お店ジャンル

雷光 5月

昭和町の老舗ちゃんこ鍋店。冬になると常に満席で大阪場所のときはピークでほぼ予約しても入れないけど夏場は比較的席を確保しやすいので居酒屋使いとしてもよく利用させていただく。場所は地下鉄御堂筋線昭和町駅4番出口より徒歩1分。

カウンターの上のおばんざいを見ながら好きなものを所望する。マストメニューの卯の花は売り切れ・・・腕のいい板前さんがいるので鍋以外の料理もとても美味しい。価格も熟れていてお造りの盛り合わせはお薦め。

2015-05-08 08.14.10

この日は昼間に会席のコースを頂いたので生魚は遠慮する。最初にビールで乾杯して鯛の子の炊いたもの、カンパチの煮揚げ、いぶしたベーコンが入った滑らかなポテトサラダを所望する。ポテトサラダの食感と味の良さに驚いた。おばんざいの域を超えたハイクオリティーなもので最近食べたポテトサラダの中ではナンバーワン。ポテトサラダと言う範疇を超えたものになるのかもしれない。

海老の天ぷらが食べたかったのでメニューになかったが板前さんに無理矢理作ってもらう。大きなプリプリした海老がとても美味しい。ピールにとてもよく合う。

2015-05-07 21.23.13

山形牛のもも肉を炭火焼にしてもらった。塊肉の表面をしっかりと焼いて余熱でじっくりと火を通す。価格を考えるとかなり美味しい。程よく脂も感じて舌触りもよく純米酒と合わせるととてもいいマリアージュを感じる。

ちゃんこ鍋屋さんなんだけどお店は落ちついた雰囲気でいいものを食べさせてくれる空気が店内に漲る。接遇もいいし気取ってなくてとてもいいアトモスフィアを感じる。

2015-05-07 21.46.18

淡路島の玉ねぎを使った鱧鍋を最後に頂く。牛蒡が出汁にいいパンチを出しているけど鱧自体の鮮度と脂の乗り具合、皮の処理が今一で残念だった。。。夏のちゃんこ鍋も個人的にはお薦め。

大阪市阿倍野区阪南町2-4-22
06-6623-0917
月曜定休


カテゴリー 昭和町, , 居酒屋 |

さむらい 5月

ジムの帰りに友人と待ち合わせて4人で西田辺の表記の店で会食。最近は大繁盛しまくりチエ子状態で時分時はまず入店出来ない。この日は21時半の訪問。女性客比率が高いのが特徴でコストパフォーマンスのよさと工夫されたメニュー、イケメンのスタッフなど完璧な布陣をひく。定期的にハワイアンフェアやスペインフェア、イタリアンフェアやフレンチフェアなど開催してそれに合わせた献立が提供される。この日は韓国フェアで10種類くらいの特別料理が用意されていた。

日本酒の品揃えも素晴しくてレアなものや料理にあったものが常時用意されている。まずはマストアイテムの名物のお造り盛りあわせ800円/1人前を最初に注文。(写真は4人前)

2015-05-08 21.55.15

見えにくいがお皿の12時から1時の方向には天然トラフグのてっさがひかれている。その横は天然鯛の湯引き、子持ちこんにゃく、かなり大きいサイズの赤貝、北海道産の甘エビ、鰆のタタキ、紅ずわい蟹、生湯葉、明石の蛸、富山のホタルイカ、剣先烏賊、インドまぐろのトロ・・・・・なんと13種盛り。たぶん原価割れサービス商品であろう。。見た目のインパクトも強烈でお酒が進みまくる。新地で同じものを頼めば3万円くらいであろう。

この他にもクラッカーに載せていただく「アボガドのタルタル」、ニンニク味のオリーブオイルの海に浸かった「アンチョビポテト」、下処理がしっかりしている「ゴーヤチャンプル」は和食のプロの味付け。あとは旬の「米茄子の田楽」やプルプルの焼きたて「出汁巻」なども頂くすべてスクラッチ(手作り)なので何を食しても美味しい。その他にもたくさん注文したんだけどお酒をいただき過ぎて写真を撮るのを忘れてしまう。

売り切れ商品も多いので早い時間に予約をして伺うのがいいだろうな。

大阪府大阪市阿倍野区西田辺町1-14-16
06-6697-3655


カテゴリー 鶴ヶ丘, 西田辺, 居酒屋 |

スタンドアサヒ

ジムにいったあと友人と表記の店を訪問。大阪の居酒屋フリークでは有名な店で雑誌やテレビなどで定期的に取り上げられるレジェンド店。現在大阪居酒屋部門での最高峰と言われる。地元の客はアサヒスタンドと呼ぶ。

2015-04-28 21.01.30

昔はよく通っていたんだけどどんどん有名になって時分どきは行列ができて入れなくなってきて少し足が遠のいた。開店直後かこの日のように21:00を過ぎてからがお薦めであろう。週末入店はかなり厳しいかな・・・・

この店の魅力はちゃんとした食材を手作りしているところ。それでいて毎日通える価格。一見簡単な事のように思えるがこれが並大抵のことではない。屋号は先代ご主人はアサヒビールの営業をされていたところからついたと昔聞いたことがある。

目配り気配りの若女将さんがお店の采配を振りながら注文を取って料理を提供。まるで中華屋のような赤いカウンターがおもしろい。大阪以外からの出張族も多いと聞く。

ビールで乾杯して名物の小鉢を頂く。小鉢と言うのはこの店独特の言い回しでいわゆる炊き合わせの盛り合わせ。小鉢と言う名前だけど大鉢で提供される。

2015-04-29 09.12.34

イタヤ貝とカボチャ、ホタルイカ、蕗、鱈の子を盛り合わせたものはどれもがしっかりと出汁の効いたしんみりした味付け。これを食すためだけにこの店を訪れてもいいと言えるレベルのもの。

若女将お薦めの薄い豆の炊いたものも皮が柔らかく丁寧につけられた出汁の味が心にしみる。これこそがスタンドアサヒの味だなと再確認。「筍の炊いたん」400円もポーションもたっぷりあって柔らかく秀逸。

味の南蛮漬けは大きなものが2匹付け。頭からしっぽまですべて食す事が出来る。

名物の「さばからまぶし」はきずしをおからにまぶしたもので300円。酸味が押さえられてかなり美味しい。これは必食だな・・

タコ酢は吉野葛を混ぜた酢がかかる。これは料亭の仕事・・・ビックリだわ。。分葱のぬた和えも地味ながらいい仕事をする。

2015-04-28 21.07.33

「兄さんたちまだお腹すいてるんやあったらおでんでも入れよか〜」と若女将さんが言ってくれたので素直に所望する。大きな大根と珍しい梅焼きが昔ながら。がんもどきもしっかりと出汁が浸みてて美味しいしジャガイモは荷崩れずにホクホク状態。

2015-04-28 21.22.50

一見普通に見える焼き鳥が普通以上にまた専門店を超える味なのは常連客の共通認識。しかし訪問した時間には売り切れ状態。従業員さんは調理場含め高齢者系の7人で大忙し状態。好物の海老フライ800円を所望すると太目で加水していない子持ちの海老の味がしっかりしたプリプリのフライが出てきたのは嬉しかった。海老フライに使っている海老でその店の矜持を計る事が出来る。

2015-04-28 21.42.45

毛蟹1600円も食したがこれは価格なりのものだった・・・・猥雑としているが暖かい雰囲気をお店のスタッフと客が渾然となって醸し出しそこに安くて旨い料理がセットになれば鬼に金棒状態。やっぱり並んででも立ち寄る店だなと再認識する。

大阪市東住吉区山坂2-10-10
06-6622-1168
17:00〜22:30
定休日 日曜・祝日

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/27005092/?tb_id=tabelog_da0da2c53f629ad6fca937dd27b37f24471322ac”>スタンドアサヒ</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/izakaya/”>居酒屋</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/R9645/rstLst/”>南田辺駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/R6021/rstLst/”>田辺駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R7466/rstLst/”>西田辺駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 


カテゴリー 田辺, 西田辺, 南田辺, 居酒屋 |