梅田/JR大阪

蕎麦処 とき 4月

北新地で歯科治療をした後でヘビーユースする表記の蕎麦店をランチタイムに訪問。時分時はいつも満席が続く人気店で界隈の会社で務める方でこの日もいっぱい。特に女性グループ率が多い。十割蕎麦が大人気でレギュラーメニュー以外にも季節の蕎麦が数種類提供される。

夏限定の冷やしカレー蕎麦が好物。この日は普段いただくカレー蕎麦ではなく季節限定の「黒毛和牛カレー蕎麦1800円」を所望する。

ランチタイムのみサービスで出てくる巻き寿司。山椒の実や焼き穴子も入っていて海苔の上質さも相まって突き抜けた美味しさがある。近くのミシュラン寿司店の店主もこちらの巻寿司の美味しさにはまっておられてよくテイクアウトすると言っていた。

しばらくして着丼。甘い牛肉がたっぷり入っていてとてもスパイシーな味わい。蕎麦も美味しくて一気に完食してしまう。11時半からの開店なので早めの訪問がオススメ。ごちそうさまでした・・・

過去の「とき」はこちら

大阪市北区堂島1-3-4 谷安ビル 1F
電話: 06-6348-5558
11:30~14:00
18:00~26:00

 


カテゴリー 梅田/JR大阪, 蕎麦 |

トムクリオーザ 4月

友人に招待いただき表記のミシュランイタリア料理店を訪問。北新地駅から徒歩5分のダイビルの近くの雑居ビルの2階に位置する。ポンテベッキオでの料理長を経て2013年にこの地で独立。

この日は9名での貸し切食事会。16500円のコース料理にワインペアリング20000円をつけていただく。

最初にシャンパンで乾杯して、一皿目は百合根のクリーム(調味料なしで水と百合根のみで作るらしい)と素揚げした百合根とキャビア。

続いて蛍烏賊のパスタ。蛍烏賊を潰して作ったソースで蛍烏賊の肝のコクと合間ってとても濃厚で美味しい。

続いて名物料理24ヶ月熟成させたペルシュウの登場。パルマハム職人の岐阜在住の多田さん(お会いしたことはないけど・・・)という方が作ったもので、それをスライサー界のフェラーリーと言われるベルケル社のハムスライサーで透けて見えるほどの厚さにカットして提供。脂身の融点が低いために口の中で甘く溶ける感じと独特の香りが何ともいえない。

途中で熱々の寿司米が出てきてそれをハムでくるんでミニおにぎりにしていただく。同時に菜の花のサラダとジャガイモのニョッキ、半熟卵も提供される。

ハムのお供は昨日に千葉県木更津の竹島さん(この方も知らない・・・)が作って航空便で届くフレッシュ感がある水牛モッツアレラ。フレッシュ感がとてもいい。

続いて鴨肉のラビオリとホワイトアスパラガス。上には黒トリュフとパルメザンチーズ。

魚料理は甘鯛とちりめんキャベツのスープ(魚貝のスープにサフランと生クリーム)仕立て。このスープがとても濃厚で凝縮感がすごい。

2つ目のパスタは手打ちキッタラ。生の北海道産の牡丹海老と一寸豆とそのソース。
最後にイタリアカラスミのボッタルガが掛かる。

牛肉のカツレツ(ひょっとしてラムかもしれない・・・)ワイン飲み過ぎて記憶に残らなかった・・・しかしながら肉が甘くてポルチーニの濃厚なソースとドンピシャの味わい。
合わせた赤ワインとの相性も完璧。

ドルチェはイチゴのコンポート。。

名物のピスタチオのパンナコッタはとても濃厚で香りが強烈。グラッパと一緒にいただく。。

ワインのペアリングも上質なものばかりセレクションいただく。

サービスのスタッフも若い方ばかりだけどしっかりしていて、美味しいものを美味しく食べていただくという気持ちが伝わるとてもいいお店です。

前回のトムクリオーザはこちら

大阪市北区堂島1-2-15 浜村サンプラザビル2F


カテゴリー 梅田/JR大阪, イタリアン |

料理屋 稲家 3月

北新地にある表記の和食店を訪問。オープンしてからほぼ毎月伺うお店。永楽通りのステーキロンのある「纐纈」「ぬま田」「TOMONO」などが入店する北新地プレイスビルの7階に位置する。

今年35歳のご主人は神戸のミシュラン店の「植むら」で6年間修行をされて新地に進出。お店はカウンター8席のみでご主人と若い調理師さん2名とソムリエの女性で切り盛り。。

18時と21時の2回転制。料理はコース18000円(税サービス別)のみ。飲んで食べて一人3万円くらい。事前に苦手な食材があれば配慮していただける。

最初に麦焼酎のソーダ割りに皮を外したレモンを添えたものを所望。一斉スタートの料理の扉は細かく刻んだ春キャベツと旬の蛤に湯葉の餡を掛けたほっこりする一品。

日本酒の品揃えも多く、江戸切子の酒器でいただく趣向。

高級酒の飲み比べも楽しめる。

続いては炭火で火入れした平貝とうるい、蕾菜、三度豆、一寸豆、うど、菜の花、こごみなどの春の山菜の盛り合わせ。

煮物椀は新玉ねぎとコシアブラと30kgのヤイトハタを炭火で火入れしたもの。出汁は強めでヤイトハタの脂が汁に溶けていい味わいとなる。

金目鯛の皮を炙ったものは鬼おろしを添えて。黄交耻の綺麗な器に盛り込まれる。

青森の田酒は食中酒にぴったり。お酒らしいお酒で口に合う。

脂乗りまくりの大きな太刀魚はタレ焼きで供される。日本酒との相性もぴったり。

北海道のメヌケと今年初めての福岡合馬の筍の揚げ物。刻んだ蕗が入った餡掛けで供される。

サヨリとノビル。酢ゼリーが掛かる。

カウンター内の銅鍋で静岡産の雉を軽く煮込む。あしらえは「どんこ椎茸」と白ネギ。。雉はパサつき感mなく、黄色い脂身が甘くてとても美味しい。

食事は揚げた白魚を乗せたご飯のプレゼンテーション。

白魚ご飯がを蒸している間に兵庫産の銀シャリをアルデンテで一口。

続いて白魚ご飯にからすみを乗せたものが供される。

続いて雉鍋の出汁を使った雑炊も一口。

最後は名物のしぐれ煮丼でフィニッシュ。

デザートは酒粕プリン・・・独特の苦味とクセが残念。周りの客は「最高!」と言って食べていた。。この日は飲み屋さんのママとホステスさんと客2名と相伴で食事中ずっと大きな声でそのママが下ネタ含め喋りまくるのに閉口。。飲食店経営はなかなか難しいね・・・

過去の稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-3177


カテゴリー 梅田/JR大阪, 和食 |