恵美須町

カレーや マドラス

日本橋にある表記の人気カレー店を訪問。恵美須町駅から 徒歩約5分。
日本橋方面だけど人通りが少ない裏通りに位置する。界隈にコーンパーキングあり。JRなんば近くの難波元町店や堺筋本町店もあるけどこちらが30年以上続く本店。

昭和感あふれる外観と内装。カウンター11席のみで妙齢の女性とスタッフとそのお父さんらしき壮年の男性が接客係。ランチタイムはずっと満席が続くが回転がいいのであまり待ち時間はない。

こちらは30種類のスパイスと4種類のフルーツを使用し1週間かけて作る欧風カレーで有名。

メニューは
◾︎カレー大 1300円
◾︎カレー中  900円
◾︎カレー小  800円

トッピングは、カツ、カニコロッケ、白身魚、チーズ、各200円、生卵50円、目玉焼き100円。エビフライ、カキフライは500円。

今回はカレー小(800円)にカツトッピング(200円)と目玉焼き100円を注文する。
こちらのカレーはご飯の量に注意が必要で大サイズは総量1キロを軽く越えることでも有名。

しばらくして着皿。一口食べるとフルーツのせいかかなり甘い。その後に深いコクと鼻に抜ける風味と旨みを感じる。そしてしばらく食べ進めると辛さが急にくる。カツはかなり薄目だけど食べやすい。懐かしい感じのいい意味で普通の甘辛いカレーでした。

夜は新梅田シティで映画鑑賞。広場には色の変わる巨大なクリスマスツリー。一気にクリスマスムードになってました。

大阪市浪速区日本橋4-3-12


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蕎麦切り おぐら

日本橋にある表記の蕎麦店を訪問。恵比須町の駅から徒歩7分くらいの堺筋を東に入ったところに位置する。外観は古民家を改造されたようで白い漆喰の壁が特徴。

店内はカウンター5席と4名テーブルが2つ。若い店主と奥さんと思われる女性で切り盛り。最初に券売機で食券を購入。2階の席もあるけど今は使っていないBGMはジャスが流れる。メニューはシンプルで「ざるそば」「おろしそば」「かけそば」の3種がベースとなる。それぞれサイズが小・中・大・2枚とある。

サイドメニューでかき揚げやバッテラ、出汁巻きなどもあり。今回はざるそば(中)800円とかき揚げ350円を所望する。

小えびといかのかきあげ350円が着皿。薄衣をまとった上品なクオリティの高い揚がり方。見た目通り、たっぷりの烏賊と海老がプリプリで衣もさくさく。蕎麦が到着するまで塩をかけていただく。

かき揚げを食べ終わると蕎麦が到着。最初に何も付けずそのままいただく。細くて麺線が立っていてコシがあり喉越しもいい。蕎麦が乾いてくると甘味が増すタイプ。山葵は溶かずにそのまま口に入れるのが私流。

つゆはキリッとした濃いめの角のあるストロングスタイル。個人的には好み。蕎麦湯は白濁したドロドロタイプ。蕎麦つゆと合わせて黒七味を加えていただくとかなり美味しくいただけた。上質な蕎麦をカジュアルにいただけました。次回は酒肴もある夜に訪問予定。

大阪市浪速区日本橋4-5-10
11:30〜19:00
水曜日定休


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Lee

ある方に紹介いただき最近、新世界に開店された表記のハイブリッド系のフレンチ店を訪問する。多分ネット記事ではこの日記が初めてのものと思う。住所や連絡先は不明でお店のファザードは看板も何もない。通天閣から徒歩1分なんだけど絶対にその場所がフレンチ店とはわからない。。

お店はカウンター10席のかなりモダンなシュッとした空間。料理もサービスも全てシェフのワンオペ。店名は若きイケメンシェフの名前から。心斎橋の名店などで修行し、関東で出張フレンチ料理人として活躍後にこちらの店を開店する。

料理はワンコースで10000円。5000円でワインペアリングの新世界価格。

最初にシャンパンをグラスでいただいてアミューズ一皿目が登場。新鮮な鰯をペーストにしてタルトの上に乗せたもの。小さなガラスの猪口にはオリーブオイルの浮かぶ昆布とあさりの熱いスープが入る。タルトをいただいてからスープを味わうと言う趣向。

軽めの白ワインとともにアミューズ2品目。黒い石が詰まった箱の中にはフォワグラをキャラメリゼしたものとキャビアを最中仕立てにしたもの。箱の上には木の葉の形のガレットにキャビアとサワークリームを乗せたもの、鴨もも肉を使ったリエットにピスタチオを混ぜ込んだもの、フォワグラの入った濃厚なミニタルトなど。どれもしっかりと手間がかかってるものばかりで一口でいただくのが勿体無い。

前菜一品目は舞茸が入った滑らかな鶏のムース。黒豆のパウダーとハーブオイルがかかる。全ての食材とソースの調和がとても良い。

前菜2品目はハナビラ茸を入れたリゾット。奥の調理場で火入れをして最終的な盛り付けは客の前で行われる。料理を作りつつ、ドリンクサービスをしながら楽しく客との会話もできるスーパーシェフに脱帽。リゾットの上には北海道産の雲丹とトリュフがてんこ盛りにされる。リゾットの底にはほうれん草と海苔を合わせたピューレが敷かれていて全てを混ぜ込んでいただくと口の中で味わいの層が幾重にも広がる。

この後の温菜に使う鹿児島産のうちひら肉のプレゼンテーション。。

この赤身肉をさっとバーナーで炙ってから、源助大根とともにポトフ仕立てにする。肉の上からホワイトマッシュルームとエシャロットの香りの熱いスープをかけて仕上げる。酸味のあるパンも自家製とのこと。

かなりのイケメンで仕事をする手元もかなり美しい。ワンオペでできる最大の可能性の仕事をされていると思われる。

続いてのフランス風の茶碗蒸し(ロワイヤル)は鶏出汁のフォンブランを使用。オリーブオイルとマイクロセルフィーユで仕上げる。あっさりとした口当たりはまさにフレンチの味わい。

ワインペアリングは7種類で5000円。。高価なものはないけどどれも話題性のある上質なものばかり。10人で2本ずつを分け合う。。かなりお得です。

メインはホルスタインの赤身肉を使ったローストビーフ。付け合わせは糖度の高い京都産の里芋を揚げたもの。牛骨で取ったソースと貝スープの泡を合わせる。。嫌ではない噛みごたえと赤身の味が良い。

食事は牛肉とエシャロット等の入ったフレンチ風の釜炊きご飯。。。

デセールは白ワインを使った自家製バニラアイスとフィナンシェのようなケーキでフィニッシュ。。最後はシェフ自ら外まで見送りもされて頭が下がる思いでした。近いうちに予約が取れない店になると予想されます。

訪問希望の読者様は紹介させていただきますので下記メールアドレスまで連絡ください。→ shatyo@nori-net.jp

 


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