四天王寺前夕陽ヶ丘

とんかつ 薩摩

天王寺にある表記のとんかつ専門店を訪問。四天王寺の東側の国道25号線沿いに位置する。界隈にコインパーキングあり。電車だと四天王寺夕陽ヶ丘駅と天王寺駅と寺田町駅の間くらい。

店内はカウンター4席とテーブルが数卓。大きな黒板におすすめの銘柄豚の説明などが表記される。全国の銘柄豚のカツがおすすめでこの日は岩手県の「岩中SPF」、鹿児島県の「南州ナチュラル豚」、宮崎県の「霧島山麓SPF」などがありそれぞれとんかつのサイズによって3000円くらいから5000円くらいまでという強気の値段設定。銘柄豚以外にも普通の国産ロースカツやインスタ映えのする極厚ロース、カキフライやミックスフライなどもある。

今回はスタッフさんの強い推しもあり群馬県産の「ほそやのまる豚」なるもののロースを150g(2980円)を所望する。

しばらくして着皿。ロースカツは淡いピンク色に揚げられる。パン粉は細めを使用。最初は塩でいただくことをスタッフさんに勧められる。赤身肉の中に甘い脂のサシが入っていてとても柔らかくて美味しい。脂も軽くてサラッとして食べやすい。

続いて辛子醤油でいただく。脂の特性が引き立ってご飯との相性もとてもいい。最後にソースでいただいて完食。ごちそうさまでした。。

大阪市天王寺区大道2-11-11
050-5484-9553
水曜定休


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たか松

友人から誘っていただいて天王寺の茶臼山にある表記の肉割烹店を訪問。最近インスタグラムでもよく見る大人気の予約困難店。天王寺駅から谷町筋沿いを北に一心寺の方向に10分ほど歩いたところに位置する。小さなビルの階段を降りると地下に落ち着いた雰囲気のこじんまりとした空間が現れる。お店はL字型のカウンター10席のみでコース料理は6500円。この日は18時スタートの一斉スタートの席で4人でいただく。。

最初にこの日使用する食材のプレゼンテーションから。木箱の中に色々な部位の肉が取り揃えられている。目の前に鉄板が置かれていて店主のアドバイスに沿って自分で焼いていただく設えになっている。

ビールで乾杯して最初の前菜は歯応えもいい牛アキレス腱をポン酢で和えたもの、牛すじを使ったコクのあるテリーヌ、荒くカットした赤身肉を使ったユッケにウズラ卵とおろしたチーズとトリュフオイルを添えたものがガラスの器で供される。

続いてメインの焼肉が続く。切り立ての肉を一部位2切れずついただける。最初に薄くスライスしたツラミはネギに巻いていただく。続いて昆布で3日間締めたクリという肩から前足の部分の赤身肉。脂たっぷりのミスジは3回さっと炙るだけが美味しいと目の前でアドバイス。笹ミスジの西京漬(写真なし)と続く。どれも漬けタレなどはなく全て下味がつけられて供される。焼き加減はどれもレアがおすすめとのこと。

合肴として薄くカットした上ミスジと柔らかく炊いた大根にスジで取った熱々のスープをかけたもの。

続いて赤身のミスジを使った肉寿司が登場。シャリは40℃くらいで酢は玄米黒酢を使用。なかなかパンチのある味わい。

ご主人は前職が江戸前寿司の職人だったらしく寿司はお手のもののよう。

ワインも色々なタイプのものが取り揃えられる。

肉寿司の2貫目はクリという部位を昆布締めしたもの。噛み締めた時に昆布の香りが鼻をくすぐる。続いて酢橘ポン酢で下味をつけたクリの芯部分を叩きにしたものと続く。

温物は銀餡をかけた牛すじの茶碗蒸し。カツオと昆布不使用の肉料理店らしい出汁の味わいに敬服。続いて焼肉のとうがらし(肩と腕の希少部位でとても柔らかい赤身)は醤油麹に4日間漬け込んだものでとても香ばしい。

ホルモンは5時間ボイルした白と黒のハチノスとハート。ハチノスは柔らかくてとても美味しい。最後にスジ出汁で作ったかき氷をかけたレモンとコチジャンの入った冷麺で終了。

途中でこちらのお店の名物の牛肉100%のつなぎなしのミニサイズハンバーガーが供される。中にはレッドオニオンと甘くて辛いサルサソースと油カスとレタスが入る。柔らかいパンも美味しくて一気にいただくことができる。会計は予想の半額くらいでびっくり。最後まで楽しく美味しくいただけました。ごちそうさまでした。

帰りは近くにある老舗のスコッチウイスキー専門店で一休み。

大阪市天王寺区茶臼山町1-11 池田ビル B1F
06-6777-7567
12:00〜/18:00〜/20:30一斉スタート


カテゴリー 四天王寺前夕陽ヶ丘, 天王寺/阿倍野, 焼肉 |

まさる 1月

夕陽が丘にある表記の寿司店を久しぶりに一人で訪問。人に教えたくない大阪では一番美味しいと思っているお店。25年間ずっと通っているが全く飽きることはない。大阪メトロの四天王寺夕陽ヶ丘駅から西に徒歩5分。奥まった裏通りで小さな表札を一つだけあげて営まれる。店の前にコインパーキングあり。

こちらの店を訪問するときは自分なりのこだわりがあり一人だけで「寿司を食べること」に集中する。開店の17時と同時に入店してアテは食べずにいきなり握ってもらう。寿司の味がよくわかるように最初はお酒は飲まずに熱いお茶をいただく。

お店はL型のカウンターで吉村店主と見習い職人が2人。主人曰く「うちの店は寿司(特に粒のたった米)を食べてもらいたいので寿司以外の【あて】は新地の料理店で食べてくれ・・」とよく言っておられる。そこまで寿司に自信がある。多種多彩な寿司ネタは握りで40種類、巻物で20種類と圧巻の食材の揃え方。

客のいないカウンターに一人座り、店主と世間話をしながらマンツーマンで赤身以外のネタを怒涛の如くどんどん握ってもらう。

握りの扉は肉厚でコリコリ食感の細魚。続いて肝を乗せたカワハギはもみじおろしで。鯖の漬けは辛子が添えられる。皮目を炙ったカマス 肝と芽ねぎを乗せたキンキ コリコリで身が弾けそうな鯖 新鮮極まりないハリイカ。握る寿司はどれも繊細で細やか。シャリの美味しさは秀逸。

続いてかなり柔らかく炊き上げた鮑、北海道の甘すぎる雲丹、独特の磯の香りの赤貝と続く。お待ち兼ねのこちらのお店のレコメンドメニューの車海老は頭の味噌が鋳込まれる。繊維の細い上質な蟹味噌を乗せたズワイガニ、ミディアムレアに火入れされて出汁漬けにした蛤などどれも息を呑むような美味しさ。

続いて正統派のいくらの軍艦巻き。炙りたての鰻もこちらのお店では海苔巻きにする。いろいろな野菜が入るふわふわの帛紗卵焼きでコースはフィニッシュ。追加で完璧な火入れをしたタコ、軽く炙った平貝、赤貝の紐部分。胡瓜巻きとキャベツ巻きをいただく。この日は途中からお酒を4合いただいて13000円の会計でした。(有名高級店の半額とよく言われます)

過去のまさるはこちら

大阪市浪速区下寺2-3-10
TEL:06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00 日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日


カテゴリー 四天王寺前夕陽ヶ丘, 寿司 |