東天下茶屋

五弦屋

こちらも9月訪問の時差投稿となります。

あべの筋にある表記のラーメン店を訪問。阪堺線の東天下茶屋駅から徒歩5分くらい。今年の5月下旬にオープンしたと聞く。玉出の繁盛店の「かしや」の新店舗とのこと。友人からおすすめと聞いて伺う。駐車場はお店の東側付近のコインパーキングを使用。

小さな店舗は小さめカウンターとテーブル席が数席のみ。女性店員さんが店内で接遇。厨房は全く見えないようになっている。

メニューは看板商品の「五弦屋とんこつ900円」「魚出汁中華800円」「 中華そば・650円 」「特製つけ麺 並(金土日のみ数量限定)・1000円」など。比較的強気の価格設定。今回は初見なのでとんこつを所望。麺は太麺と細麺を選べるようになっていておすすめの太麺をチョイスする。

しばらくして着丼。最近よく見る泡系のポタージュのようなスープが特徴的。早速一口いただくと白泡の下は茶色いとんこつスープが現れる。豚骨煮干し、ウルメ、秋刀魚、鰹節、焼きアゴ、鯖節の魚介出汁を合わせた粘度のある特徴的な醤油スープになっている。ありがちなくどさや辛さはなく、濃厚だけどすっきりとした円やかでかつコクのある飲みやすいスープとなっている。獣臭は少し感じる。食後は唇がベタベタするのは仕方がない。

自家製麺の縮れ太麺はスープとの絡みかなり良く、コシのあるモチッとした食感が特徴。肩ロースを使った焼き豚と半熟煮卵も美味しい。丁寧に作った感のある一杯でした。ごちそうさまでした。。

大阪市阿倍野区王子町2-17-20
平日 11:00~14:00 18:00~22:00
日曜 11:00~15:00
月曜定休


カテゴリー 東天下茶屋, 麺料理 |

讃真 10月

阿倍野にある表記の焼き鳥店を夕刻に訪問。界隈では有名な大衆焼き鳥の老舗店。国道13号線(阿倍野筋)を天王寺から南下、松虫交差点から信号二つ目を左折。阪堺電車の東天下茶屋駅から徒歩5分の場所に位置する。隣には江戸前鮨の老舗の「すし豊」がある。

こちらのお店の特徴はお店の看板が外に2つあって入口も2つある。2店舗が一軒のお店になっており、向かって左が年配の大将、右が若いイケメン主人が切り盛りする。古くからの常連は大将の方に行く。若い方や初めての場合は右側から入る傾向がある。

店は裏で繋がっていて厨房は共同。メニューも使用する食材も全く同じ。この日は右側の店に入店する。昭和感満載の年季の入ったお店はノスタルジックで時間が止まっているような感じ。両方のお店ともセルフで七輪を使って焼き鳥を炭火で焼いていただくというスタイル。

この店の看板メニューの「とりの盛り合わせ780円」皮、ずり、キモ、もも、せせり、ささみ、軟骨、こころ、背肝、三角、つくね、手羽先、キャベツ、シメジなどがてんこ盛りになって提供される。これらを卓上の塩、ポン酢、醤油などにつけていただく。最後に香川出身の大将が作る細麺の冷やし讃岐うどん480円が名物。しっかりお酒もいただいて2000円でお釣りがくるなんともありがたい阿倍野の宝のようなお店。

過去の讃真はこちら

大阪市阿倍野区王子町2-17-28
06-6621-1969
18:00〜翌3:00 月火休み


カテゴリー 東天下茶屋, やきとり |

すし豊 9月②

9月初旬に訪問した表記の店を再訪する。前回いただいた鮎が印象的で美味しすぎた為、シーズン終了前にもう一度所望する。

最初は水槽で泳ぐ有田産の鮎の刺身。添えられた蓼の先の実を少しかじりながら新鮮な身を燗の樽酒とともにいただく。続いて鮎の一夜干し。前回は泳ぎ鮎の塩焼きをいただいたので今回は干した鮎を所望。香りは少ないけど干し魚ならではの期待通りの旨味の強い味わいに大満足。甘みのある醸造酒との愛想もとてもいい。刺身にした鮎の頭と中骨とひれ部分の唐揚げも酒肴にぴったり。

最後はメインディッシュのうるか味噌。小さく摘んで旨味の後の苦味を感じながら樽酒を含むとなんとも膨よかな味わいに変化する。このうるか味噌だけで日本酒5合は飲めそうな感じがする。

酒肴で日本酒を飲みすぎて肝心の寿司がお腹に入らないのが玉に瑕。脂のりのいい平目の縁側はもみじおろしとポン酢で、強めに酢でしめた大きなコノシロ、ハリイカの新子は丸々一匹を使用。トロトロ食感の鯖のヅケ、軽く炙ったカンパチ、スフレ状のふわふわ穴子でフィニッシュ。

お酒が残っていたのでハリイカの新子のゲソを最後にいただく。

前回を含む過去の訪問記事はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日

 


カテゴリー 東天下茶屋, 寿司 |