
電話:06-6358-5529

叙々苑キッチン 大阪扇町店弁当 / 扇町駅南森町駅天満駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 扇町/天満, 南森町, 焼肉 |

ラポンヌターシュ

北区西天満の老松通りを北に入ったところで裁判所の裏側の最近出来た「老松 喜多川」、「イザイ」、「ピ グレコ」などの美食エリアにあるカウンター8席のフレンチレストラン。

食後のワインだけを頂きに遅掛けに訪問。東京三田にあるフレンチオブフレンチのコートドールでみっちり修行をした田村シェフのお店はシンプル&スタイリッシュ。ライブ感あるオープンキッチンなんだけど火口やオーブンもクラシカル仕様。

いまやどこの店にもあるスチームオーブンも使わない。お店はすべてシェフひとりでまわされる。

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ワインはブルゴーニュのピノノワールを所望。いつも同じものを頂くので好みがわかってらっしゃるのがありがたい。彼の師匠のコートドールの斉須さんといえばパリのランブロワジーを作り上げた方としてフランス料理界では知らない人がないくらい有名。古典的なフレンチを日本に持ってきたレジェンド的存在。

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名物の「赤ピーマンのムース」を所望する。料理を提供する田村シェフの所作はゆったりとしながらもテキパキして無駄がなく流れるよう。この伝説系の料理はディスイズコートドールと呼ばれるスペシャリテの再現。

クリームをいっぱい使っているので口当たりはふんわりして、まったりなめらかでコクがある。赤ピーマンのクセも少し感じられて敷いてあるトマトのソースの酸味がバランスよくて泣けるくらいいい。口に入れた瞬間に味がプワーっと膨らむ。

田村シェフはコートドールで前菜担当もしていたのでこの料理はコートドールそのもの。

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胡桃の入った人参のサラダはオレンジの皮の擂り下ろしとオリーブオイルで仕上げる。食感もよくてとっても爽やかな後味。

すべての料理が斎須シェフのスペシャリティーかその本質部分の再構築料理でメインディッシュのコラーゲンたっぷりのエイのバターソテーやソースがぎらぎら光る牛ほほ肉の赤ワイン煮は一見どこにもありそうな料理なんだけどどこにもない他店とは一線を画した仕上がりとなる。一言で言えば一見野暮なんだけどとっても美味しい料理である。

敬愛する帝塚山のビストロエピスの奥野シェフ同様にクラッシック料理の技法をきちんと身に付けているシェフは現在希有でありそれを変化させずに伝承する価値を世に生み出し続けているということについて敬意を表する。

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今年36才の田村シェフは結婚相手募集中。。温かい家庭を作りたいんだって。本人はとてもシャイで優しい方なのでいい方いたら釣書と共にペロペロのりちゃん宛に連絡ください。。ちゃんとご紹介しますね(^0-)-☆

大阪市北区西天満4-1-8
06-6312-1777
営業時間:18:00~23:00
定休日:日曜日


カテゴリー 梅田/JR大阪, 北浜, 西天満, 南森町, フレンチ |

雲鶴

天満橋にある完全予約制の表記の懐石料理店で会食。カウンター3席のみの特等席を貸し切りにさせていただきゆっくりとお任せの食事を頂く。谷町筋の2筋東にある小さな看板が目印のひっそりしたファザード。知り合いの紹介で予約を取ってもらった。

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ビールで乾杯をして先付けの翡翠茄子。。いわゆる焼き茄子状態で綺麗に皮をむいてお浸しにする。塩分控えめでとても上品な塩梅。とろろ芋をかけて上質の雲丹がのっかってかなり美味しい。とろろの紫の部分はなすの皮を使っていると言っておられた。

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煮物椀は帰りに頂いたパンフレットに最高級の北海道産の昆布と枕崎の一本釣りの本枯れ節をその都度削る鰹節を使用との事。ご主人の流れるようでかつ丁寧な所作はとても美しい。

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お椀も上質な漆でとても美しい。蓋を取ると綺麗な絹揚げと旬のアブラメの葛打ち。上質な魚の脂も相まってとてもいい真昆布の出汁が身体に沁み渡る。

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旨味がありながら雑味のない透き通るような出汁は最近の大阪の和食店ではあまり見かける事も少なくなった。
この日の向付けは鰹の焼き霜作りだったんだけど私が赤身が苦手なので淡路島の天然鯛に変更いただいた。

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魚を噛み締めるとほんのりと昆布の味がする。。こんな鯛は初めて食した。淡路島周辺が漁の最盛期で一番たくさん鯛が捕れて一番おいしい時期という事をニュースで見た。しかしこんなに味がある鯛は久しぶりである。

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八寸と言うか強肴として右上は里芋、南京、春大根の炊きあわせ。どれもが完璧な仕上がり。しんみりとした味加減は素材の良さだけではなくかなりの技術と経験が必要とされる。

その横はみょうがの酢漬け。筍の塩麹付け、出し巻き卵と菜種油で7時間炊くように火入れする事で頭からうろこ、しっぽまで骨が全く口に当たる事なく食す事が出来る野崎焼きなる名物料理。鯛の頭を丸ごと食す事が出来るのには驚いた。

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おにぎりに鯛のでんぶをのせて出汁をかけて食す鯛茶漬けもとても秀逸。

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デセールはマスクメロンとブランドイチゴ。いいメロンはやっぱりおいしい。果物の王様だな。。いろんな話をしながら上質な日本料理を食すのははとても贅沢な時間である。帰りもご主人が玄関でお見送り。ごちそうさまでした。。とてもいいお味でした。。。

大阪市北区天満1-18-17
06-6809-6515

雲鶴懐石・会席料理 / 大阪天満宮駅天満橋駅大阪城北詰駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 桜ノ宮, 天満橋, 南森町, 和食 |