近畿地区

渓流床 8月

友人と暑気払いに8月下旬に訪問したお店です。。こちらも時差投稿になります。

洛北にあるしょうざんリゾートの中にある表記の料理店を訪問。かなり大きな敷地の中には色々な種類の飲食店や結婚式場を含む宴会場などもある。最近は宿泊施設でヒルトン系列のホテルも敷地内にできたと聞きおよぶ。

その敷地内の広大な日本庭園の横を流れる紙屋川の上に張り出した「渓涼床」で夏限定で会席料理を提供されている。過去に何度か訪問しているけど夜に伺うのは初めて。

足元には日が沈むまでは川の様子もよく見えて魚の泳ぐ姿も見ることができる。夜になると川のせせらぎと川面を抜ける風が心地よく、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に一変する。

冷たいビールで乾杯。先付けは「トウモロコシ寄せと夏野菜」。着物を着た女性が接待をしてくれる。外国人は大喜びのロケーションだろうなと思いながら食事をいただく。続いては蓋物に入った「フカヒレの茶碗蒸し」。フカヒレは丁寧に戻しており、茶碗蒸しの味との相性も悪くない。お造りは「鱧の落とし、鮪の中トロ、鯛の昆布〆」

続いてのお凌ぎは「野菜寿司2種」。メインの「鮎の塩焼き」は琵琶湖産。丁寧に焼きこ込まれていて日本酒と一緒に美味しくいただく。続いては鰻の東寺揚げ、紐唐辛子とヤングコーンの素揚げ。ガラスの器に入った冬瓜と帆立貝柱の含め煮。食事は夏野菜の竈焚きご飯。デザートはグレープフルーツゼリーでフィニッシュ。大阪からは少し遠いけど自然の中で美味しい会席料理をいただき、いい暑気払いになりました。

過去の渓流床はこちら

京都府京都市北区衣笠鏡石町47


カテゴリー 和食, 京都市 |

グリル一平

尼崎にある表記の老舗洋食店を訪問。阪神尼崎駅から徒歩10分くらいのラブホテルや風俗街のある場所に位置する。神戸の新開地等にある同名の洋食店とは無関係。昭和47年創業でお店は石造りで壁全面が蔦が絡まるインパクトのある外観が特徴。

1階はカウンターとテーブル数卓、2階は全てテーブル席の大箱。店内は薄暗くてテーブル席のチェックのクロスなど昭和感がしっかり残る。現在は2代目が調理場を切り盛り。尼崎ではナンバーワンの洋食店と言われている。

メニューは手書きのイラストもあり単品とセット、コースを合わせると100アイテム程あるので目移りする。クリームコロッケやハンバーグが有名で色々な組み合わせのセットメニューもある。

この日はスープ、有頭海老フライ、ハンバーグ、クリームコロッケ、ライス、コーヒーのついたブラボーセット2400円を所望する。

最初に量もたっぷりのコーンフレイクの様な浮き身の入ったポタージュスープ登場。黒コショウ、パセリが浮かぶ。さらっとした舌触りで塩味はかなり強い。

メインの皿がしばらくして登場。創業以来、同じレシピで作り続けるこだわりのハンバーグはどういうわけかとても軟かくてフワフワトロトロな感じ。下に敷かれたケチャップ味のパスタもしっかりとした量がある。お店一押しのクリームコロッケはとてもミルキーな味わい。エビフライもしっかりとした身で食べ応えありナイフを入れても衣が離れない。。

週末はクラッシックピアノやジャズギターなどの生演奏もあるとのこと。お店の前にコインパーキングあり。

尼崎市東難波町5-15-14


カテゴリー 兵庫県, 洋食 |

中華そば 埜邑 (ノムラ)

友人から勧められた弁天町にある表記の人気店を訪問。弁天町駅を北西に徒歩3分ビルの一角に位置する。店の前にコインパーキングあり。

店内は白をベースにした木調の清潔な雰囲気。最初に券売機で食券を購入する。横でスタッフさんがお勧めや内容の説明をしてくれる。店内BGMは三味線でこれもとてもクールな感じ。この日は友人お勧めの「坦々麺ダイブ飯セット980円」の中辛を所望する。

しばらくして着丼。坦々麺だけど汁なしは初めて。ビジュアルが特徴的でとても美しい。最初に渡された「食べ方指南」に従っていただく。
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①着丼したら「20秒」以内に写真を撮りましょう。
②レンゲとお箸でよく混ぜ混ぜ(最低5回は混ぜましょう)
③約32種類のスパイスと深みを味わいながら集中してすすりましょう。
④思ったより辛いと思ったら温玉(+100円)を投入しましょう。
⑤卓上の味変アイテム(煮干し酢/オレンジ酢/ 昆布酢)を入れてみよう。
⑥麺がなくなってタレが余ったら一口ご飯の「ダイブ飯」を投入。レンゲで混ぜて最後の一口まで味わおう。

坦々麺の具材はチャーシュの角切り、玉ねぎ、炒ったカシューナッツ、フライドオニオン、水菜、柴漬け。その下にモチモチのやや縮れ太麺が隠れている。鉢の底に麻辣味でスパイシーなタレが沈んでいるのでよく混ぜて味をなじませる。よくかき混ぜて一気にいただくとザクザク、ポリポリ、ツルツル、ゴリゴリな食感と色々な味の重なりがあり、とても楽しい。濃口醤油系のタレのバランスも良くて穏やかな味わいに中に辛さと痺れがあってとても心地よい。

指南書通りに途中で煮干し酢を投入すると魚介感が増す気がする。昆布酢は和風な感じに味が変化、オレンジ酢はさっぱりと締まった味わいになる。最後に60グラムのダイブ飯を投入。梅干しもついているのでさっぱりといただくことができる。ありがちなジャンク感を予想していたけどかなり洗練されていてよく研究された一品である。最近のラーメン業界の進化にはびっくりさせられることが多い。食後の膨満感もなくとても美味しくいただきました。。

大阪市港区波除3-9-2
06-6568-9278
平日 11:30~15:00 17:00~22:00
金土 11:30~15:00 17:00~26:00
無休


カテゴリー 兵庫県, 麺料理 |