和食

懐石料理徳 住之江本店

私どものお店の宣伝です。。

住之江区東加賀屋にある私どものお店ですが界隈では高級仕出しでよく知られていて「お葬式の精進揚げで食べたよ」と「会社の会議で弁当頂いた」とか言うお声をよく聞きますが実は飲食店部門もあり夜は泉州の魚を使った懐石料理が5000円から召し上がって頂けます。

料理はなにわの名工の弊社総料理長「多田稔彦」が担当し先付けから最後の釜炊きご飯までホントに美味しかったなといって頂けるものばかりをお出ししています。お酒も私がこだわったワインから河内長野の天野酒の限定酒まで幅広く召し上がって頂けます。

少人数様用の個室もあり商談などにもぴったりな設えとなっています。「こんな場所にこんな店があったとは知らんかった」とよく言われます。

平日のお昼は予約なしでリーズナブルな価格で召し上がって頂ける料理をお出ししています。冬の特選メニューの鯛鍋御膳を紹介。。。

まずはお造り。。剣先烏賊と徳島産の鯛、皮を炙った太刀魚の3種盛り。

副菜のこの日は鰤の揚げ煮。。。仕出しで残ったものというか翌日に残せない食材をバンバン使うのでかなり豪華でお得な内容。若い調理師の練習も兼ねているので(ちゃんと仕上がりのチェックはしております)原価は関係なし。

メインディッシュの一人鍋はかなり大きい。固形コンロで加熱するのだがこんがりと焼かれた鯛の頭と季節の野菜が満載。。ええ出汁をしっかり使っているので最後まで美味しく頂ける。

ご飯はこの日はかやくご飯。。。これで1200円。。そう高くはないと思うのですがいかがでしょうか?

詳しいHPはこちら


カテゴリー 北加賀屋, 住之江公園, 住吉公園, 住吉大社, 和食 |

魚鐵

ミヤンマーから帰ってすぐに東京出張。。昼ご飯はお気に入りの九段下なる表記の店を訪問。場所は九段下駅から徒歩2分。いつも靖国神社と皇居に近いので定宿にしているホテルグランドパレス前の三叉路にある海鮮料理屋。といっても高齢のご主人と奥さんの家族経営。

魚は限りなく新しい。お造りが有名だがあら煮や名物の銀ダラ味噌漬け定食を始めとする焼き魚もとても美味しい。あら煮も焼き魚もお造りがついている。夜はご主人のお任せでいわれるままに注文して魚料理三昧。しかもリーズナブル。この日も11時30分オープンで35分位に入ったら、もう既に10数人が入っており、さすがにこの店の評価を物語っている様子。

一番人気は1500円のしあわせランチ。いわゆる刺身定食盛り合わせ。しかしながらネーミングが素晴らしい。すべてのランチが全品1千円越えと値段は高めだがすべてのメニューに満足感は得られる。

私は焼き魚定食にしようか迷いながら白身魚刺し盛り定食1500円を所望する。年に数度、鮭のかなり上質なものが入る。そのときに偶然当たるととても幸運を感じる。

この店のご主人等に70才は超えていると思う。いつも普段着で料理を作る。たくさん注文が入っているのに仕事は丁寧且つゆっくり。イワシを注文が入ってから開いて骨を一本ずつ抜く。その上カウンターの客に「この魚は〇〇」と話しかけてくる。

出てきた白身魚定食はこんな感じ。

刺身以外にみそ汁と副菜。この日は烏賊の南蛮漬けだった。。この丼にどっさりと盛られた白身魚の山は驚愕ものである。まさにお刺身でお腹一杯になる店。ご飯を大盛りにしてもらい(+50円)わさわさ食す。

切り付けもボリューム感たっぷり。この切り付けはパッと見は雑っぽいけどよく考えられている。すべての魚がどれも新鮮。魚をいただく楽しみを存分に味わえる。

中身は「ほたて」「さより」「やりいか」「金目鯛」「天然ぶり」「あまえび」「ひらめ」「鯛」「ヒラマサ」「タコ」・・・

凄過ぎ・・・

友人の注文した「しあわせランチ」はこんな感じ。

こちらは大振りの本マグロに鯖や車エビ、イワシに鯵など。。。魚介の玉手箱状態。。。。これを食べたら間違いなく幸せになれると確信。

東京都千代田区九段北1-9-7

03-3261-3438

魚鐵魚介・海鮮料理 / 九段下駅飯田橋駅水道橋駅


カテゴリー 関東地区, 和食 |

大和屋 

私どもの料理スタッフを連れて表記の明治8年創業の老舗料亭を訪問。少しでも一流の技に触れてもらい自社の料理のクオリティーアップの為に定期的に行なう研修会である。全員がネクタイとスーツでドレスアップして心斎橋の大丸北館(旧そごう心斎橋店)の表記の店に向かう。

昔は宗右衛門町に 能舞台のある巨大な料亭があってその地下にオーセンティックなバーがあって大人の社交場にないな感じだったことを覚えている。

百貨店の13階にあるお店はまんま料亭の空気を醸し出しているファザードである。個室に案内いただき食事開始。キリンラガーで乾杯をする。座付きは前菜で熨斗の形をした紅葉の柄の蓋物。

ふたを開けるとこれまた秋の景色が満載。烏賊の焼き霜は長芋とともにかぼすの器に入れられて梅麹のドレッシングがかかる。蟹の小袖寿司と大黒しめじの山椒焼き、紅葉人参に真昆布を戻して木の葉にカットしてカラメルをかけて焼いた菊葉昆布。松笠の形をしたポテトに菊大根。

どれも細やかでかなりの手間がかかった仕事ぶりである。

みんなで「おいしいねえ」と いいながら食す。

吸い物代わりは茶碗蒸し。トロトロの生地に鰹出汁がかけられてフカヒレとトリュッフと生雲丹の競演。鰹出汁とトリュフの組み合わせは初めて。

日本酒は菊正宗。。料理のじゃまをしない辛口の酒。

お造りはともにレアに火入れされた車エビとホタテ貝柱。かかっているソースは豆腐を麦味噌につけ込んで発酵させた豆腐味噌に山葵を練り込んでつくられた山葵クリーム。いいコクがあって美味しい。このお店では通常1年は寝かすらしい。自然に豆腐が溶けて味噌となじむと料理長がおっしゃられていた。

お椀は四君子。蘭・竹・梅・菊が豪快に描かれている。南地大和屋の時代から使っている古物の輪島塗。見ただけで上質なのはわかる。木製品なんだけどプラスティックのように軽い。取り扱い注意。

中をあけるとこんな感じ。これも名物菊蕪。南地大和屋の時代の鈴木料理長のスペシャリティ。この店の方もこの料理を実際に見るのは年に2、3回と言っていた。私どもの為に桜井料理長が特別に作って頂いたようである。見た目は完全に厚物の白菊。ここまで細やかに蕪を包丁し、形を崩さず真っ白に柔らかに炊き上げるのは至難の技。中にはジューシーな鶏団子が鋳込まれている。

これも名物の甘鯛の松皮焼きはかなり大きなサイズの白甘鯛を塩水に着けて一夜干しにして旨味を凝縮。そのあと皮目に熱した油をかけてうろこを立たせてそれを丁寧に焼き上げる。火入れの加減が完璧でうっとりするくらい旨い。天上昆布も柔らかく炊き上げられて旨い。

鯖の生ずしは青森産らしい。しっかりと締められている。付け合わせはみょうがの酢漬けとほうれん草、タマネギおろし。レモン酢にてさっぱりと頂く。

食事は銀杏ご飯と赤出し。銀杏ご飯は唐墨の粉が振られている。。まるでイタリアンのパスタのよう。若手社員お代わりしまくり。

デセールはこれも名物のドロドロした濃いぜんざいとバルサミコソースのかかった梨。これで料理代金10000円なり。いいお勉強をさせて頂きました。。社員君たちも大喜びでした。

 

大和屋 心斎橋店懐石・会席料理 / 心斎橋駅四ツ橋駅長堀橋駅


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