谷町六丁目

エクローチェ 「伊賀牛を食す会」

昭和8年創業の住吉の老舗精肉店の「うしや」が開催する「伊賀牛を食す会」に参加。この日の会場と料理は天神橋筋6丁目にある表記のイタリアンレストラン。総勢14名の参加者で最初に使用される牛肉の紹介と料理献立、ペアリングワインの説明。。

この日の参加費はワイン6種類のペアリング含めて15000円。

最初の一皿はマンガリッツアポーク豚トロのアフミカート(燻製にしたハム)焼肉でよく見かける豚トロは首の根っこ部分で脂がいっぱいだけど思いの外あっさりした味わい。

続いて伊賀牛のカルパッチョ。部位は赤身ではなく「さんかく」と言う、いわゆるバラ部分。軽く火入れされていてねっとりとした脂がとても甘い。この料理に合わせたイタリアのソアーヴェクラッシッコラロッカが濃くてとても好みの白ワイン。

続いてあっさりとした艶ポークバラ肉と冬野菜のミネストラ(ミネストローネ)は茶色のパサテッリ(パスタ)が入る。トマト味のイメージだったけど色々あるのね。野菜は黒キャベツやほうれん草など。

続いて伊賀牛のスネのペポーゾ(煮込み)ポレンタ(トウモロコシを砕いて練ったもの)添え。。しっかりと食べ応えのあるものだけど見た目よりあっさりして食べやすい。

次に出てくる赤牛のイチボ肉のプレゼンテーション。

赤牛イチボのロースト、オニオンアーモンドソース。肉自身がヘーゼルナッツのような香りがする気がした。とても柔らかで赤身だけど細かなサシが入ってかなり美味しい。

このメインはヴィエッティ ランゲネビオーロ バルバッコマグナムと合わせる。

パスタは伊賀牛ミンチで作ったボロネーゼソース、モチモチ食感の手打ちのタリアテッレを使用。

デセールはいちごのアフォードにピスタチオのジェラート。。お腹いっぱいで大満足。。ごちそうさまでした。この肉の会は定期的に開催されます。参加希望の読者様はshatyo@nori-net.jp まで連絡ください。開催情報お知らせさせていただきます。

うしやのHPはこちら

大阪市北区浮田1-4-21

 


カテゴリー 谷町六丁目, イタリアン |

まずはカルボナーラかボロネーゼ(Pasta! Pasta!! Pasta!!! di Tanimachi6 )

ジムトレーニングの後でかなり変わった名前の表記の店を訪問。谷町六丁目駅4番出口から徒歩5分。交差点の一つ西にある信号を空掘商店街の方向(南側)に100mくらいいった桃園公園の北側の複合施設「萌」の1階に位置する。周りに数カ所のコインパーキングあり。

こじんまりとした店内は公園に面した明るい日差しが入るカウンター5席とテーブル席が3卓。厨房前のカウンターにも数席あり。入り口にはシンクがあって手が洗えるようになっている。シェフと配膳のアルバイト女子の2人体制。現在はランチ営業のみといっておられた。お水はレモン入り。。

メニューは店名通りカルボナーラとボロネーゼと本日のパスタ(この日は明太子カルボナーラ)それらのパスタにサラダやスープ、バケット、デザート、ドリンクなどがつくセットが数種類となっている。この日はボロネーゼと彩サラダとスープで1,100円のセットを所望する。

最初の冷製スープはヴィシソワーズ。じゃがいも感を残して塩味を控えめにしたもの。彩サラダは名前の通りかなりカラフルで丁寧でボリューム満点。人参のドレッシングがシンプルかつ濃厚でとても美味しい。

そしてメインのボロネーゼが着皿、淡路麺業の生パスタで全卵を使った幅広のタリアテッレ(平麺)を使用。麺の上には挽肉ではなくて何時間も赤ワインで煮込んだ香り豊かなビーフシチューのような3種類のブロック肉をカットして作った牛肉の塊の半ほぐしが大量に乗せられる。その上には芳香なパルミジャーノレッジャーノがてんこ盛りになっている。

香味野菜を使用したソフリットとても甘くて香ばしい。リストランテでいただく本気のゴージャスな仕様でパスタ専門店では見かけたことがない。もちもち食感で風味豊かで濃厚な存在感のある完璧パスタ。量もたっぷりあって食べ終わるとお腹いっぱいになる。次回は生クリーム不使用でスパゲティを使用したカルボナーラをいただきに再訪します。

大阪市中央区谷町6丁目5-26
複合文化施設『萌』1階
06-7410-2321
水曜定休


カテゴリー 谷町六丁目 |

割烹とんぼ 8月

上町通りの上町2丁目の交差点北東にある表記の割烹料理店をランチタイムに訪問。こちらは創業180年のなにわ料理の老舗店で現在の場所でも既に50年くらいになると以前聞いたことがある。30年くらい前にはこの店で食事ができるようになれば1人前と人によく言われた記憶がある。当時店を仕切っておられた年配の奥さんは今はもういない。

店に入るといきなり厨房が見える。その横を通って個室仕様になったそれぞれの客席(椅子席や掘りごたつ席など10室くらいあったような気がする)に案内いただく。個室に入るまでは昭和の頃の路地に迷い込んだ既視感を覚える。

こちらのランチメニューの名物は15年前くらいから始まった大きな海老を使用した天丼1450円。そのほかにもマグロ漬け丼や鰹漬け丼、うなぎ定食、天ぷら定食やミニ懐石などもある。

それぞれの部屋には銅鑼や太鼓、鐘や鈴など異なった鳴り物が置いてあり、店の方を呼ぶときに鳴らすルールとなっていて、店のスタッフさんはそれぞれの音色を聞き分けて客の元に行くようになっている。。

しばらくして着丼。丼の中にそそり立つ大きな海老が2本と大葉と海苔のシンプルな構成。海老天は「巻き揚げ」で揚げられていて細かいサクサクの衣がとても香ばしい。海老は食べ応えのある大きなシータイガーを使用。プリプリの食感と海老の旨味がなんとも言えない美味しさを醸し出す。濃すぎない上品な関西風のタレも口によく合う。すぐ隣にコインパーキングあり。。昼からいいご馳走をいただきました。

大阪市中央区上町1丁目26-13


カテゴリー 谷町六丁目, 和食 |