住吉

いづもや 09初秋

私が大阪の鰻はここと知人にいつも紹介しているお店。 阪堺線と上町線の交差する住吉(昔は住吉交差点と言っていた)という駅の真ん前で ずっと昔からかば焼き一本でされている地元の名店。 真っ白けののれんと軒先からの煙が目印でお店の中はカウンター4席。 歪んだテーブル席4人がけが4つ。お店の中も昭和にタイムスリップしたような錯覚に陥る。 年季の入り方が半端やない。。接待するおかあはんのあったかい雰囲気も素晴らしい。 鰻は関西焼きで香ばしくパリっと仕上げていてもちろん炭焼き。。若い店主(といってももうベテランの域だが)の丁寧な仕事はありがちな焼きムラや焼きの甘さも全くなく中はふんわりしていて、関東風の ふんわりした食べ応えのない水臭い蒲焼とは完全に一線を画している。ご飯は独特のやわらかさで(個人的にこんなのが大好き)たれもまんべんなくまぶしてあってしかも甘すぎず辛すぎずで私にとってのベストオブザ鰻どんぶり。。 器とかの見栄えは悪いがきっちりとした仕事も敬服するし、肝吸いもありがちな水臭さもなく、しかも鰻店の吸い物のルールもちゃんと守られており、言葉どおりのええ塩梅である。必ず注文してもらいたいと希望する。 idumoya9gatu.JPG まむし(鰻どんぶり)は600円、800円、1000円(写真)、1500円、2000円とあり1000円のが昔から特上と呼ばれている。私はいつもこれを所望する。2000円のは器に鰻が敷き詰められているのを前に見たことがある。1500円の分は1500円の頂戴!と言わねばならないし2000円のも同様である。 (ちょっとややこしいのだが・・・しょうがない)30代前半の頃、将来出世したらこの店の2000円のどんぶりを食べようと心に誓ったことを思い出す。しかし今だ食べたことがない・・(涙) 600円の分は丸型のまさにどんぶりに入って鰻が2切れでこれもまた味わいがあってよい。個人的にはお勧めである。 住吉大社の参拝の帰りにぜひお勧めの名店。この店はまさに大阪の至宝といえる。 大阪市住吉区東粉浜3-29-1 06-6671-2768 11:30~売り切れまで 定休日 水曜日


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いづもや

いろんなところで鰻をいただくがこの店が私の中ではベストワン。 好みの問題もあるが昭和の香りがいっぱいのレトロな店内は 空気が止まっているよう。 肝心のうなぎどんぶりは600円からの低価格。 いつも私は1000円の特上をいただく。 しかしながら1500円や2000円のどんぶりがあるのも不思議。 この店のどんぶりが絶品なのは米が旨い。少し柔らかめに炊かれているが店の奥で 釜で炊いている。米がふわふわ。その米に少し甘めのたれがよくなじみ 御飯だけでもビールが飲める御馳走となっている。 一度ここの蒲焼1匹丸ごととビールとうまきをいっぺんに注文して締めにたれかけご飯を頂くのが 私の今の夢です・・・ 本で肝心のうなぎは完璧な関西風の炭火焼。炭火ならではの表面はパリっと焼かれて 中はふんわりジューシー。一口食べると肉汁(ウナギ汁・・?)が出てきそうなくらい今日は完璧な 焼き加減だった。 肝吸いも決して濃すぎず滋養が体の隅々まで行きわたるような加減・。。 お店の方も親切。下町のお店の見本のような感じ。 阪堺線住吉駅前 近くにコインパーキングあり(隣は値段が高いので100メートル北側おすすめ) izumoya08.JPG


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廣田屋

200705151250000.jpg 南海本線住吉大社駅から徒歩1分にある老舗和食店。 豆めしが有名。 普通のうすい豆を使った豆ご飯と違ってここは炒った鶴の子大豆を使用。 大豆も北海道産にこだわっている。 今日は天ぷら定食1000円をいただく。海老や季節の野菜の天ぷらと 煮物がついている。しんみりと炊き上げられた煮物盛り合わせは 薄すぎず濃すぎずさすが老舗の貫禄を感じさせる。 看板の豆めしは炒った大豆が香ばしく少し塩気のある白ご飯と ベストマッチング。大丸百貨店の地下でも販売しているらしい。 お座敷や大広間もあり会議や法事にもぴったり 夜は5000円からの会席や鍋物もあります。 お店は歴史を感じさせ、4代目の店主も男前。 リーズナブルな価格も魅力的。 ここは住吉の名店。 たぶんこの場所にこんなお店がと目からうろこ間違いなし・・・ ペロペロ日記見たよと言えば店主ご飯大盛りにしてくれる・・・かも http://www.oct.zaq.ne.jp/hirotaya/index5.html (お店の由来をホームページより引用) 明治の終り頃 今の四ッ橋に「廣田家」という旅館が有りました その旅館の主人の姪にあたる「前田かめ」は旅館の仕事の手伝いをしていましたが 大正の初め その旅館が道路拡張のため 立ち退く事になったのです 大正4年「前田かめ」は従姉妹の「つる」さんと 住吉公園で茶店を開き 住吉大社の参拝者や 住吉公園の来園者に向けて 商売を始めました 同じような茶店が並ぶ中 他の店とは違う物をと考案したのが「豆めし」でした ハスの葉を使った「ハスめし」等も試作しましたが 評判は良くなかったそうです 大正6年 「つる」さんは 天王寺に店を構え 「かめ」は現在の場所に店を構え 旅館の屋号だった「廣田家」を譲り受け 天王寺の「廣田家」 住吉の「廣田家」 として 従姉妹どうし頑張って店を盛り立ててきたのでした。 *天王寺の店は現在廃業いたしました 大阪市住吉区長峡町4番40号 電話番号 06-6672-5678 Continue reading


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