大阪市

創作和食 八

千日前のアカヒゲ薬局の裏にある友人の店を訪問。以前は炭火焼肉のお店だったんだけど敏腕和食料理長を迎えて業態変換する。路地にある隠れ家風の店の2階にあがると12人座れる大きなテーブルが2つ。そこに七輪を置いて肉・魚などを焼いたりすると聞く。炭火焼の他にもメニューは多彩。

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名物は懇意にしている卸売りから仕入れる巨大な国産天然鰻。この鰻のタレ焼きと白焼きがこちらのお店の突き出しとなる。皮をさっと炙って食す。山葵や山椒、柚子胡椒などいろいろ薬味があるので食べ飽きる事がない。思ってた以上に美味しい事に驚く。オーナーはラン友なのでランニング談義に花が咲く。

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新玉ねぎのサラダは680円。醤油系のドレッシングがかなり美味しい。

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北陸の漁港から直送の鯵の干物。七輪で焼く。。あっさり系の赤ワインと合わせる。

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烏賊干物もかなり美味しい。レアに焼いてマヨネーズをつけていただく。

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地鶏の味噌漬け780円も浸かり加減が素晴しい・・・美味し過ぎてどんどん食が進む。

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鰻が美味し過ぎたので追加でさらに頂く。写真はハーフサイズ1600円。かなり安い値付けである。半分サイズでも普通の養殖鰻の2本分の大きさ。。脂がのりまくっていて口に入れると鰻のエキスが口中に広がる。鰻は高タンパク食品なのでアスリートの食事にはいいらしい。

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料理長が是非食べてほしいという出汁巻は580円。高火力で一気に巻き上げたこれ以上はないというレベルのもの。

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半助(鰻の頭)もじっくりと焼いていただく。。

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旬の野菜の天ぷらは980円。たらの芽、蕗の薹、こごみ、筍・・・

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〆は柔らかく濃厚に炊かれたスジ肉と卵の丼 。。。なんでも美味し過ぎてお酒が進み過ぎてしまうのが欠点かな・・・

大阪市中央区難波1丁目3-12
06-4963-2929
16:00〜23:00(L.O. 22:30)
定休日 月曜日

創作和食 八創作和食 / 大阪難波駅日本橋駅近鉄日本橋駅

夜総合点★★★★ 4.0


カテゴリー 難波, 和食 |

麺や 六三六 十三店

十三に用事があって急ぎのランチで表記の店を訪問。商店街の中にあって結構大きめの店舗。14店舗を関西圏で展開中。お店は長いカウンターと2Fにも席があるような感じ。つけ麺が有名らしいが濃い〜味が苦手なのでデフォルトのラーメンを所望する。

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【主なメニュー】

六三六らーめん:690円 特製六三六らーめん:880円 味玉らーめん:780円 チャーシューらーめん:890円 味噌煮干らーめん:750円 特製つけ麺:850円 小盛:750円 麺大盛:+100円

HPには「六三六のスープは、日本のおいしい煮干しと北海道産の昆布でだしを取り、14時間豚骨を煮込み、別鍋で5時間鶏ガラを煮出し、その二つを合わせて野菜を入れ更に5時間煮込んだ、普通の3倍手間のかかる製法で作り上げます。麺は、スープにあった太麺を作る為に研究をかさね、厳選した粉を使って調合し、スープに負けない極太麺が出来上がりました。チャーシューも、厳選した四元豚を使用し、秘伝のたれで数時間煮込んでおります。香り・おいしさをより一層ひきたたす為に、お出しする前に焼く事により、肉の持つ味わいを最大限にだしております。こだわりぬいた一杯を是非ご賞味下さい。」と書かれている。

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トロミのあるスープは野菜が溶け込んだ感のあるやや甘味さのある濃厚だけど優しい味。昆布や煮干の香りがしっかりする。分厚く柔らかいシナチクと炙ったチャーシューもいい。麺は中くらいのストレート。一言で言ってしまえば普通に美味しい感じかな・・・

大阪市淀川区十三本町1-10-4
電話: 06-6390-7161

麺や 六三六 十三ラーメン / 十三駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 十三, 麺料理 |

セイロンカリー

大正にあるスリランカ料理のお店。今は寂れまくっている泉尾商店街に光り輝く繁盛店。商店街入り口にある王将だけが繁盛している感じ。大正駅から遠いので車で行くのがお薦め。お店はスリランカの国旗が目印。満席だったので店の表で待つ。

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お店はスリランカ人シェフのランジさんと日本人女性オーナーで営業。カウンター4席とテーブル10席。家庭的な感じがとてもいい。

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ランチは通常3種類。
・Aセット(フライドライス+タンドリーチキン+ミニサラダ)/880円
・Bセット(本日のカリー2種類+ナン+チキンティッカ+ミニサラダ)/880円
・Cセット(アンブラ)/1,000円

入り口で一緒に並んだスリランカ人がCセットのアンブラがお薦めと言うことなので所望する。このスリランカの「母の味」のライス&カレーの「アンブラ」はカレーはチキン、ビーフ、フィッシュの3種類から選ぶことができる。米は200円増でバスマティライスにしてもらう。スリランカ料理の店なんだけどナンやタンドリーチキンなどの北インド料理もある。

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隣のスリランカ人と世間話をしながら料理を待つ。スリランカ人が「ここは最高に美味しいよ」とか「スリランカの正月は4月」とかどうでもいい話で盛り上がる。彼らは店に設置された手洗いで手を洗っておもむろにカレーを手でかき混ぜて食す。「カレーは手で食べたら美味しいのよ」と言っていた。

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ポークカレーを主体とした数種類のカレーと副菜がワンプレーとに乗って出てきた。上に乗っているのはパパダン。私もスリランカ人を真似て手洗いをして手で食べてみる事にする。

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スリランカ人客が「熱いから火傷しないでね」と親切に言ってくれる。バスマティーライスに染渡るまで力を入れてしっかりと混ぜ混ぜするのがスリランカスタイルらしい。

ポークカレーとレンズ豆のカレー、野菜の炒め物のようなものまでしっかり混ぜ合わせる。スリランカの客と一体感を感じながら食す。辛み、甘味、酸味が絡み合ってえも言えないカオスが味蕾を直撃する。混ぜる事で味が化学反応を起こしたような今まで食べた事のない美味しさにひっくりがえりそうになった。

味の重なりようが優しくて深みがあって尖ってなくて適度なスパイス感もありながらまろやかすぎる美味しさに圧倒される。女子高生なら「ヤバーい」と口に出るような感じであろうか。

指先でぬちゃぬちゃ混ぜ込んで小さく小山を作っておもむろに顔を皿の上に持っていって食べる。。生まれて初めて手で食べるスリランカカレーに感激した。日本人の客でもこの店では手で食べる客は結構いてると言っていた。この店は間違いなくハマるな・・・

大阪市大正区泉尾3-14-21
TEL06-4977-0636

セイロンカリーインド料理 / 大正駅

昼総合点★★★★ 4.0


カテゴリー 大正, インド料理, カレーライス |