江坂

清粥小菜 明 3月

私が大阪の中華料理で最も美味しいと思う表記の店を訪問。

江坂駅から徒歩5分。大通りを一筋入った公園の前にひっそり佇む。小窓に小さな表札が出ているだけなので店はとてもわかりづらい。店内は落ち着いたシンプルなカウンター6席とテーブル席が8席のみ。ご主人とアシスタント、ソムリエのサービス君の3人で営む。

ルイロデのシャンパンで乾杯をして身も心もお任せのコースを提供いただく。

最初は店名にもある中華粥でお腹を温める。中華出汁の効いた旨味のある清らかな粥。。

続いては大根餅を揚げたものに大間の紫雲丹を乗せたもの。表面はサクサクで中はねっとり。雪塩と酢橘をかけるとさらに雲丹の甘味が引き立つ。

今日のスペシャル素材のプレゼンテーション。浜坂産の1.3キロのずわい蟹。これを丸々料理していただいて2人でいただくという趣向

最初は脂分たっぷりの蟹味噌にご飯とエバミルクをはじめとする調味料を入れてリゾットにして供される。美味しすぎてノックダウン。。シャンペンとの相性も最高。

太い足の部分は紹興酒漬けにして供される。醤油で食べるのとはまた異なりなんとも言えない至福の美味しさ。上海蟹と違って身が甘いので1分程度の浸け時間。。

続いては上湯出汁で火入れをしてホワイトアスパラ、豌豆と一緒に餡かけ風でいただく。。

最も美味しいとされる爪部分はカリカリに揚げて甘いソースで供される。下にはマスカルポーネチーズで和えたミニトマトが敷かれる なんとも贅沢な蟹爪フライである

口直しに叩いてミンチにしたホタルイカでコクを出したクラゲの酢の物。

長野県で獲れた猪と兵庫県産の月の輪熊をしゃぶしゃぶでいただく。柔らかくて甘くてなんとも表現のしようのないくらい美味しい。。熊と猪の食べ比べというセンスが秀逸。

こちらのお店のシグニチャーメニューであるフカヒレの姿煮。以前は腐乳を使ったものだったんだけど今回はさらに進化をして四川風の形で供される。ピータンの塩気と唐辛子の辛味が合間っていながらもまろやかで箸が止まらない美味しさに驚く。

残った蟹の身をまずは天津飯にしていただき、続いて焼きそば、最後は炒飯にしてもらう。

デセールは大きなイチゴと杏仁豆腐とシェフ一押しの香港風のエッグタルト。。料理もお酒も大満足。当然のことながらびっくり高額会計・・・しかしながらなんとも満ち足りた気分で店を出ることができました。。

過去の明はこちら

吹田市江坂町1-21-39
06-4861-7228


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清粥小菜 明  10月

江坂にある人気中華料理店を訪問。小さな小窓に表札が出ているだけのファザーどはとてもセンスがいい。店内は落ち着いたシンプルなカウンター6席とテーブル席が8席のみ。

座付にいきなりチャーハン登場。その上に中華スープと鰹で味をつけたイクラをてんこ盛りにかける。イクラの粒が弾けて口の中でスープ上になる。それをチャーハンと一緒に味わうというよく考えられた趣向。。。

色々な天然キノコからスープをとって卵豆腐を揚げたものと一緒にいただく。。キノコのエキスが強烈なんだけどとっても清らかで上品な味わい。

生の秋刀魚を中華風に和えたカルパッチョ。。シャンパーニュとの相性も抜群。。

この日のメイン料理の上海蟹をまずはプレゼンテーション。そのあと蒸したての蟹を披露。中国人は湯がきたての上海蟹の香りも楽しむと言っていた。大きなサイズの蒸したてのオスの上海蟹には大量の味噌と白子がたっぷり入る。その上にキャビアをてんこ盛りにしてその塩気で蟹をいただくという趣向。

この日はアルバ産のトリュフが入荷とのこと。。特別コースのみの計らい。。

北海道仙鳳趾の大粒の牡蠣をさっと火入れして中華ソースを掛けたものの上に大量のトリュフを削りまくる。。辺りにはトリュフの香りが充満。。この香りだけでトリップしそうになる。

続いて登場の雌の上海蟹は紹興酒漬けされたもの。甘い卵と味噌部分をまずは一口いただいてから殻に白ご飯を入れて残った卵と味噌を絡めていただく。

そのあと胸肉と足の部分をしがみながらいただく。漬け具合もドンピシャでうっとりしてしまう美味しさ。

続いてこちらのお店のスペシャリティーのフカヒレの上湯煮込み。ピータンの塩気と腐乳を最後にかけて仕上げる。驚くほどのコクの深さと強い旨味に悶絶する。超巨大なフカヒレの繊維にソースが絡まってえもいえぬ味わい。。残ったソースにご飯を入れてリゾットにしていただく。。またもやその上にこれでもかというくらいの大量の白トリュフがかけられる。

最後の料理は四川風のしゃぶしゃぶ。A5ランクのブランド牛の赤身肉を使用。大きな中国産の唐辛子と白菜がたっぷり入ったスープに肉をさっとくぐらせていただく。思いの外辛くなくてあっさりといただけるのにびっくり。

締めはしゃぶしゃぶのスープにたまご麺を入れていただく。それでもスープが残ったので雑炊にして完食する。

デザートは巨峰とマンゴープリン。お腹いっぱいはちきれそうなくらいいただきました。。

会計は私の中華料理史上最高額を記録。。しかしながらいい1日でした・・・

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吹田市江坂町1-21-39
06-4861-7228


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清粥小菜 明 (ちんぞうしょうさいめい)

江坂にある表記の人気中華料理店を訪問。駅から徒歩7分のかなりわかりにくい場所に位置する。ファザードは小さな小窓に表札が出ているだけで店内はカウンター6席とテーブル席がいくつかある。落ち着いたシンプルな内装は店名の如く、清らかな空気感が漂う。

この日は特別コースをお願いして作っていただく。

座付は自家製のザーサイから。特製の食べるラー油をかけていただくと食欲がぐんぐんと湧き出て来る。

色出しをしたゴーヤとブランドミニトマト、長崎産の赤雲丹を合わせたものに摩り下ろして調味した冬瓜をかけたもの。フィンガーライムを絞っていただく趣向。

ルイロデのブリュット。ワインセラーには高級ワインが並びまくるけど値付けはかなり良心的。

加賀野菜の五郎島金時を揚げたものを金柑のソースと雪塩で供される。仕事がとにかく丁寧でかつ手早いので見とれてしまう。

活鱧と山口産の松茸の春巻きは鱧のふわふわの食感と松茸の鮮烈な香りにノックダウン状態。和食のような繊細な仕事なり。

北海道仙鳳趾の真牡蠣は湯掻いて油通しをすると破裂しそうに膨らむ。スクランブルエッグを敷いて葱ソースで供される。料理としては完璧な逸品。シャンパーニュと最高の相性を見せる。

こちらのお店のスペシャリティーの大根とフカヒレ姿の土鍋煮込み。こちらのシェフは香港出身の福臨門一級点心師の方に師事して来られたとのことなので最近の大阪にある人気中華料理店のどこにも似たところがない。

シェアしていただいたらこんな感じ。金華ハムや丸鷄を使用した上湯スープに自家製ラー油、腐乳などを加えピータンで塩分を足してコクをつけた感じ。フカヒレは箸を入れるとほろほろと崩れ、ピリ辛のソースに絡まってなんとも言えないバランスの良い美味しさを醸し出す。今まで食したフカヒレとは次元の異なる味付けと味わいである。ちなみにアラカルトでは1人前1万らしい。。

続いては脱皮したての殻の柔らかい伊勢海老のプレゼンテーション。ソフトシェルクラブはよくみるけど伊勢海老のは初めて。

尻尾部分の身は湯がいて油通しをしてレタス包みにして供される。殻の一部はパリパリの唐揚げで・・・

頭部分は唐揚げにして甘酢餡にて供される。海老好きなのでマンモス嬉しい。

先ほどのフカヒレのソースを使った中華リゾット。山盛りのトリュフの香りに卒倒しそう。

宮崎産のヘレ肉を火入れしたものにオクラおろしと中華しょうゆをベースにしたソースをかけたもの。肉が柔らかいのとさっぱりしたソースが秀逸。

名物のお粥には活の鮑のスライスがたっぷり入る。こんな贅沢なお粥は初めて。。。

デザートはすいか・・・

杏ゼリーで口直し。支払いはびっくりする値段でした。。。

ワンランク上の突き抜けた料理はどこよりも美味しいし、お店の雰囲気もサービスのスタッフも文句なし。ご主人は物腰も柔らかく、丁寧に料理のことを色々と説明いただきとてもいい時間を過ごすことができました。
  

吹田市江坂町1-21-39 土泰第1ビル

電話:06-4861-7228


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