お店ジャンル

燗の美穂

焼肉の帰りに人気のない南船場界隈を徘徊。。友人から勧められていた日本酒居酒屋。。と言うよりもカウンター14席のみの日本酒バーといった感じか。

店名が面白く個人的にツボにはまってしまう。 お店は喫茶店の居抜きか何かで昭和を感じさせるレトロな作り。しかしとってもセンスがいい。

女性おふたりで切り盛りされていて店主さんがおそらく美穂さんと推察される。

付き出し三品盛り650円が朱塗りのお盆に乗ってでてくる。おからに茄子の炊いたん、あえ物。一見地味だがかなり上質。。

まず頑張れニッポン!まずは宮城県のお酒を燗していただく。

酒に合いそうな旬で新鮮な魚介類や野菜もいろいろ用意されているよう、しかし焼肉の後なので食事は遠慮。

日本酒の種類はかなり豊富。食前・食中・食後に分類されていてお勧めの飲み方も表記 店の照明も程よく。。。気持よく酔える空間をうまく作っておられる。

次回の再訪を約束して店を出る。

大阪府大阪市中央区博労町2-6-14

17:00~24:00 ※日曜15:00~22:00

水休

燗の美穂日本酒 / 長堀橋駅堺筋本町駅心斎橋駅


カテゴリー 堺筋本町, 心斎橋/四ツ橋, 本町, 居酒屋 |

奈良の里山料理 ほうらんや

弊社が奈良県橿原で経営するお店。ちょうど来月で2周年を迎え早いもんだなと実感。 昼間は80席が常にウエイティングがかかる状態で嬉しい悲鳴。。最近はTVをはじめ様々なメディアにも紹介いただき多くの新しいお客様でにぎわっている。

かしはら万葉ホールと言う公共施設の5階にあり窓からは畝傍山、耳成山、香具山が見える。

(写真は畝傍山)

このお店は奈良産のヤマトポーク、大和牛、大和肉鶏、大和なでしこ卵、地元の野菜を使った地産地消をテーマにしている。食材費は高くつくができるだけリーズナブルな価格で提供させていただいている。

お店の一押しは大和牛とヤマトポークを使った「里山ハンバーグ」。。肉汁ドバーと言う感じではないが上質の肉の味が確実にわかる。サイズとソースを選ぶことが出来る。

一番オーソドックスな和風デミソース、ネギ塩ソースはとってもあっさりでお肉の味がよくわかる。テリヤキ、ポン酢もファン多し。。この秋限定の和風のキノコソースもとってもあっさり。。 ランチタイムは五分突きの玄米が入った健康ご飯と具たくさんのみそ汁、自家製漬物がついて840円。。。

もちろんどの料理も手作りなので保存料、添加物、化学調味料は完全排除。。。

名物 五重塔バーグ1980円(税込) もきわもののようだがとっても人気。。 ヤマトポークと大和牛を使った里山バーグが五重塔になっている。

家族やカップルで召し上がる方が多いが一人で完食する方もいると聞き及ぶ。

そして計画中の新店舗の看板商品として今一所懸命研究中の逸品が「里山の特製オムライス」大和なでしこ卵で包みこんだオムライスにドミソース、カレーソース、クリームソース、ケチャップソースを選んでいただく。

これも味噌汁がついて648円。。。石焼きの器でジュージュー音を立てて出てくるのでシズル感も最高。お焦げがたまらんと言う声多し。。

そして毎日売りきれ必至なのが「里山弁当」1050円。和食をしっかり習得した料理長の若原英司が作る懐石料理をベースにした綺麗系のお弁当。3種類の創作カツの入った彩カツ膳1200円もいつも売り切れてしまう人気商品。

このお弁当は月替わりとなっていて毎月1日に食べに来られるお客さまもいると聞き及ぶ。

10月の献立は

木桶に東婆豆腐、舞茸、紅葉麩の炊き合わせ、自家製の胡麻豆腐、里山つくねのキノコ餡、大和なでしこ卵出汁巻き、ひじき旨煮、柿としめじの白和え、さつま芋酢橘煮、ブロッコリー、秋茗荷、黄栗。

別添えの天ぷらが秋茄子、里芋、菊菜、海老。。これに健康ご飯と具だくさんのみそ汁、自家製漬物。。

これは売れるわ。。。。

夜はヤマトポークと若鶏モモ肉を使ったつくね鍋1260円がおすすめ。。

これからとってもいい季節を迎えます。ハイキングや飛鳥巡りの帰りにぴったり。

駐車場も完備。 詳しくはHP見てちょ


カテゴリー 奈良県, 洋食, 和食, レストラン |

北京

焼き鳥のあとは毎度おなじみ立ち飲みの「北京」に。あえて紹介するのも気後れするくらいの老舗。思い起こせばこの店で30年くらい飲んでいる気がする。。土曜日の晩は比較的ゆっくりしているので常連には烏賊の燻製を出してくれる。。少しうれしい。。 まず最初にズブロッカを一気でいただく。。舐める酒ではないものが飲みたかった。。胃のそこからじんわりとウオッカの香りがする。この後味がスピリッツの醍醐味。

そのあとはフォアロゼスのソーダ割り。。。

支払いは 「キャッシュ・オン・デリバリー」(客はまず千円札を1、2枚自分の前の金属製の皿に置くまさにヨーロッパのパブのシステムと同じ)。マスターは、客の注文した飲み物を届けるたびに、そこからカネを引いていく。。

この時点で名物の「エッグ」を所望。。お店のメニューのどこにもないんだけど昔からの名物。。昔は卵が一つだったような気がする。入れ物に卵をコンコン2個割り入れてコンロにかけるだけのシンプルさ。うすく塩をしていますが、お好みで塩かけてね。と丁寧なる説明のマスター。。

半熟だった玉子も、数分後には固めのスクランブルエッグ状態に外から内にかきまわして熱々をウイスキーソーダといただく。

半熟も美味しいしウエルダンも旨い。

受け売りだが北京と言う名前は先代の御主人が満州鉄道で働かれておりその中国への想いが高じて名づけたと聞き及ぶ。ちょうど新世界に「香港」という名前の大衆中華料理があってそこの御主人が「香川県」の「港町」出身で香港と名付けたと毎回行くたびに話してくれたのを思い出す。。(どっちでもいい話だが・・・)

ワインもとっても安い。300円から400円でそこそこのワインをいただける。少し高めのカウンターも昔ながら。立っていても全然しんどくない。他の客の飲んでいる姿もまるで座っているよう。ご主人もとっても誠実なお人柄でいい接客をされる

隠れた名物の「レーズンバター」はもちろん自家製。。レーズンの旨さが違う。レーズンバターではなくバターレーズンである。クラッカーの上にこんもりと盛られレーズンの比率がかなり高い。

嗚呼、幸せ。。。。。。。

天井には大きな扇風機があり店のあちこちにレトロな雰囲気が出ている。このお店の歴史を物語っている。客筋もよくワイワイ騒ぐ客はほとんどいない

常連客の飲み方は概してスマート。ささっと飲んでさっと引き揚げる。だから回転もとても早い。。スマートな飲み方を勉強できる希少なお店である。

大阪市北区角田町9-25 新梅田食道街1F

 06-6311-2369 営業時間 : 16:30~22:40


カテゴリー 梅田/JR大阪, 居酒屋 |