料理ジャンル

むつごろう

西梅田で歯科治療のあと北新地の和食店でランチ。前回1000円の天ぷら定食で感動した表記の店に再訪する。

前回の記事はこちら

ランチメニューはこちら・・・・

・天ぷら定食1050円
・日替わり定食1570円
・茶蕎麦と子海老かき揚げ定食1260円
・あなごまむし定食3150円
・天婦羅お造り定食3150円
・天丼(小鉢、みそ汁、漬物、果物付き)840円
・地鶏親子丼(小鉢、みそ汁、漬物、果物付き)940円
・お昼のおまかせ料理{要予約}5250円

多分一番売れてなさそうなあなごまむし定食を所望。昼から贅沢と思ったが今私どもの店の課題食材があなごなので3150円の価値を確認するために注文する。

もずく蕎麦とあなごまむしのセットで蕎麦は湯がきたてでシコシコしているが特にどおってことはない。

細かく切られた金糸卵の下には丁寧に串打されて醤油ダレを塗られたあなご2匹分が2層になって入っている。

ご飯にかかるタレも薄めの上品な感じ。ああ和食の仕事だなと一目で分かる丁寧な盛りつけ。あなごの新鮮さはよくわかる。シコシコして美味しい。が鰻丼のようなインパクトはない。

高齢者の女性向きと言った感じか。1000円くらいで提供いただければいいのにと思いながら店をでる。

平日の11時30入店、12時退店。退店時はほぼ満席。客層は年配の女性グループ多し。。

この店のランチはやっぱ天ぷらだなと実感。。。

大阪市北区曽根崎新地1-10-16永楽ビル2F

06-6341-0377

むつごろう割烹・小料理 / 北新地駅西梅田駅東梅田駅


カテゴリー 梅田/JR大阪, 和食 |

すし豊 5月

阿倍野の松虫交差点を南に200m。小さな路地を入った昭和の風情漂うレトロな寿司店。自宅から近いのでたまに立ち寄る。

この店よくTVや雑誌に掲載されまくりの江戸前寿司。ご主人の面白トークを聞きながら食す寿司はとても上質でCPも抜群。まずは生ビールをいただいて酒肴をいくつかいただく。まずはしっかりめに炊き込まれた子持ちシャコ。生ワサビを少しつけていただくとビールがすすみまくる。

有田川のもずくは採ってすぐに冷凍する。それをその場で湯通ししてウズラ卵が入った醤油系の出汁に少しつけて頂く。香りもとってもよく美味しいなあと心から感じる。

水槽で元気に泳ぐ鮎はこれも有田川で獲れたもの。生きた鮎を焼くと飾り塩をしなくても写真のようにヒレがたちまさに清流を泳いでいるよう。小振りなので頭からガブリといただく。とてもかそけき苦みと鮎の香りが日本酒にぴったり。

蓼酢も自家製ですり鉢でごりごりしていた。ご主人はプランターで蓼を育てていると言っていた。。

葉っぱをちぎって噛み締めながら酒を嗜む。。。ああ日本に生まれてよかったと思う瞬間である。

ここで握ってもらってまずは黒ごまを忍ばせたハリイカからスタート。剣先イカやモンゴウイカと違ってパリっとした歯ごたえとさっぱりした味わいは初夏を感じさせる。

大阪湾で獲れたものと言っておられた。。

3分間漬けられたマグロの漬けは私は苦手なのでヒラマサのカブラ巻きを替わりにいただく。最初、カブのさっぱりした感じがきて、そのあと数回カミカミするとヒラマサのコクと香りがあじわえ、さらに鷹の爪のピリッとした感じとともに味が3回変わりますとご主人のトークつき。。これは楽しいわ。

コハダはしっかり締められた一枚付け。。普通に美味しい。。

ハマグリの握りは濃いめの煮詰めがたっぷり。あっさり炊いてもしっかり煮込んでもハマグリって美味しいね。

カンパチの炙りは香ばしく塩加減も絶妙。。味も濃く感じるのは不思議。。

今年初めてのハモも丁寧な仕事をされていた。。一目見ただけで美味しいことがわかる。。。

 

青柳は身の部分はとてもいい香り。関西ではあまり食さないが独特の癖も含めて大好物。歯ごたえや甘みもしっかりあって日本酒がすすみまくる。

真ん中のよく見る小柱は歯ごたえもあって貝の旨さが凝縮した感あり

ヒモは強烈な磯の香りと独特の歯ごたえ。これが青柳の醍醐味。。

2時間煮込んでつくるこの店で一番柔らかいネタの鮑。。。この台詞この店で毎回聞いてはや15年。

この店で一番固い握りのイクラ。このフレーズもこの店の名物。口の中でいくらが逃げ回り噛むのに難儀するいわゆるピンポンイクラ。。実際に一粒お皿に落としてみるとスーパボールのように弾む。。。

シラサエビもこの時期の旬の味。味噌の甘みも上品でとても好きなネタ。。

イカの印籠は身と卵と白子の3段攻撃。。身はさっくりして卵はプチプチし白子はまったりした食感。。

 

最後はあっさりとお漬け物で締めなり。

寿司の出てくるタイミングも絶妙。。気配りが聞きまくっている。昔から顔にしわのない全く年齢不詳の東京弁バリバリのご主人は東京銀座の名店「新富寿司」で修行。

しかしながらお店が厳しすぎて1970年、大阪万博見物と偽って仲間と脱走。そこから大阪で努めて自分でこの店を出したと言う話もかれこれ20回は聞いた。名前は安田豊次、だからすし豊らしい。

「あたぼうよ!」とか「てやんでぃ!」って言葉最近あまり聞かないね。。

大阪市阿倍野区王子町2-17-29

06-6623-5417


カテゴリー 東天下茶屋, 寿司 |

ながひろ

釜山からラピートで天下茶屋下車。一人ディナーは地元の名店の表記のお店。

へんこ親父一人が5時から一人で店を開けて切り盛り。。。6時になるといつも満員。この日は7時半に入店。。。カウンターに座るがレバーなどは品切れ。。

店主は口から毒をはきながら常連客に上から話しまくるドSの店。常連率9割の食べログなどにも掲載されていない超穴場店。

このヘンコドS親父を見るだけでこの店に来る価値はある。

でも実は優しいところも垣間見えてそこがこの店の繁盛のポイント。

あと焼き鳥は一本90円。かなり新鮮で肉はピカピカ。。安くてうまい焼き鳥の最高峰と個人的に思っている。心臓と生肉を2本ずついただく。

つくねは緑色。。。どうしてこの色になるのかはわからない。しかしいつまで焼くねんと言うくらい焼きまくる。。口に入れるとホクホクする。

手羽も新しい。。皮はぱりぱり。見ただけで美味しいことがわかる。。脂がじわっと出てああ手羽食べてるなって思う。

ジャガイモを注文すると「時間かかるよ!」との返事。。実際これもいつまで焼くんだろうと思うくらい焼きまくる。バターもたっぷりでレモン酎ハイにとても良く合う。

8時になると「火を落とすよ!」と言ってのれんも引き上げ炭を消し始める。

ビールと酎ハイをいただいて1600円の会計。。価格も満足。。

ディスイズ下町の焼き鳥と言った感じの店。。。

場所は天下茶屋駅の東側を探してくださいね。。。

焼鳥ながひろ焼き鳥 / 天下茶屋駅北天下茶屋駅


カテゴリー 岸里, 天下茶屋, 串料理 |