東三国

清粥小菜明(ちんぞうしょうさいめい)明

月に一度終日通っている経営塾を終えて友人と東三国で晩ご飯。帝国ホテルで勉強しヌーベルシノワ系の上品中華を比較的手ごろな価格で提供することで有名な商店街の中にひっそりとたたずむ名店。 台風直撃の日だったがお店は満員で驚いた。 お店はカウンター6席ほどと、4人掛けのテーブル席が2卓、奥にもテーブル席があるこじんまりとした食堂のよう。

ビールで乾杯して付きだしのザーサイをつまみながら料理をチョイスする。どれもが魅力的なものばかりで目移りする。

最初はサンマと香味野菜の椒痲ソースサラダ1400円。。まずサンマが新鮮なのとソースの美味しさに驚く。花山椒の実とラー油を合わせ紹興酒と米酢と紹興酒と醤油をたしたようなそなんだけど自分で作るとなかなかうまくいかないのと風味が出ない。。豚肉とかでも合うしサンマでいただいたのは初めてでかなり感動した。。

海老の変わり揚げ550円はすり身をワンタンで包んだもの。。特にどうってないがビールにぴったり。個人的にはこんなの大好き。

旬の野菜の素揚げ1800円は万願寺とうがらし、蓮根、ミニトマトなどの有機野菜を蒸したものを黒酢と中国の13種のスパイスの入った塩でいただく。かなり美味しいが値段も割高感あり。残念。

焼売 は皮がお米で、不思議な食感だけかなりおいしい。 一見どこでもありそうなものなんだけどいただくとその上質感がよくわかる。仕事が丁寧なのもとてもうれしい。紹興酒がかなりそろっていて最初は甕出しの8年、次に15年を飲みまくる。。

手羽の唐揚げも紹興酒に漬け込んでいるので風味が抜群。仕事の仕方や腕の良さで大衆的な食材がここまで変わるものなのかと驚く。

ブロッコリーの蟹身餡かけ1300円は帝国ホテルのジャスミンでいただいた記憶がある綺麗系の広東料理の逸品。シャンタンスープも軽やかで蟹も旨みをまといトロトロのふわふわでご飯にのせていただきたいくらいであった。

とってもよろしゅうございました。ご馳走様でした。

大阪市淀川区東三国4-17-5

06-6396-2183

清粥小菜 明中華料理 / 東三国駅東淀川駅新大阪駅


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韓国居酒屋ヒデトミ

月に一度行っている経営塾の帰り友人とともに東三国にある韓国居酒屋に行く。 以前に連れて行ってもらったのだが基本的に韓国料理の発酵した辛さと眼がつぶれるような赤い色が和食に携わってきた私には苦手だった。                                                                                                                                                              thidetomiataki.JPG せやけど店主の温かさと料理の旨さに友人を誘って再訪した。最初に出てきたのがネギにまみれた肉のたたき。。。この肉はどこの部位かと聞けば「そんなもん知るか黙って食うとけ!」と言われる。                                                                  でもその言葉には温かさがある。。。店の入り口はどういうわけか自動販売機が占領している。   surumeika.JPG その次出てきたのはスルメイカの前菜。。見た目より辛くない。イカが新しいのは一口食べると良くわかる。良く冷えた生ビールがうまい。一緒に行った友人が常連なのでビールは自分でいれる。生ビールのタンクも自分で変えていた。。オカンが一人でやっているためにみんなで助け合いながら食べる。。 surumekyuri.JPG 一人なんだけど料理出てくるのが超早い。。。カクテキと胡瓜の漬物。。スルメの甘く炊いたやつはビールにぴったり。。この店のおかんしゃべりながらどんどん料理を出す。。かなりの高齢と思うのだが髪の毛は3色である。。子犬でよくそんなのを見る。。 chapuche.JPG チャプチェは楽しみにしていた。。。味の加減が絶妙。。。野菜もたっぷり入っていて身体に良さそう。。。 実に優しい穏やかな味の加減。 kejan.JPG 7人で予約したので前日予約でケジャンをお願いする。。 藤原紀香が秘密の嵐ちゃんで絶賛していた醤油味のカンジャンケジャンじゃなくて唐辛子やニンニク、しょうが、砂糖などを混ぜた真っ赤なソースに漬けたヤンニョムケジャン。。 見た目は強烈だが生きたカニを漬け込んでいるので甘くて柔らかで殻をチューチュー吸っていただく。。。 韓国ではこの時期がカニがよく捕れる時期で卵はまだ持ってないけどその分、身がしっかり詰まって実に美味しい。漬けこんであるヤンニョムソースはすっきりした辛さとほどよいコクでカニの甘味や旨味がひきたつ絶妙な加減。。。 makori.JPG ここで秘密のマッコリ登場。。。常連の方は生ビールに入れてブレンドしていただくようなので私もまねさせていただいた。。。 加熱していないマッコリはカルピスソーダ?のような爽やかさとほのかな酸味が飲み心地がすばらしい。 乳酸菌が思いっきり入っているのであろうかプチプチした発泡感が気持ちよくアホほど飲んでしまう。 前回も酔うまで飲んでしまう美味しさが悩ましい。。。 baranikusantyu.JPG 三段バラの豚肉が大量に登場。。本日はこれがメイン。 しっかり焼いてチシャ、ごまの葉で巻いてコチジャン付けて食べる。マッコリ→豚肉→マッコリ→豚肉と永遠に続くループがひたすら続く。 marutyo.JPG そのあとマルチョウ登場よく焼いていただくと良質の脂がほとばしる。。。ほんま幸せ。。。 そこから動脈のコリコリが出てあごの肉が出てきて・・・・・・・                                                                                         でもこのあたりになるとマッコリのせいで意識もうろう。。。 makori3.JPG 途中でオカン会話に入ってきてゆるい感じの接客と会話がお酒をさらに進ませる。。このマッコリをいただくだけで値打ちあり。。。客筋もいい感じ。。。 CA340918-0001.jpg ドリンクも最初は作ってくれたけど後はセルフ「氷はそこで酒はここ。」「こぼしたらしばくで」は実に明言。。トイレにも張り紙。。。 一番大好きなスジ豆腐食べるの忘れてたと気づいたら電車の中だった。。。 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目23-21 06-6399-1977 前回のヒデトミはこちら

韓国居酒屋ヒデトミ韓国料理 / 東三国駅東淀川駅新大阪駅


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韓国居酒屋ヒデトミ

友人に連れられ淀川の東三国にある韓国居酒屋。 韓国料理は焼肉以外はどちらかと言えば苦手。。キムチも食べないし発酵した辛さに抵抗があるのかもしれない。。。焼肉も最近お腹を壊すので控えめにしている今日この頃。 新大阪からタクシーに乗って到着した店は見た目に飲食店とは思えないほどのファザードである。 一見で入る勇気は絶対にあり得ない。。。酔っ払って知らない宗右衛門町のガールズバーに行くようなものである。。地元の友人に知ってるか?と聞くと逆にどうして知っているの?と聞かれるくらいレアな店である。。 しかしながら店内は満杯。。。。。。。参りました。。。。。 店主一人で応対と調理。。。常連の友人に聞くととにかく店主が素晴らしいのと料理が抜群に旨い。。。 それって空極やんと思いながら、前菜にイカの辛いの(名前忘れた)春雨炒め(チャプチェ)をいただく。 ikatyaputyu.JPG 辛いとか辛くないとかの次元を超える旨さにびっくり。。。このチャプチェ普段食べないがかなり旨い。。。 どうしてかわかんない。。。 doburoku1.JPG この店主は一度来た客の顔と名前絶対に覚えているらしい。。お酒は市販ものではない「どぶろく」いわゆる生マッコリである。。。ぐいぐいすいすい飲みまくりである。。時間と場所の観念がなくなる。。。周りの景色がパラダイスに見えてくる。。 sujinegi11.JPG 店主一押しのスジ豆腐(スジ入りスンドドゥ豆腐)はタテギのバランスの良さでいくらでも食べ進んでしまう。スジ肉の上質さは言うまでもない。。 マッコリ⇒スジ豆腐⇒マッコリ・・・永遠と続くはまりまくりパターンである。。。 yakinikubuta.JPG オカンがこの後は肉でも焼くか?ということでサムギョップル。。。バラ肉はかなり上質。。 エゴマも旨いしサンチュも新しい。。。一番はいかにして美味しくしようかという根性がそれぞれの料理に注入されているところである。。 kanbanhidetomi.JPG 食べログやぐるなび、その他ブログも全くノーマーク。。。 しかしながら予約しないと入れない。。。7時過ぎにべっぴんの店主の孫が来て接客のお手伝い。。 トイレにはこんな看板がかかっている。。この店の店主まさにこんな感じ。。。でも優しいよ。。 大阪市淀川区東三国4-23-21 06-6399-1977 17:00 ~ 23:00


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