扇町/天満

金扇

最近習いだした英会話教室にいく前に中崎町にある天ぷらの名店の「金扇」さんを訪問。場所は中崎町駅三番出口を出てローソンを南下。店構えは飾りっけの全然ない見過ごしそうな感じ。

店に入ると難波の精華小学校の前にあった今はなき天ぷらの名店「天吉」を彷彿させるような小体な店構え(カウンター7席と4人掛けテーブル2つ)と見るからに頑固そうなご主人。。瞬間この店は間違いなく旨いと言うことが直感でわかる。

あとで知人にこんな店知ってるかと尋ねるとこの店のご主人はプラザホテルの料理長で独立して喫茶店の後の居抜きで開業したと言っていた。現役のときは業界では神の手を持つ男と言われていたらしい。

お昼は天丼と天ぷら定食。迷わず定食1000円を所望する。周りは近くの会社のOLが多い。カウンターがやっぱり特等席なり。注文が入り次第ネタを切り出し、衣を付け、揚げていく。

突き出しは冷や奴。。普通の豆腐と違うことは見ただけでわかる。。当然味も濃くうまい。ごはん、赤だし(豆腐入りでかなりいい味噌を使っている)漬物(きゅうり、塩昆布です)、天つゆですが最初に出る。

そして天ぷらだがホントは揚げたてを少しづつ出してくれるのだがこの日は急いでいるからと言って総て一遍に揚げてもらう。この日の中身は海老2尾、シソ巻き海老1尾、小アジ、茄子、ししとう(2個付)、玉ねぎ2個、サツマイモ、玉子の白身、鶏、ゴボウ。。

小振りの天ぷらは綿実油で揚げられておりさっくりと軽い感じで揚がっている。かなりレヴェルの高い天ぷらである。これが1000円とは驚愕のCPである。この日いただいた天麩羅定食1,000円はじめ、天丼800円、かき揚丼800円、野菜かき揚丼450円と総てがリーズナブルな価格。

夜のメニューはAコース1,900円 Bコース3,700円 後はおまかせ・・・と言っていた。天ぷらだけではなく一品料理もあり。。今度夜来るねと言って店を出る。。この店かなりいい。。

大阪市北区万歳町3-41 ホワイトコーポラス 1F
営業時間*ランチ12:00~13:30(日曜日は無し)、夜17:30~23:30
定休日*月曜日・祝日

 


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ダイワ食堂 本店

英会話の授業のあと表記のお店で友人と会食。場所は扇町公園の中央道を西へ向かって北の病院の近辺。。梅田方面から来ると景色は一変する。

「大衆酒場」そのものの外観と店内。ビールで乾杯のあとお店の壁に貼ってあるダイワの十戒なるものを見て友人が上から下まで10品目すべて注文する。

甘辛の白みそ仕立てのどて焼き280円。自家製のボリュームたっぷりポテサラも280円。。

牛ポパイ炒め580円(写真なし)はほうれん草と牛肉を炒めてウスターソースで味付けたもので半熟玉子と共にいただくとうまい。

このお店の一番人気の品らしいあぶりイカおろし580円(写真なし)は軽くあぶったイカに大根おろし、ねぎ、ポン酢、マヨネーズがかかっていて混ぜ込んでいただく。

砂ずりニンニク380円も全くクセもない。。特段旨くもないが値段が嬉しい。。

お好み焼き580円登場。しかしながら思った以上に普通。。でも表面がパリッとしていて手作り感満載。ビールによくあう。。

上ミノタタキ580円(写真なし)もミノの火の通り方がちょうど良くてコリコリした食感が楽しめます。玉ねぎ、フライドガーリックをのせてポン酢で食す。

ダイワグラタン380もこの店の名物。。チーズがトロトロして中身はいろんな野菜。
熱々なのが嬉しい。。

サンマの生ずしはとても滋味深く、純粋旨い。大阪ではめずらしいサッポロラガーはキリンよりも苦くなくのどごしもいい。久しぶりの訪問だけどとても落ち着く。。

普通のものが安くて旨い。。これが商売繁盛の原理原則なり。。。。。

大阪府大阪市北区神山町14-3メゾン崎山1F

TEL06-6361-7373

ダイワ食堂居酒屋 / 中崎町駅扇町駅天満駅


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双龍居

会合のあと12人で表記の店に訪問。天満市場の横で大繁盛店としてされていたところ駅前に5階のビルを新築、その1階と2階で巨大な料理店を展開。店舗スタッフはでコミュニケーション。かなり大きな店だが予約しないと入れないくらいに人気。その秘密は驚愕のCPである。こちらのご主人は中国の5つ星獲得シェフと聞き及ぶ。

名物は麻婆豆腐で黒胡椒と山椒が効きまくって甘みが全くない。。。しかしその痺れる感じが人気の秘密となっている。

ビールで乾杯のあと前菜登場。。砂ずりの冷菜、青菜のひたし、ツブ貝、鶏の冷菜、乾燥豆腐など。。どれも本場中国の献立。。。日本式の中華料理で見られない食材も多い。

特にツブ貝は独特の食感でかなり美味しかった。

チンゲンサイと海鮮の炒め。魚介の包丁の入れ方も美しくとっても美味しい。。。とても優しいお味。

酢豚もパリパリしてて日本の物とはぜんぜん違う。しかしながら食べにくい感じは全くない。オーナーのジンさんはとても優しくて丁寧。前に厨房も見せてくれた。調理人が10人以上いたことに驚いた記憶がある。

小籠包はスープもたっぷり。。紹興酒とともにいただく。。。みんなでワイワイ言いながら食べるとどうしてこんなに美味しいのだろうと思う。。

この店いまや夜メニューだけで202種類。。ほとんどが500円から1000円まででボリュームもたっぷり。この店のメニューのすべてを制覇するのは至難の業。前の店舗から含めてかなりいただいた記憶があるが。。。カエルの炒めなどはかなり旨い。。。

毎度おなじみ固い焼きそば。。。ちゃんと作っているので普通に美味しい。。

万を期して北京ダック登場。。

もちろん目の前でサーブする。。みんなの注目の中で奇麗な手さばきでドンドン皮と身をカットする。

お腹に空気が入っていないのと下処理と焼きの行程をいくつか省いているために見た目はいまいちであるが味は全く問題なし。

盛りつけはこんな感じ。とても美しい。北京ダックセット 1,950円 内訳は
・北京ダック(肉付き皮)約 20枚
・白ねぎ
・きゅうり
・包餅10枚
・自家製甜麺醤

同じ物を銀座の名店の全聚徳で食すと8000円なり。貝割れ大根とかサニーレタスとか揚げニンニクや卸ニンニクとか薬味もたくさん付いてくるがそんな物は不要。

この店のCPの素晴らしさを体現出来る逸品。。

甘いミソ(甜麺醤)とキュウリとネギを荷葉餅 巻いて頂く。ホントは皮だけを砂糖をまぶして頂くのが好みなんだけどこの日は我慢。

店の店員も言葉はいまいちだがホスピタリティーはしっかり感じられる。皮はパリパリして香ばしく、肉は柔らかくジューシー。。最高。。お酒がとっても進む。生ビール5杯、酎ハイ5杯、紹興酒ロック3杯なり。

この店の名物「牛肉の四川風煮込」めっちゃめっちゃ辛い。美味しい。。香ばしい。真赤な餡の中には牛肉とキャベツがたっぷり入ってる。頭の汗腺が開く。。。目がしょぼしょぼする。。います!

火を吹くほどの辛さの中に、強烈な旨味がある。。舌はしびれる。。汗もしたたる・・・

適度な厚みのある牛肉が柔らかいのとキャベツの甘みが心地よい。最後に残った餡に玉子麺をからめて食べる。

 

このほかにもお焦げや焼きそば、焼き飯、杏仁豆腐とか頼みまくって一人4500円。

予約が取れないこと納得。。まさに新たな天満の新名所。

大阪市北区浪花町1-24 JL天満駅前ビル1F・2F
tel. 06-6377-8808
ランチタイム / 11:00-14:00
飲茶タイム / 14:00-17:00
ディナータイム / 17:00-24:00
無休

 

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そのあと天五商店街にある熱帯魚を見ながらお酒をいただくみせ。昼間はまんま熱帯魚店なり。。店主の近藤充氏の熱帯魚に対する増資の深さは素晴らしい。(当然であるが)

近藤熱帯魚店。。。

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そのあと民家改装の日本酒と無農薬野菜のお店「ビューティーバー」に行く。

この店もかなり個性的。。座敷があってちゃぶ台でお酒をいただく。純米吟醸の「星」かなり美味しい。。濃い味わいは締めの酒にぴったり。

諸味味噌とポテトサラダ、酒粕に漬けたクリームチーズ(これは秀逸)酒肴も素晴らしい。。

この辺り民家改装型のバーや飲食店があってとても勉強になる。若い人の感性に驚くべ。

双龍居中華料理 / 天満駅天神橋筋六丁目駅扇町駅


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