居酒屋

とり芳

弊社近くにある表記の焼き鳥店に社員君と仕事の打ち合わせを兼ねて訪問。北加賀屋駅周辺の安旨食事では人気ナンバーワン。夕刻からずっと満席が続く超繁盛店。新鮮な焼き鳥と串かつ、居酒屋メニューがリーズナブルな価格で頂ける。

生ビール400円で乾杯。串揚げはすべて100円。大振りの海老やビックリするくらい柔らかい豚ヒレ、薄切り肉を使用してふわふわの食感に仕上げた牛肉など低価格なのに特筆する美味しさがある。

焼き鳥も心臓、葱身(モモ肉)、手羽それぞれが新鮮で食べ応え満点。甘めのタレが口に合う。これでもかというくらい長時間焼き上げる手羽先もマストメニュー。これらもすべて100円というビックリ価格。

油で揚げたあとしっかりと焼き込まれるじゃがいもバターは200円。山芋の炭火焼もシャリシャリした食感が心地いい。

注文伝票は住之江競艇の船券を使用。これは日本でここだけ。

此方の店で是非注文してもらいたいのが出し巻き300円。鳥のスープを使用して強火で一気に巻き上げる。出汁の加減や塩分など完璧な仕上がりで出し巻きの手本のような感じ。ふわふわのトロトロで1000円以上の価値は間違いなくあるといつも思うプロの仕事。

過去のとり芳はこちらこちら

大阪市住之江区中加賀屋1-3-1
06-6686-0075


カテゴリー 北加賀屋, 串料理, やきとり, 居酒屋 |

十六夜二丁目

上町線の阿倍野駅前の路地を入ったところにある泉州で獲れた食材にこだわった居酒屋を訪問。特に魚は泉州の漁港から毎日直送。安くて美味しい魚が食べる事が出来る店で有名。時分時はいつも満席で遅掛けの時間帯はいつも品切れ。


お造り盛り合せ2人前1880円を所望する。熟成が効いて味が深い鯛、大きなサイズの鰈、釣りの鯵、ヒイカ、細かく包丁目が入った活けダコ、炙り鱧、ミシマオコゼの7種盛り。ミシマオコゼはアンコウの仲間で冬に鍋で食べる事が多いけどお造りは初めて。軽く締めてあるので水っぽさもなく甘味があって思いのほか美味しいのにビックリ。あとは旬の鰈が秀逸。

緑川の生酒があったのでお造りと一緒にいただく。少し甘めで白身魚との相性がとてもいい。吟醸香が炙った鱧をより美味しく感じさせてくれる。

名物のあなご天ぷらは葱と醤油ベースのタレで頂く。サクサクした食感と脂ののった穴子がふわふわで秀逸。料理は食材で80%決まると改めて実感。。犬鳴ポークなどの肉料理もあって軽く美味しいものを食べたいときに重宝する隠れ屋のようなお店です。

大阪市阿倍野区阿倍野筋2-4-48
06-6623-8994
17:00~1:00
定休日無休


カテゴリー 天王寺/阿倍野, 居酒屋 |

雷光 7月

表記のちゃんこ鍋の店で暑気払いに訪問。使い勝手がよく、団体のときは2階の座敷を予約し小人数は個室になったテーブル席、1人のときはカウンタ−で頂く事が出来る。腕利きの職人さんがいるのでちゃんこ鍋以外でも高品質な季節の小料理を提供されていてそれを目当てに伺う事も多い。

最初に冷たいビールと一緒にとろろ汁を頂く。長芋を出汁で割っただけのものだけど透明感のある味わいが美しい。最初に頂くと精がつく気がする。続いて名物のおからを所望。いろいろな野菜と出汁が一緒に煎り込まれていてしっとりと仕上げられている。30分くらい灰汁を取りながら焦がさないように煮詰めるのが大変なのを知っているので特に味わいが深い。

旬の冬瓜も皮目に包丁を入れて食べやすく仕上げられている。鶏肉と一緒に炊いているので味に深みがある。蛸の柔らか煮も活蛸を使用。この日は雌を使用。程よく柔らかくて素材の味がとてもいい。

日本酒は山口県岩国市の酒井酒造の「five」(ラベルの文字は漢数字の五を崩したもの)かなり希少なお酒らしく重厚で芳醇な口当たり。いろんなアタックを咥内で感じながら酵母の存在感が大脳を刺激する。

玉蜀黍のかき揚げと一緒にグイグイ飲んでしまう。鱧鍋で締めようかと思ったけどお腹いっぱいになったので落としを所望。骨切りも完璧で脂ののりまくった身はふっくらとして噛み締めると独特の滋味を感じる。

カウンタ−で職人さんといろんな話をしながらいいお酒と料理をしんみりいただく盛夏の候でした。

過去の雷光はこちら

大阪市阿倍野区阪南町2-4-22
06-6623-0917
月曜定休

 


カテゴリー 昭和町, , 居酒屋 |