和食

懐石料理 徳 住之江本店 (株式会社徳 入社式)

弊社平成12年度の新卒の社員の入社式が私どものお店で厳粛に執り行われた。

社員章と名刺の授与や社員代表より歓迎の挨拶、新入社員挨拶などがあり滞りなく終了。そのあとはみんなで会食タイム。。私どものお店の人気商品である九重御膳(1500円)をワイワイガヤガヤと世間話とともにいただく。

普段お客さまにお出ししているものをお客様の立場でいただく。。これが一番いい勉強になる。。。

九つに仕切られた弁当箱の中には(左上から)うすい豆で作った鶯豆腐と花弁百合根と芹、その横はフキノトウとレンコンと海老の天ぷら。。(苦みのあるフキノトウがとっても春だった)、リンゴのワイン煮、苺、凸ポンの水菓子盛り合わせ、ホタルイカの沖漬けと筍の木の芽あえと鴨ロースの燻製、新じゃが芋とノルウェイサーモンのミルフィーユ山葵を混ぜたクリーム添え、剣先烏賊の足と青味のぬた和え、お造りは鰆の焼き霜おろしポン酢和え青さ海苔のゼリー寄せ、鯛と剣先烏賊、カンパチ。。。。

鯛の荒煮もしっかりと味が染み込んでいるがしつこくはない。人気があるのもよくわかる。。

ご飯は赤飯。。。これだけでおめでたい感じがするのは不思議。。。世の中の多くの会社の中で私どもの会社を選んでいただいたことに感謝をし、本人の益々の活躍を祈り食事を終了する。

懐石料理 徳 住之江本店

 


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奈良の里山料理 ほうらんや

弊社が経営する橿原市の万葉ホールにあるレストラン。。

本日は料理のチェックと店のオペレーションの視察に行く。昼過ぎに到着したが満席でスタッフてんぱっていたので併設する図書館で2時間ほど時間をつぶす。2時過ぎにもう一度入店したがそれでも満席なのには驚いた。和風系の弁当はすべて売り切れだったのでハンバーグを所望する。

200gの大きなサイズのものをいただく。ランチタイムは五分突きの玄米を混ぜたご飯と自家製漬物、具だくさんの味噌汁がついて1050円。ソースはテリヤキ、ネギ塩、てりやき醤油、ポン酢の4種類。素材の味がわかるようにネギ塩を所望する。

オーダーしてから約10分で提供。この部分はまずまず。。接客も丁寧でよろしい。。この店は昨年奈良県の眺望の良いレストラン9店の中の一つに選ばれた。。。遠方からきていただくお客さまがとっても増えて有難く思っている。。奈良県からの認定記念に全てのハンバーグに大和なでしこ卵の温泉玉子をサービスでつけさせていただいている。ネギ塩のハンバーグとベストマッチ。。。

熱々に熱した鉄板にネギ塩ソースをかけるとジュージューといい音と香りがする。見た目もかなりいい。白ネギをミキサーにかけて瀬戸内海の藻塩と合わす。。隠し味に砂糖と胡椒と酒。。鶏ガラスープを少し入れるのがポイント。。このソースはかなり美味しい。。ステーキやチキンソテーでもバッチリ合うと思う。。

ハンバーグは地元の大和牛、ヤマトポークをお店で合挽にする。。その日使う分だけミンチにするので鮮度はまちがない、しかもかなり上質感はある。。炒めた玉ねぎと塩とナツメグ、胡椒とパン粉。。混ぜ物は一切なし。。しかしこの日いただいたものはすこしもそもそした食感なのでこりゃいかんと料理長と原因の分析。

肉の味がしっかりと感じられて後口がよくしかもふんわりして軽い・・そんなハンバーグを目指す。。。食材は提供価格の割には最高レベルのものと自負する。。家庭で作るハンバーグを凌駕する逸品ものでなければならない。

もそもそした原因は塩分が不足しているということと牛肉ミンチを混ぜる手順が担当者が違っていたこと、鉄板の温度がマニュアルから10度低かったので脂分が流れてしまっていたこと。。マニュアルを修正しさらなる商品のブラッシュアップを命令する。。目指すは価格以上の価値。。。ちょっとのことが大きな違いとなる。。

地元産のひのひかりを使った玄米ご飯はとても美味しい。。。私どものお店で毎日昼ご飯を食べている施設の職員さんは通じがよくなったとよく聞く。。。

食後は手作りの米粉を使ったシフォンケーキ250円と大和なでしこ卵とバニラビーンズをたっぷり使ったクッキー生地のシュークリーム150円が大人気。。。特に最近リリースしたシュークリームは2時ころに完売してしまう。。

夜のつくね鍋1200円(食べ放題)もとても好評。。。お酒を思いっきり飲んで美味しいものを思いっきり食べてアンダー3000円を目指す。。自分だったらそんな店に行きたいと思う。。。

これから桜の季節一度立ち寄ってちょ。。。

詳しくはこちら

春分の日は大阪城で友人とリレーマラソン。。いい日を過ごした。。。

 


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懐石料理徳 住之江本店

弊社の料亭部門。。。

地元の経営者の方々の会合を開いていただき私も相伴にあずかる。この日は3月の懐石で5250円のコース。。

ビールで乾杯をして一緒に自社の食事をいただくこととする。。

先付けは桜粥。。少しだけ塩をした鮭の身がいくつか入っている。お酒を飲む前に胃をいたわる1品。温度玉子もいいアクセントである。。セリの胡麻和えを胡麻豆腐に載せたもの。。。

この日のお造りは九州産のシマアジと細魚、剣先烏賊の3種盛り。。あしらえのわらびもうまくあく抜きが出来ていた。あまりゴテゴテした盛り付けは慎むよう日頃言っているがまあまあの出来である。素材もよい。

大ぶりの煮物椀はうすいエンドウのすり流し。。鰹出汁もしっかりと効かせてエンドウの香りもとてもいい。白子豆腐と車エビ、蕗の椀種もすりながしの味を邪魔しないもの。。

8寸は左から旬の筍を塩麹に漬け込んだもの。。(これは日本酒にぴったり) さわらの菜種焼、一寸豆、白魚と梅肉、鯛とサーモンの手毬寿司、こごみ胡麻和え。。

当店は天野酒が豊富にラインアップしてあり日本酒に合う料理を意識して作っている。けれんを排除し出来るだけ素材感のあるものを。。。。普通の料理を普通以上に作ることに尽力せよ。。。といつも板前に厳しく言っている。

自分たちが作りたいものではなくお客さまが食したいものを。。。常に客目線でかつ自己否定を繰り返せ。。。とも言っている。。しかしなかなか満足できるものが出来ず日々苦闘する。。

黒毛和牛のラムシンを蒸し焼きにしたローストビーフで私どもの店のスペシャリティーである。赤身なので食べやすく老若男女とわず人気の1品。春キャベツを半分火を通してヨーグルトソースで和えたものは秀逸であった。

おろしポン酢が見た目いまいちなので泡のソースにするように指示を入れる。。。あと肉に厚みがあるので食べやすいように隠し包丁を入れること。。。全て客の立場に立たないとわからないことである。。

油ものとして海老を湯葉で巻いたものタラの芽、うるい、天然椎茸など。。。これは普通でどおってことない。。

食事は伊賀焼の釜で炊かれたこしひかり。。。おこげの香りもまあまあ。。苦手な人もいるかなと思いながら食する。。ハマグリの吸い物はいいあたりである。。。独活と菜種も春のいい香り。。

デセールはオレンジ、キウイ、イチゴに特製のヨーグルトソースを掛けたもの。。

5000円でどこまでお客さまに満足いただくか、上質感をどうやって作っていくか。。。この課題を本年は追求していこうと思っている。。

詳しいHPはこちら

大阪市住之江区東加賀屋3-15-9

 


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