大阪市

カフェラポッサ

今年の5月にオープンした西田辺駅交差点を北に上がった、あびこ筋西側に位置するカフェ。元うどん屋の古い2階建てを改装してるんだけどオーナーのセンスの良さがファザードから溢れ出ている。当然内装もカッコいい。。

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小さな中庭もありこの時期はとても過ごしやすいので2坪くらいのスペースで秋空を見ながら軽く飲む。オリーブオイルたっぷりの本格的なピザとともにビールやワインなどいろんな種類がありちょっとしたビストロ気分が味わえる。

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お店をされているのはお母さんと娘さんの美人親子さん。お父さんはニューヨーク出身のアメリカ人。夜になると店の前のテラスでワインを傾けておられる。

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食事メニューも充実していてこの日はおばんざいをすすめていただく。

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自家製ピクルスは和風な感じ。

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自家製のポテトサラダにキムチが乗ったナムル盛り合わせ。揚げと菜っ葉の炊いたものどれも丁寧に作られていて安い白ワインにぴったり。

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おでんは蓮根と鶏肉と大根と人参と糸こんにゃくと卵。どれもしっかりと味が浸みていてかなりおいしい。

娘さんは当然ハーフなんだけどキュートで超可愛らしい。晩ご飯も対応可能な便利でおしゃれなカフェでした。ここは超ブレイクする予感がする。
大阪市阿倍野区阪南町5-5-4
090-8208-8989
営業時間10:00~22:00
定休日月曜日・火曜日

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カテゴリー 西田辺, カフェ |

小好寿司

中津で経営セミナー参加のあとお世話になっている不動産会社の方と表記の店で会食。阪急電鉄京都線阪急梅田駅茶屋町口より徒歩1分、カッパ横町のすぐ近くのもうすぐ創業50年(らしい)の12席の三角形のお店。

客筋もよく近くの病院お先生やお金持ち外国人もよく訪問される。中国、韓国、台湾、スペイン、アメリカなどいろんなところから来られるが御年80のご主人はどこの国の言葉でも対応出来るインターナショナル鮨職人。店に通路がないので人影のないカウンタ−の後ろの扉を開けて入店する。少しテクニックが必要だけど女将さんが親切に教えてくれる。

まずはキリンの冷やしビール(こちらの店ではそう呼ばれる)で乾杯してまずはお造り盛りあわせ。

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大振りにカットされた天然ブリと平目、鯛、鮑ちゃん。名物のあわびちゃんはいつもコリコリで美味しすぎる。この店ではネタはすべて「ちゃん」づけで呼ばれる。生の肝の磯の香が元気が出る感じでいい。

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毎年この時期だけでてくる秋しか採れない高知産の筍の四方竹(しほうちく)をすすめていただく。切り口が四角いのが名前の由来。秋が旬のタケノコと言うのが珍しくて嬉しい。10月の一周目に毎年市場に出回って11月になると終了。

シャキシャキした歯ごたえとほのかな苦みが特徴。東京では超高級食材として取り扱いされている。で、味も春のタケノコより染み込みやすく、地元では数少ない秋の山菜として古くか。皮を剥いたとたん変色するので現地で茹でられたものをクール便で出荷されている。整腸作用や高血圧に効くらしい。

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ここから常温の黒松白鹿を啜りながら握っていただく。まずは好物の蛸。レアに湯がかれて味がとても深い。

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巨大赤貝は磯の香が強烈。ヒモと身がセットとなっている。貝類はすべて塩で頂く。ご主人の塩の降る所作も芸術的。

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同伴者はカマ部分の大トロ、中トロ、赤身のマグロ3兄弟。冷凍だけど大振りの海老の握りも大好物。

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目の前で大きな貝殻を潰す作業も楽しいツブ貝の握り。これもコリコリして口の中が海水浴状態になる。

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ムラサキ雲丹はミョウバン不使用。甘くて滑らかで滋味深くて淡い美味しさがバフン雲丹よりも個人的には好み。

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軽く〆た秋刀魚は脂たっぷり。大振りにカットされているので口の中が釧路港になる。シャリとのバランスはいいとはいえないがこの店ではそんなことは関係ない。ご夫婦の話を聞きながら外国人の客と話しながらかなり楽しい時間を過ごす。

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大きな一本付けの穴子は柔らかいだけじゃなくて味がいい。大振りだけど味がかなり深く北新地の高級店を凌駕する仕上がりと美味しさ。

この日は日本酒飲みまくって2人で「1億7000万円!」とのこと。

いつものように「安っす〜」と答えると続けてお釣りを「30億円!」と言われて渡される。毎回同じかけあいをしてはや25年なり。予約不可なので開店と同時に入店するのが確実。トイレはないので入店前にDDハウス済ますのがお約束。
大阪市北区芝田1-3-12
06-6372-5747 日曜 水曜休み


カテゴリー 梅田/JR大阪, 寿司 |

懐石料理徳 住之江本店

土曜日の昼に私どものお店で親戚の法事の料理を相伴させていただいた。土日はいつも満席になるので自社であっても数ヶ月前から予約が必要。社長であっても容赦がない・・・

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先付けは馬鈴薯羹(じゃがいも味を付けて裏ごして寒天で固めたもの)。上にはじゃがいもをかつら剥きにして刻んだものに煎り雲丹をパラリ。手前にはむかご(山芋の芽)の塩蒸しとほうれん草の葉。海老をつぶした餡がかかる。地味であるがしんみりとした味付けで私どもの総料理長の気合いの入った手仕事である。

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お造りは織部の皿にヨコワと剣先烏賊。ヨコワの皮の炙ったものと烏賊の上には温泉卵の黄身を添えてコクを出す工夫。

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マグロ等の赤身の苦手な私用に太刀魚の造り。皮を炙っているのでとても香ばしい。気配りに感謝。烏賊の鮮度に驚く。

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煮物椀は枝豆やあずきが入った萩糝薯。その横には月見をイメージして柔らかく炊かれた子芋。上質の松茸。ほうれん草の軸と細く刻まれた青柚子でススキをイメージ。手前の銀杏はカボチャをペーストにして白玉粉に混ぜたもの。モッチリした舌触りがとても面白い。最高級の昆布と鰹節を使用した出汁はすっきりしながらも滋味深い。

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八寸は小鉢に鯛昆布締めと紅白なます等が入った「錦秋和え」手前の器には「カマスの酒盗焼き」真ん中は柔らかく上品にあっさりと炊き込んだ「子持ち鮎」。大和芋を柔らかく炊き込んで卵黄を塗った黄身焼き。チーズを練り込んで作るチーズ豆腐。鯛の身で作る木の葉の形をした「鯛煎餅」。紅葉の形をしたさつま芋煎餅。柿を模したサーモン寿司など。どれも手のかかったいい仕事でかなり美味しい

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いまやお店の名物となっている但馬牛を使用した和風ローストビーフ。赤身肉だけど小さくサシが入っていて噛み締めるとジュワッと脂の甘さが口いっぱいに広がる。醤油ベースのタレにつけて低温で蒸し焼きにするために柔らかくてとても美味しい。

白いソースは豆腐を裏ごしして調味したものに柴漬けを隠し味に入れたもの。あっさりしながらも酸味があって肉と一緒に頂くととても深い味わいとなる。

あしらえは白茄子を昆布〆にしたもの。サッパリしてとても美味しい。外国種のカボチャのバターナッツをしんみりと味を付けたもの。蓮根を真っ白に炊き上げたもの。どれもがいい仕事である。

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最後は天ぷら。揚げ物はあまり出さないが大振りの大きな車海老が入荷したときは出すようにしている。生きている海老を使用しているので甘くてプリプリでとても美味しい。長芋と真菰竹、青唐とともに天つゆで頂く。

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〆のご飯は占地とホタテ貝柱が入った炊き込み御飯。土鍋で炊かれるのでかなり美味しい。田舎味噌仕立てのみそ汁は浅利が入る。

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デセールは果物盛り合わせ。軽く炊かれた梨、キウイ、巨峰、マスカット、ブルーベリー、木苺、柘榴の盛り合わせ。上には透明のゼリーがかかる。

これで税別5000円なり。もっと食材を上質にした7000円、10000円のコースもあります。こちらのお店は完全予約制。。。昼のお手軽なランチは予約不要。。お得なのでいつも満席です・・

大阪市住之江区東加賀屋3−15−9
06−6683−0045

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カテゴリー 北加賀屋, 和食 |