寿司

炭火鮨 肴

天神橋筋6丁目の交差点を北東に進み加納病院の前の路地を東に入って小さな空き地を抜けた住宅街の長屋をリノベーションした表記の完全予約紹介制の寿司店を友人と訪問。猫も通らないような場所にビックリ。

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重たい木の扉を開けると京都の料理屋さんのような内装。靴を脱いでお店に入ると掘りごたつのカウンタ席が見える。一番奥のご主人の前の席にご案内いただく。カウンタ−はL字型に6席のみ。この日は貸し切りでゆっくりと四方山な話をしながらいただく。

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個人的に苦手なマグロを省いていただきお任せのコースを所望する。ビールはプレミアムモルツ。スガワラのグラスが美しい。座付きは骨董の蕎麦猪口に入った温かい海苔餡掛け茶碗蒸し。中身は忘れたけどかなり美味しかった。

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前菜がとろ湯葉、自家製剣先烏賊の塩辛、ネットリとした食感が特徴の味噌漬けにしたアンキモはクリームチーズと葱が添えられる。自家製唐墨大根と畳鰯を素揚げにしたもの。お酒の肴のようなものばかりなので日本酒を所望する。

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お酒は秋田の「まんさくの花」と「山形正宗」。両方ともすっきりとした味わいでこの時期に東北で咲く「マンサク」の可憐な黄色い花に思いを馳せながらいただく。

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続いてお造り。熟成させて皮目を炙った鯛にはポン酢に出汁を合わせたジュレをかけたもの。剣先烏賊に海苔をまいて鳴門巻にしたものは片方には雲丹が載せられる。脂がのりまくった金沢の天然ブリ。和歌山産のウチワ海老は身がプリプリで驚くほど美味しい。それをレアに炙ったものは甘さが際立って感動。

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続いて小さなクエ鍋登場。魚体は小さなものだったけどいい身には脂がのっていてお酒がどんどんすすむ佳品。琵琶湖ホテルで修行をされたご主人といろいろな話をしながら美味しい時間を過ごす。食事時間は普通で2時間半、グループで来店すると平均3時間コースになると仰っていた。

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桜のチップを燻してノドグロの握りに燻煙をかける。ガラスの器で蓋をして約1分。ノドグロの脂と燻製香のバランスが面白い。それに負けないようにシャリには赤酢が使用される。日本酒以外にも高級シャンパンがたくさん揃えられていて価格も良心的。

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このあとは握りやアテがどんどん供される。握りはネタに合わせて赤酢と普通のすし酢の2種類のシャリを使い分ける。軽く炙られた脂ののった締め鯖、富山産の白海老はネットリした食感。軽く炙られた赤貝のひも、独特の香りもいい赤貝の身。ビジュアルが美しいイクラと肝を挟んで薄造りを何層にも重ねたカワハギなどどれもひと手間加えてより美味しく提供。

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米沢牛のミスジ部分を炙ったものは思ったよりも脂っこくない。金目鯛の皮目だけをしっかり焼き上げたものは口に入れると香ばしい脂が口の中に迸る。続いてブリの腹身部分を大根おろしを巻いてバーナーで炙ったもの。大きくカットされた蒸し鮑には肝を潰して出汁で溶いたものが乗る。大きな鮑茸に隠れた和牛イチボ肉のステーキはにんにく味噌に漬け込まれた卵黄が載せられる。クエの握りにはポン酢を吉野葛で溶いたものでいただく。

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途中でもずく酢とかつら剥きにした胡瓜で紅ずわい蟹を巻き込んだ酢の物が提供されて口の中はすっきり。。

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網走産のキンキの握りは骨で取ったスープと一緒に供される。北海道のバフンウニは小鉢に入れられて炭塩と一緒に。白魚のかき揚げとふわふわに仕上げられた煮穴子、海老と白身魚のすり身が入った玉子で料理は終了。途中でウチワ海老の殻を使ったみそ汁も秀逸でした。

厳選されたお酒と約30種類提供されるすべての料理がおいしくて腹パン状態。

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最後のやわやわの自家製わらび餅も他店にはない美味しさ。いい値段でしたが内容を考えると大満足。外国人を連れてきたら絶対に喜ぶと思う。5人以上で貸し切り可なので仲間でワイン会とかしても楽しいと思うな。。

大阪市北区国分寺2-3-13
06-6809-6678
17:00~23:00

*ホマキ(堀北真希)引退だな・・・幸せになってほしいな。。

カテゴリー 天神橋筋六丁目, 寿司 |

寿司処 ひろ

天満にお好み焼きを食べに行ったら満席の大行列状態だったので近くにある表記の店にウオークインする。L字カウンター8席のみの明るくて清潔感のある小体なお店。若いイケメン店長がすべてを仕切る。

こちらは界隈に寿司の姉妹店3店舗を運営したりもんじゃ焼きのお店やお肉系の居酒屋を広く展開する会社がされているとのこと。

旬のおまかせは造里・寿司・一品・汁物で6000円。他に「おまかせ」が3500円。「握り10貫」3000円コースなどいろいろな注文の仕方がある。この日は好きなものを好きなだけいただくことにする。

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座付きはホタルイカ。お造りは熟成した天然鯛。天然ブリ、皮目を焼いたサワラ、生ダコの漬けの4種盛り。

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辛くない日本酒を所望したら佐賀県の鍋島をすすめていただいた。鰻の白焼きは仕上げにバーナーで炙るために焦げ臭くて残念。最近バーナーを使う寿司屋が増えて悲しい。焼き網でじっくり焼けばいいのにと思いながら牡蠣の松前焼きを所望する。生ガキは社内で禁食になっているのでしっかりと焼いていただく。ブランドである坂越のものらしいが味わいはイマイチ。。

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このあとはお任せ握り。細かく包丁目を入れた剣先烏賊は口の中で溶ける。関西では原正が始めた切り付け。コハダは1枚漬け。甘味の少ない赤酢のシャリとの相性はいい。ガリも赤酢で炊いているために独特の発酵臭があるのが個人的には嫌。シラサエビは王道の美味しさ。

釣りの鯵、のどぐろと続いて軽く炙られた長崎の雲丹。最後に自慢の穴子を食べてくださいと言われたので言われた通りにいただく。柔らかくしっかりと炊き込まれていて自慢するだけのことはある。適当にお酒もいただいて一人8000円の会計でした。

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帰りに近くのバーで行なわれたバイオリンとピアノのジャズ・ラテンセッションを見に行く。予想以上に素晴しくて感動。いい時間を過ごすことが出来た・・

大阪市北区天神橋5-6-2
06-4800-2480
営業時間: 17:00~23:00


カテゴリー 扇町/天満, 寿司 |

すし豊2月

普段からヘビーユースする地元の寿司店を今年初めて友人と訪問。阿倍野の王子神社のすぐ近く細い路地を入った昭和な感じの小体な店構え。「あまから手帳の美味しい寿司100選」の表紙にもなったことがある。店内はカウンター8席と小上がり2卓。ご主人とご子息、奥さんの絵に描いたような家族経営。

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寒かったので最初から熱燗を所望。この酒器もこちらのお店の特徴とされるもの。

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焼き筍を注文したら焼き上がるまで自家製の塩辛を出していただいた。スルメイカを使った濃厚な味わいに酒が進みまくる。

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自家製の海苔の佃煮に山葵を刻んでいれたもの。簡単なものなんだけどとびきり美味しい酒肴である。

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皮ごとじっくりと焼き上げ蒸し焼き状態となった新筍はまずそのままで身の部分をいただいて姫皮は味噌を乗せて歯で柔らかいところだけ削り取るように食べる。ご主人が丁寧に食べ方まで指導いただけるのが楽しい。

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目の前の水槽にはこの時期ならではのモロコが泳ぐ。これを炭焼きにしていただくんだけど元気がいいのでまずは氷水につけて仮死状態にする。それを焼き網2枚で挟んでじっくりと焼き上げる。

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3杯酢をつけていただくんだけどこれもご主人から食べ方の指南が入る「このモロコは3口で食べてね〜。最初は頭だけをかじってね。身体の脂が頭に廻って唐揚げ状態になってるよ〜」「頭をかじったら空洞が出来てお腹に空気が入るから少し冷めて食べやすくなるよ〜。尻尾を残してかじってね〜」「3口目は尻尾だけ食べてね〜。よく動くとこだから美味しいよ〜」とのこと。

言われた通りの作法でいただくとより美味しく感じるのが不思議。

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焼きたてのモロコをよく冷えた濁り酒と一緒にいただく。

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このあとはお任せで握っていただく。最初は今が旬の大阪湾のグレを昆布締めにしたもの。磯魚特有の臭みもなくクリアな脂が舌の上で溶ける。しっかり締めた大きな小肌はコノシロのサイズ。江戸前の仕事をした煮蛤には濃い目の煮詰めがかかる。2晩寝かして旨味がしっかり乗った河豚はポン酢でいただく。

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こちらのお店のスペシャリティーのヤリイカの印籠は江戸前の仕事で軽く炙られて客に提供される。烏賊の胴体とシャリの間に白子が入り、両端はイカの卵が入っていて味わいの異なりが楽しい。柔らかく煮込まれた鮑に炙って提供されるカンパチ。

この店で一番固いといいながら提供されるイクラ。 岩手県の産卵直前の川に遡上する前の完熟卵にこだわる自家製。一口で頂くとピンポン球のように口の中で暴れまわる。最後はしらさ海老で〆

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最後の漬け物も名物。つまんで飲んで一人7000円くらい。ご主人のお人柄もよくて大好きな店です。名前は安田豊次、だから「すし豊」です。

過去の「すし豊」はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
電話:06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日


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