心斎橋/四ツ橋

御堂筋 ロッジ

心斎橋の御堂筋沿いにある古びたビルの地下に位置する表記の洋食店を訪問。

落ち着きのあるクラッシックな山小屋風の内装とけれんのない正攻法の洋食メニューが特徴で気楽に友人と美味しいものを食べたいと思った時によく利用する。季節ごとのアラカルトメニューがたくさんあるので好きなものを好きなだけ注文していつも食べ過ぎてしまう。

最初に生ハムと奈良産のイチジクの前菜1400円。。ゴルゴンゾーラのソースが掛けられていて一層のコクと深みを感じることができる。前菜盛り合わせもオススメなんだけどそれだけでお腹がいっぱいになってしまうので今回はパスする。

泉南蛸のエスカルゴ風1200円。。タコも柔らかくてガーリックオイルとの相性も抜群。。糖質制限中だけどバケットを食べまくってしまう。

焼きトウモロコシのサラダ1200円はこれでもかというくらいの量の糖度の高いトウモロコシが入る。トウモロコシの下はコールスロー。焼いているのでとても香ばしくてとても美味しい。

こちらのお店のレコメンドメニューのエビフライ三昧。今回は特別に長崎産の車海老を入れていただく。シラサエビ、天使の海老も同席。。。シャンペンと一緒に食べ比べをして楽しむ。

メインディッシュはロース網焼きやビーフカツレツなど食指が動くものばかりなんだけど今回はシーズナルメニューの極上黒毛和牛フィレ塩焼き4500円を所望する。。フィレ肉自身にしっかりとコクと味わいがあって柔らかいだけでなく上質なビロードのような舌触りと歯を押し返すような弾力もありフィレ肉もいろいろだなと感心する。醤油をつけていただくのも久しぶり感があっていい。ボリュームもしっかりあって食べ応え満点。お店のスタッフさんもとても親切。ご馳走様でした。。

過去の御堂筋ロッジはこちら

大阪市中央区南船場4-3-11大阪豊田ビルディング地下1階
06-6251-5064
営業時間:Lunch11:30-15:30・Dinner17:00-22:30
定休日:日・月・祝

 


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 洋食 |

ひろせ 8月

ミナミの畳屋筋の雑居ビルの1階にある表記の和食店を訪問。毎月一回メニューが変わるたびに訪問して数年になる。ミシュラン店の「ゆうの」で修行されたご主人の丁寧で創意と工夫に溢れた大阪料理は何を食しても美味しく、行くたびに発見と驚きがある。カウンター6席とテーブル席が2つ。月替わりの献立はコース10000円のみ。

最初にビールをいただいて先付けは北海道の毛蟹と白桃、アボガドの白酢(豆腐を裏ごして作ったもの)掛け。。ソースの美味しさは比類なきもの。

豪華な前菜盛り合わせはバイ貝の木の芽バターエスカルゴ風はバイ貝の火入れの妙でとても柔らかく仕上げている。生ハムでいちじくを巻いたものにゴマだれをかけたもの。稚鮎の南蛮漬け、鴨ロース、枝豆の春巻きと鱧の骨を挙げたもの。どれも手がかかっていてお酒が進みまくる。

刺身盛り合わせは今が旬の石陰貝、淡路産の生雲丹と皮目を炭火で炙った鱧、大きく包丁をしたつぶ貝。鯛の昆布締めと大きな細魚の大葉鋳込み。コリコリの食感のメイチ鯛の7種盛り。。

煮物椀は昆布だしが効いたしっかりとした味わい。。旬の皮目を炙ったのどぐろ、松茸、冬瓜、白木耳などがはいる。

焼き魚は旬の鱸のオイル焼き。炭火で魚に油をかけながらじっくりと火入れをする。。焼き茄子を裏ごして調味した香ばしいソースでいただく。添え野菜はミニトマト、ズッキーニと万願寺とうがらし。

枝豆の冷製すり流しは穂紫蘇と秋田の蓴菜、胡瓜、湯葉豆腐が添えられる。スッキリした味わい。。

肉料理は自家製のパン粉をつけてレアに火入れされた和牛マルシンのカツはとても柔らかい。ケチャップの風味のクリームソースとスパイスの効いたウスターソースでいただく。

食事は旬の玉蜀黍ご飯。鱧の炊いたものが添えられる。

デザートはすももにソルダムゼリーをかけた夏らしい酸味のあるもの。今回もボリューム満点で大満足。。次回9月が楽しみです。。。

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

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ひろせ 7月

東心斎橋畳屋町にある表記の和食店を訪問。月に一度コースの献立が変更されるたびに伺っている。店主の広瀬氏の作る料理がとても口に合うので毎月楽しみになっている。ミシュラン店の「ゆうの」で修行され、目利きのしっかりした仕入れと骨格のしっかりしたかつ柔軟な調理は毎月伺っているが飽きることがない。

店主の手元が見えるカウンターの6席がおすすめ。10000円のコースのみであるが価格以上の価値はあるといつも思う。

先付けは擦りおろした長芋を使った養老豆腐に北海道産の甘い生雲丹を乗せたもの。手前には大きく包丁した柔らかな蒸し鮑。その上に叩いたオクラと海ぶどう、穂紫蘇が乗せられる。最初から全開モードのパンチのある涼しげな料理が登場。

2皿目の揚げ物は万願寺唐辛子の中に玉蜀黍を入れたすり身を詰めて揚げたもの。2種類の揚げたズッキーニとともに。ソースはコクのある海老味噌ソース。海老味噌ソースの塩梅はさすが。

活鮮は夏の高級魚「あかっぽ」(アカハタ)「鱚の大葉鋳込み」「鯛の奈良漬包み」「皮付きのハリイカ」「生ダコ」「生ほっき貝」の6種盛り。シンプルな盛り付けなんだけどどの魚もとても上質。

煮物椀は丁寧に骨切りされた「牡丹鱧」とおかひじき、蓴菜。出汁に鱧の脂がしっかりと出て滋味深い。昆布の味もしっかり効かせた凛とした味わい。

皮目だけを炭火で炙った長崎産の「べにひとみ」という名ブランド名の「のどぐろ」。びっくりするくらい脂乗りまくり。。チリ酢で供される。

炭火で丁寧に焼き込んだ三重県産の身厚な鰻の白焼き。八尾産の枝豆、胡瓜と若桃の酢の物とともに供される。

玉蜀黍のブリュレ。。一見デザートのようだけど塩がしっかりと効いている。箸休めにちょうどいい。。

和牛のラムシンを使った肉料理。冬瓜、焼きなす、破竹、唐辛子、トマトなどの野菜を添えて。

最後は新生姜と梅のご飯。。

デザートは黒胡麻のアイス最中。料理はほとんど一人でご主人がされる。見習いの職人さんも初々しくてとてもいい。今回も大満足で店を出る。。

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大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

 


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