天王寺/阿倍野

青いナポリ

テンシバ公園で大きな女性イベント?があって飲食店経営をする友人がそこに仮設の飲食店を出すということで日曜日の午後にお出かけする。あべちかでビールと串カツを食べて、その隣の居酒屋のおでんがおいしそうだったので軽くつまんで100円ショップでレジャーシートを買って友人のブースを訪問。

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お好みの「千房」や「はり重」さんのブースの横でスープや手作りソーセージを売りまくっていた。軽く挨拶をして芝生にシートを敷いてウトウトしていたら2時間経過。寒くなってたので撤収して表記の店を訪問。

カウンタ−の窯の前の席を用意いただき、サービス係のアルバイト大学生とよもやまな話をしながら安いピノノワールと一緒に好きなものをつまむ。

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アオナポ魚介プレート1400円はいつもいただくメニュー。大きなサイズの赤足海老は冷凍だとは思うけどかなり上質。ムール貝や蛤も新鮮でボリュームもあって食べ応え満点。手作り感あるバジルのソースもとても口に合う。

お店は内装外装含めてかなりおしゃれで客層も家族連れから若いカップル、私たちのようなおじさん客まで多種多様。

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小海老のスパイシーフリット650円も来るたびに注文するメニュー。トビアラ海老をクミンと塩で味付けてるだけだけど海老のクオリティーがいいために食べ飽きない。

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シーズナルメニューの小カブと釜揚げシラスとモッツァレラのピッツアはスライスニンニクがしっかり効いたパンチのあるお味。カブの甘味がトマトソースの酸味と相まって初めて頂いたけどかなり好みの組み合わせ。

昔にナポリでピッツアの自動販売機を見たことがある。5ドルくらいで焼きたてのピッツアが出てきてビックリした記憶がある。さすがイタリアと感激したが日本でもうどんの自動販売機くらいあっても良さそうと思うのだが・・・

子供の頃に「ピザって10回言って」と言って、肘を指差して「ここは?」って聞くと「ひざ」って答えちゃう遊びを思い出した。・・・どっちでもいい話だが。。

大阪市天王寺区茶臼山町5-55
TEL/06-6773-2225
営業時間/ランチ 11:00~15:00 L.O.
ディナー 17:00~22:30 L.O.
カフェ 11:00~23:00 L.O.
定休日/なし
席数/全180席(店内120席・テラス60席)


カテゴリー 天王寺/阿倍野, イタリアン |

外灘紅緑灯 天王寺 本館 (わいたんほんりゅうどん)

天王寺にある表記の中華料理店を訪問。天満と裏なんばにもお店があってこちらは昨年出来た店なんだけど本館らしい。古民家をリノベーションしたタイプのいまどきのお店。1階はカウンタ−席で2階席は座敷とテーブル席。玄関で靴を脱いで急な階段をあがって入店。オープンエアのテラス席もあるけど肌寒かったのでインドアをチョイス。

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店内はカジュアルな雰囲気でいろいろなタイプの部屋があってそれぞれ趣があって楽しい感じ。

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ビールとともに中国干し豆腐の千切450円を所望する。特に美味しいとは感じないけど独特の食感とヘルシーな感じがいい。

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続いてこの店のシグニチャーメニューの点心を店員さんお薦めで注文。一押しの上海焼き餅780円はいわゆるニラ饅頭。カリカリの皮を一口齧るとニラの強烈な香りと豚肉の脂がジュワッと口の中を攻撃する。

しっかり味のついた小籠包680円は普通に美味しい。海老餃子690円も特にどおってコトはない。特別に作っていただいた大根餅は予想を上回る美味しさ。表面パリパリで中身はモチモチのグニョグニョ。干し海老やベーコンも入っていていい味のアクセントになっている。

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空芯菜の炒めも秀逸でお酒が進みまくる。四天王寺さんの参道にあるのでランチタイムは大忙しと聞き及ぶ。

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帆立貝のXO醤蒸しはニンニクたっぷりで元気が出そう。

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海鮮おこげ1680円で〆。海老・烏賊・帆立などの海鮮類と野菜をアツアツのあんに絡めて高音で揚げたおこげにジュワッとかけて食べる趣向。特にどおってコトはないけど味の素がしっかりと旨味を出していて後を引く味。接客のアルバイト君も溌剌としていい感じでした。

大阪市天王寺区大道1-7-5
TEL 06-6777-7740
営業時間  11:30~15:00 18:00~23:00


カテゴリー 天王寺/阿倍野, 中華料理 |

料亭まつむら

重陽の節句で天王寺の標記の店を訪問。JR天王寺の北口から商店街を抜けてすぐ、以前はラブホテル街が近くにあって怪しげな女性がウロウロしていたが今はそういったたぐいのものがすべてなくなり巨大マンション群が建ち並ぶ一角にポツンと位置する。

こちらは住家本家の大阪別邸として大正時代に建てられた数寄屋建築で建築物としては100年以上、料亭としては60年近くになると言っていた。この日は税サ別5000円の会席料理を所望する。

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重陽の節句なので菊酒で乾杯。蟹身とほうれん草のお浸しが座付きで出される。前菜は栗の甘露煮、むかご、卵黄味噌漬け、烏賊の明太子和え、鯵の寿司など。感動するようなものはないけど悪くはない。逆にごてごてした素材が判らないようなものよりは安心感がある。

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お造りは甘エビ、鯛、縞鯵。山葵は本山葵を使用。奥行きの感じられる美しい庭を眺めながらの食事はとても贅沢である。

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お吸い物代わりの土瓶蒸しは定番の鱧と松茸。松茸はイマイチだったけど鱧は脂がのって良かった。出汁も美味しかった。。

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炊きあわせは炒り卵を鰆で包んで蒸した巻繊と呼ばれるもの、粟麩、歯が要らないくらい柔らかく炊かれた蛸、梅肉を乗せた長芋など。派手さはないけど昔ながらの丁寧な仕事にお酒が進みまくる。

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サーモンの親子焼き。イクラが乗せられているので親子ということらしい。山桃の甘露煮は加工品。。

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穴子を大葉でまいた揚げ物は天つゆでいただく。昼間に提供される1700円のひょうたん型の3段弁当が有名で私もいろいろな方と相伴する機会が多い。

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ごはんは新米でかなり美味しかった。。

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甘味は巨峰のゼリー寄せとなしとポテトスライス。。古い建物は風情があり白いサルスベリがライトアップされる。サルスベリって赤いものばかりと思っていたが長居公園をランニングするようになってピンクや紫や白いものもあるって言うことを知る。花の種類で開花時期も変わるのも面白い。

大阪市天王寺区悲田院町1-24
06-6771-0421


カテゴリー 天王寺/阿倍野, 和食 |