松虫

堕楽暮(だらくれ)

その世界では知らぬ人がいない「スパイスカレーの天才」と言われる堕天使カッキーさんが8月22日に自身の店をオープンしたという知らせを友人から聞いて早速ランチタイムに訪問。

ずっと昔は阿倍野で小さなお店をされていたんだけどここ何年かは出張料理や間借り営業ばかりだったので現在は連日ファンが押しかけていると聞き及ぶ。チンチン電車の松虫駅からわずか7mの場所に位置する。隣はてっちりの「光」がある。

外観からは分かりにくいけど「堕天使かっきー」さんと「小麦のレ」さんによるカレーとスパイスを使ったアテやスイーツが楽しめるお店で店内はゆったりした空間で感度の高い内装。BGMはレコードの優しくていい音が流れる。

この日のメニューは3種
・鯛出汁×鶏キーマカレー
・キノコ色々×いりこドロカレー
・ミカンピール香る牛キーマカレー

各900円、2種盛り合わせ1200円、3種盛り合わせ1500円となっている。今回は鯛出汁×鶏キーマカレーとキノコ色々×いりこドロカレーの2種盛りに「あん肝のハーブコンフィ」と「丹波鶏せせりスパイス焼き」のトッピング各300円をつけていただく。

20分ほどして着皿。ワンオペなので時間がかかるのはしょうがない。

黒いご飯は剣先いかとイカ墨とオリーブの炊き込みご飯、カレーの脇には紫蘇のようなマジョラムが香るワカモレと水茄子と柿のミントバニラ油和えが添えられる。この副菜のセンスだけでも敬服。

どう見てもスパイスカレーなんだけど日本人の口に合うようなグルタミン酸やイノシン酸などがしっかりと感じられる旨みたっぷりの厚みがあって深い味わい。途中で全てを掻き回して混ぜ込んでいただくと混然となった色々な味が幾重にも重なって口全体に広がり喉に落ちてからなお、優しいフレーバーが余韻として鼻腔に残る。単純に美味しいなあ・・・と思うカレーである。気がついたら綺麗に完食・・・

営業時間や営業日はインスタグラム等で確認。目から鱗のスパイスカレーです・・・さすがだな。。。

インスタグラムはこちら

大阪市阿倍野区松虫通1-1-4


カテゴリー 松虫, カレーライス |

松寿司 1月

阿倍野区の北畠にある表記の創業53年の寿司店を2年半ぶりに近くに住む友人と訪問。日本中で約2500件ある(これホント・・・)「松寿司」でトップをひた走る大阪市阿倍野区にある連日満席の人気店。駅からも遠く、国道の裏筋のほとんど人の通らない路地裏に位置するんだけど予約困難店となっている。店内はカウンターと奥に小上がり。たまに店内で在阪芸能人や野球選手を見かけることもある。2代目の店主が若くイケメンで客層も比較的若い方が多い。スタッフさんは全員男性の体育会系。

いつものように旨口の日本酒とともにおまかせで注文する。

食事の扉は温かい小吸い物。走りの「のれそれ(アナゴの稚魚)」が入る。続いてヨコワの刺身だけどマグロが苦手な私には金目鯛をおろしポン酢で提供いただく。続いてお酒の肴にぴったりの鮑の肝和え、脂ののった鯖の焼き霜と続く。

握り寿司の扉は細魚から。鮮度もよく旨味もある透き通った味わい。続いて剣先烏賊、平肝を挟んだカワハギと続く。ご飯は赤酢を使用しているけど角がなくかなりマイルドな味わい。大きなサイズの煮蛤の火入れは完璧。身厚の赤貝は泉州産とのこと。

赤穂の牡蠣が入った小さなサイズの茶碗蒸し。河豚の白子をさっとボイルして漬けにした丼仕立てのもの。ねっとりとした舌触りの鮟肝には沢庵が忍ばされる。どれも日本酒にぴったり合う味わい。

続いては旬真っ盛りの真鯛、仕入れの良さで定評のあるマグロのトロ(私はスキップ)。北海道のバフン雲丹、瀬戸内産の鰆、ヒラメの縁側と続く。

続いてジャストの塩加減と締め具合の小肌、鯵、名物の穴子、車海老、トロ沢庵の巻物(私はスキップ)、玉子で終了。かなりお腹いっぱいになる。以上のコースが18000円で支払いは28000円でした。

過去の松寿司はこちら

大阪市阿倍野区王子町3-13-7
06-6622-5723
11:30〜13:30
17:00〜22:00
月休


カテゴリー 西田辺, 東天下茶屋, 松虫, 寿司 |

BURGER FUJINO

阿倍野にある表記のグルメハンバーガー店を訪問。2021年10月にオープンしたとのこと。大阪メトロ昭和町駅、阪堺電気軌道松虫駅、東天下茶屋駅から徒歩7分くらいで、松虫通と阿倍野筋の松虫交差点の東100mの場所に位置する。普段はあまりハンバーガーは食べないんだけど店の感じがとてもかっこよくて初めてエントリーする。

看板のないお店は横に長い造りで濃紺のテントに白いモルタルで手作り感のある外観と内装。店内は窓際に木製カウンター席とミニテーブル1卓。

フードメニューは
・デフォルトのハンバーガ−1100円 
・ベーコンバーガー1300円
・チーズバーガー1300円 
・ベーコンチーズバーガ1500円
・アボガドバーガー1300円
・アボガドチーズバーガー1500円
・エッグバーガー1300円
・ベーコンエッグバーガー1500円
・バンズもパテもダブルのFUJINO BURGER1580円

ハンバーガーをポテトフライ抜き(−100円)で所望する。

10分ほどして立派なハンバーガが登場。説明書に書いてある通りにポケットのついた紙に包んで豪快に食べるという趣向。

天然酵母の自家製のバンズは硬めでもっちりした食感で酸味のあるタイプ。しっかりと焼き込まれた黒毛和牛100%のパテはコリコリした食感でかなり肉肉しい味わい。パリパリのレタスと玉ねぎときゅうりのピクルスもいいアクセントでそれらを自家製の柔らかい味わいのトマトソースが合間っていい味わいを醸し出し最後まで全く食べ飽きない。

デザートに長崎の佐世保の店の名物の固形状の「食べるミルクセーキ500円」があったけどお腹いっぱいで次回の楽しみとする。

大阪市阿倍野区王子町2-3-3
火曜日定休


カテゴリー 松虫, カフェ |