寿司

すし寛

最近ハマっている西成の寿司店。気の置けない友人といくのにちょうどいい。今池という阪堺線の高架になっている不思議な駅からスーパー玉出横の怪しい道を抜け最近居酒屋と称した激安ガールズバーの若い女性を横目で見ながらいろんなお店が混在する味わい深い商店街を北にあがる。

結構早めの時間から開催した会合だったのでお客さんはまばら。。いつも通りネタケースには一目でえもんとわかるネタがズラリ。。。とりあえずビールで乾杯してまずは飯ダコを所望する。

実に旨い事炊かれててまさに春の味覚。。盛り付けもちまちま盛らずにどっさりとしてて食べ応え満点。

筍もこの店ではこの時期お約束。。。普通に美味しい。。。

甘エビを所望するとでっかいのがどさっとおおよそ10匹くらいでてくる。新しいし味噌も旨いし冷酒のひやを所望する。。料理が旨過ぎてこの店ではいつも飲み過ぎてしまう。。

カワハギのお造りを頼めばどんだけあんねんと思うくらいのボリューム。ポン酢と肝酢で交互にいただく。。日本酒がぶがぶいく。。。肝もねっとりと深い味で痛風なりそうな味。。。

カワハギのアラをサービスで炊いてくれるのもこの店ならでは。。新しいんでまずいわけがない。。。

そのほか旨そうなもんを適当につまんで寿司も穴子に赤貝とウニ。。そのほか目があったネタを適当に所望。。

最後にまかないやけど粕汁どうですかと言われ返事はもちろんオフコース。。。まさに人情寿司屋。。こういう家庭的な温かさにとても弱い。。伊達や酔狂で何十年もこの地で続いてきたわけやないでというオーラ満載。底力というかこの店大阪で一番という知人も何人かいる。。

敷居はあくまで低くネタはとっても良くて支払いは限りなく安い。。この日も死ぬほど飲んで食べて4000円也でした。。。ご馳走様でした。。。この店で一人で来て日本酒1本と軽くつまみをいただき寿司を2皿食べてさっと帰る。。そんな食べ方が出来る男になりたい。。。

新入社員君を一度連れて来てあげよう・・・喜んでくれそう。。

大阪市西成区太子1丁目15-2
 06-6641-6654
 16:00~24:00
 月休


カテゴリー 動物園前, 寿司 |

越中屋

国道26号線岸里交差点の北側100m。最寄駅は天下茶屋か地下鉄岸里駅。地元客でいつも満席の超人気寿司店。予約しておかないとまず入れないのと、予約の電話を入れても 「一杯です」 断られることも多いので最近は疎遠になっている。4名で予約してたまたまあいていたので訪問。カウンター10席とテーブル席 10席しかし狭い厨房にはご主人含めて5名で大忙し。ホール担当はたぶん奥さん。

まずはビールで乾杯して「美味しい冬の魚を使ったおすしのコース」3000円をテーブル席にて所望する。

サービスで若ゴボウと揚げの炊いたん。。。かなり美味しい・・・

そしてお酒のあてに酢ガキ800円をいただく。大ぶりの牡蠣が6切れ。。。そろそろ食せるのも終わりなので名残惜しくいただく。

出てきた握りはまずはヒラメ。。透明の透き通った身は食す前から天然のええもんとわかる。3月には脂も落ちるので今が年中で一番美味しい時。昆布で〆る必要もないくらいええ脂がある。

カワハギの握りはお約束の肝つきをおろしポン酢で。淡白で脂ののった身と胆のこってりとした味と一緒になってええ塩梅。燗酒をいただく。

中トロも見ただけでかなり良質なマグロであることがわかる。多分青森か北海道産であろう。脂もいい乗りで甘く香りも良いと言っていた。

マグロが嫌いな私にはヒラメのえんがわ。。かなり巨大である。。トロトロのコリコリ。不味いわけがない。数個の寿司を食しただけでこちらのご主人「お客さんに美味しいものを提供する」 という 志 が感じ取れる。
またカウンター は勿論のこと、テーブル席にも、さりげない 目配りをして寿司を出すタイミングも絶妙である。

太刀魚の炙りもとっても美味しい。。淡白な魚なんだけど少し手間を入れることでとっても美味しくなる。
こちらのご主人はお客の名前をしっかり記憶していて客がお店にいる間は「お客さん」ではなく「〇〇さん」って呼んでくれる。。。*この日も5回くらい名字を呼ばれ、思わず「はい!」と返事しそうになった。

    

続いて金目鯛の炙り。この魚は炙ることで引き出される甘み・旨味が強烈に出る。

箸やすめの甘めの玉子が嬉しい。

ウニの軍艦もとっても美味しい。ミョウバン臭さ感じられない。。。日本酒がどんどん進む。。

車エビの握りはコリコリしてとっても甘い。。。

いくらの醤油漬けもいい仕事である。

タイラギ貝も軽くあぶっていて大好物。

最後のこの店の名物の煮穴子はふわふわのトロトロ。煮詰めも濃すぎずいい感じ。口の中で甘みと旨みが広がる。
あなごも肉厚でとても柔らかく上品な旨み。万年地(長年継ぎ足しているタレ)で煮込んでいるから、タレの甘さが邪魔をせず、穴子そのものの旨味をきわだたせている。。とご主人が言っていた。この穴子はまさにFall  i n Loveネタである。とろける美味しさに骨抜きになる。

そしてこの店で必食が茶わん蒸し800円。結構高額なんだけどこれでもかというくらい具が入っている。卵が凝固するギリギリの濃さでふわふわの生地と魚や貝やエビや銀杏、百合根などが入りカニの身とウニが入った餡で仕上げられている。。この茶わん蒸しの価値も食せばわかる。。。

最後はきゅうり巻とかんぴょう巻き。握り10個と巻き3個で3000円はこの内容であればかなり安いと思う。かなりの人気店なので予約必須。。

大阪市西成区岸里1-4-1 
06-6656-0363

12:00~13:30、17:00~20:00 
月曜日定休


カテゴリー 岸里, 天下茶屋, 寿司 |

海鮮市場 旬恵

奈良県中央卸売市場2Fにある厚生食堂のバイキングがとってもお値打ちでその方面に行った時いつも立ち寄っていた。今回も新店のテナントの視察の帰りに社員と立ち寄ったが本年から表記の海鮮料理店に変身。。市場直送の新鮮な魚介類をいただけるというコンセプトである。

メニューだけがガラッと変わっただけでお店の人や内装はそのまま。いろんな種類のどんぶりやお寿司のセットが中心。でも親子どんぶりやうどんもメニューに並ぶ。。

メニューは写真でわかりやすい。

この日はおなかぺこぺこなので海老カツ丼980円所望。まずは自動販売機で食券を買ってテーブルに座って待っていると、出来上がりとともに食券番号を呼んでくれる。

出てきた丼は有頭エビのかなりでかいのが2匹乗ったデラックス丼。まさにしゃちほこ状態。。名古屋でこんなの食べたことがあるにゃー。メニューの写真よりボリュームがあったのでかなり良心的。海老の頭にもいい味噌がたっぷり。。海老もプリプリ。。自家製のタルタルソースとウスターソースをぶっかけて食す。せやけどエビがでかすぎてかなり食べにくい。嬉しい悲鳴か。下に敷かれたキャベツといっしょにご飯をかきこむ。

このエビの原価って300円以上するのでほとんど儲けなしのサービス商品であろう。。同じ海老で2800円の海老フライを出している地元の洋食屋を考えるとかなり良心的である。駐車場も完備なので結構穴場である。

海老好きの私は結構好きかも。。

大和郡山市馬司町642-2

中央卸売市場2F 6:00~15:00

旬恵海鮮丼 / 筒井駅


カテゴリー 奈良県, 寿司, どんぶり, 和食 |