料理ジャンル

ラーメン矢 ロックンビリーS1

尼崎の表記の有名ラーメン店を夜に一人で訪問。JR塚口駅からは南西に徒歩8分ほど。店の横に駐車場8台分あり。ランチタイムはいつも長蛇の列。リーゼントで紫のスカジャンを着た私と同年代くらいの店主さんは矢沢永吉リスペクトで店名の「矢」も矢沢のオマージュと思われる。「S1」はスーパーワンと読むらしい。

静かな店内は色々と店のハウスルールが張り出されており「私語禁止」「厨房の撮影禁止」「ラーメンが出るまでは席を立っては行けない」などが書かれている。

メニューはラーメンが醤油、塩、味噌、つけ麺となっている。今回は6年連続日本一になった「尼ロック」という名称の醤油ラーメンを所望する。

オープンキッチンでラーメンを作る姿はかなり真剣で無言で一杯ずつ丁寧に作られる。スープを注いだ後、客が手に取りやすいように丼を氷で冷やしているのにびっくり。

美しく妖艶な表情を見せる黄金色のスープはかなりオイリー。しっかりと抽出した鶏ガラ出汁と香ばしさが前に出た醤油を合わせたもの。鶏油のせいか旨味が強烈。生姜の風味もあって脂っこさが中和されている。ただ喉越しは良くて淡麗な軽い味わいとなっている。

大判チャーシューは薄い味付けでスープの邪魔をしない控えめな味わい。柔らかい穂先メンマはスープにしっかりとなじんでかなり美味しい。

コシのある麺は中細ストレート麺でやや低加水で喉越しもいい。鶏油との絡みも良くてスープとよく馴染んでいる。食感の異なる2種類のネギにもびっくり。ここまで細かく計算されて繊細なラーメンをいただくのは初めて。とても美味しくいただきました。

尼崎市南塚口町3-29-13
11:00-14:00、18:00-21:00
定休日:月曜日(毎月1回、火曜日と連休あり)


カテゴリー 兵庫県, 麺料理 |

ポンガラカレー

梅田にある表記のカレー店を訪問。御堂筋線の梅田駅の近く、阪急百貨店北側の地下入り口からホワイティ梅田に抜ける地下道に位置する。正式には阪急サン広場地下通りというところと聞き及ぶ。

一見よくある普通のカレースタンドのように見えるんだけど本格的なスリランカ系のスパイスカレーがいただけるお店。広々とした空間で席も多め。

メニューは
・選べる3種のカレープレート 1300円
(3種のカレー+季節の副菜3種)

・選べる2種のカレープレート  1100円
(2種のカレー+季節の副菜3種)

・野菜カレープレート     1400円
(野菜のカレー5種+季節の副菜3種)

・スリランカカレープレート   1200円
(レンズ豆のカレーとカレー1種+季節の副菜5種)

・ジャパニーズビーフカレー 900円

・全部盛りカレープレート    2400円
(カレー全種類+季節の副菜3種)

カレーは
①チキンキーマ 
②スリランカチキン  
③パクチーチキン   
④スパイス魂ジャパニーズビーフカレー ス
⑤スリランカポーク    
⑥バターチキンカレー    
⑦レンズ豆のカレー  
⑧ラッサム   
⑨色んなキノコのカレー
⑩帆立クリーム
とかなり選択肢は多い。  

今回は
「3種のカレープレート」でチキンキーマ、バターチキン、キノコカレーをチョイス。

それぞれのカレーがしっかりとした味付けで手間がかかっていることがよくわかる。添えられた3種類の副菜もとても美味しい。
パラパラのバスマティライスもクセもなく食べやすい。途中で全てを混ぜ合わせていただく。
複雑に味が変化してさらに美味しくいただける。あっという間に完食。。ごちそうさまでした。。

お店のHPはこちら

大阪市北区角田町8−47 阪急サン広場 B1
11:00-22:00


カテゴリー 梅田/JR大阪, カレーライス |

そば処 堺 更科

堺の表記の蕎麦店を訪問。阪堺電車の御陵前駅から東に1分。この地で創業90年になる老舗店。お店は30数席の年季の入ったテーブル席と座敷があって古いけどしっかりと掃除がされていて清潔感あり。

昭和の残り香が漂う時間の止まったような店の壁には昭和25年当時のお店の写真が飾られる。本年90歳になるお母さんと60過ぎの娘さんと女性スタッフさんの3名で切り盛り。

麺のメニューはレコメンドメニューの「せいろそば」(大850円・並750円)、きつね、かやく、にしん、やまかけ、なべやき、切り餅、祭カレー、肉カレーなどのうどん・そばを中心に親子、他人、きつね、木の葉、かつ、カレーなどの丼物もある。

今回は「せいろそば(並)」の温かいものを所望する。熱盛せいろは堺ではあちこちの蕎麦店で提供される郷土料理的なもの。

しばらくして湯気の上がるせいろ蕎麦が供される。更科という名前から真っ白な蕎麦を想像していたが普通のビジュアルだった。生卵が沈む猪口に熱々の蕎麦つゆを徳利から注ぐ。そばつゆにそばをたっぷりつけていただくと独特のヌチャッとした食感とともに蕎麦の風味が口に広がる。生卵がいい味わいとなってよりマイルドな食感となる。蕎麦にはコシはほぼない。でもそれがいい。

最後に蕎麦湯を入れて卵の風味の残る蕎麦つゆと合わせていただく。お店の方と取り止めもない世間話をしながら美味しくいただけました。

堺市堺区南半町東1丁2-16
11:00~19:00
火曜定休


カテゴリー 堺市, 蕎麦 |