西天満

和食 いいくら

南森町駅から徒歩5分。西天満のはずれにある表記の和食店を友人と訪問。北新地の人気割烹『纐纈(こうけつ)』さんのご出身のご主人が作るワンランク上の和食がカジュアルにいただける稀有なお店。アラカルトメニューが中心なので好きなものを好きなだけいただくことができる。何をいただいても美味しくて美しい。

店内はカウンター8席、半個室2部屋。。今回は個室にて7000円のおまかせコースメニューを所望する。

座付は揚げた胡麻豆腐になめこと菊の花と銀杏を添えたもの。初秋を感じさせる。

続いては脂乗り抜群の伝助穴子の炭火焼。。山葵と塩でいただく。

椀物は蓮根饅頭。。色々なキノコが添えられて出汁も抜群に美味しい。

刺身は平目、剣先烏賊、鰺、皮目を炙ったカマス、石影貝、毛蟹など。。

日本酒をおまかせでお願いするとこれが来た・・・スルスルと入っていく辛口の無濾過の酒。加水しているのでとても飲みやすい。

太刀魚の塩焼きもかなり上質。湯がいた落花生とサツマイモが添えられる。。

稚鮎の天ぷらも秀逸。

旬のイチジクはあっさりした胡麻ダレをかけて供される。。

イチボ肉のステーキでフィニッシュ。どれも丁寧に作られていて隙のない内容。今回も大満足ごちそうさまでした。

過去のいいくらはこちら

大阪市北区西天満3-7- 20
06-6314-6747
営業時間 17:00~24:00(L・O23:30)
定休 日 日曜日

 


カテゴリー 西天満, 和食 |

鳥匠 いし井 (鳥傳囲)

2020/6に新福島から西天満にお店が移転した表記のミシュラン店を訪問。店の場所は、なにわ橋駅から徒歩4分ほどの大阪高等裁判所のすぐ近くに位置する。

2階建の一軒家で以前よりも少し大きくなった感じ。お店は2軒に分かれていて1階は焼鳥でいし井、2階は焼鳥と水炊きも食べられる鳥傳囲という名前での営業。

今回は黒い小さな扉をあけて2階のお店を訪問。2階のお店はカウンター数席と個室からなる。

最初の前菜はほろほろ鳥の燻製とハーブのサラダ、鳥肝のペーストの3種盛り。この後焼き鳥が数種類提供される。7割くらい火入れされたササミはワサビを添えて。たれと塩の2種類で供される軟骨が入ったつくね、ソリレス、ぼんじり、大きな砂ずりと続く。どれもレベルが高いものばかり。

続いての鍋は真っ黄色の脂がしっかりと入り込んだパイタンスープでいただく。最初にもも肉があらかじめ入っていて後から胸肉をさっと火入れしていただく趣向。

鶏肉は宮内庁御用達の青森のシャモロックを使用。煮込んだ鶏肉は好みで酢醤油につけたり、塩や柚子胡椒や七味、酢橘でいただく。

ミンチ肉も団子にしていただく。。ふわふわの食感がとてもいい。締めは雑炊か中華麺なんだけど糖質制限しているのでパスする。日本酒も特別なものばかりでとても美味しくいただきました。

大阪市北区西天満3-11-4
06-7708-7864

食事の後は大川で舟遊び・・・


カテゴリー 西天満, 串料理, , やきとり |

十皿

西天満にある十皿さんを訪問しました。地方裁判所のすぐ近く。L字型のカウンター8席と奥には個室があり。淀屋橋の駅から徒歩7分

天満の名店「スフィーダ」で約13年間、料理長を務めた真野純シェフが新たに築いた和食とイタリアンを融合させたフージョン料理。

店内は木、土、和紙などをうまく使った和モダンの空間。

お箸以外のカトラリーは引出しに収納。
今回はカウンターのお席で10000円(税抜)コースを所望。

十皿(とさらは)季節の食材と粋な器、ワインのマリアージュをどこまでも楽しんでいただく場です。私の故郷・淡路島の豊かな風土が生み出す素材と今この瞬間、これは美味しいと感じるものを日本各地から厳選し、和食とイタリアンの感性を、融合した10皿で表現いたします。今日より明日は、さらにおいしく。常に成長し続ける「十皿」を、どうぞ末永くごあいようくださいませ・・・真野淳と書かれたメニューを見ながら料理をいただく。

一皿目は熱々のすっぽんのスープ。身と卵とおこげ風にあられを付けたエンペラ部分の食感も楽しい。

この日合わせた白ワインはムルソー。それぞれの料理に合わせたペアリングセットもある。

二皿目は琵琶マスの燻製の手まり寿司風。寿司酢で味をつけたマッシュポテト 腹身部分の塩焼きで供される。

三皿目は和食器で供されるガスパッチョのジュレ。夏らしい酸味の効いたさっぱりとした味わい。底にはクスクスと足赤海老、上には柑橘の泡。。

四皿目は若鮎のカダイフ焼きサラダ仕立て。肝のペーストを塗り込んで焼き上げたもの。パリパリの食感と鮎の柔らかな身がほろ苦くてムルソーと相性がとてもいい

五皿目はゴルドラッシュ種の玉蜀黍の冷製スープに揚げたフォワグラを浮かべたもの。玉蜀黍の新芽を添えている。玉蜀黍の甘みと風味がしっかりと主張。

六皿目はライムの香りの毛蟹のスパゲッティ。ソースがしっかりと乳化して麺としっかり絡んでとても美味しい。久しぶりに美味しいと思うパスタを食べた。。モロヘイヤの粘りも夏っぽい。

七皿目は淡路島の鱧とナスのヴァボーレ。茄子とドライトマトと鱧の上に山芋を乗せて蒸し揚げている。鱧の皮の揚げたものと穂紫蘇をトッピング。色々な味と香りのするスープは鱧の骨で取ったもの。

八皿目は宮崎牛のクリ部分を使ったステーキ。何度も休ませて余熱で火入れ。藁で燻して香りをつけている。時間をかけて火入れした玉ねぎ添え。肉の下にも熟成させた酸味のある玉ねぎが敷かれている。

九皿目の食事は土鍋で炊き込まれた金目鯛と満願寺唐辛子のご飯。。

最後の十皿目はエスプレッソとともにパイナップルのかき氷と宮崎マンゴー

ランチタイムは夜でも出しているメニューが七皿出てきて、5000円とのこと。。。
ごちそうさまでした。。

食後はワインとジャズを楽しみに東天満のおしゃれな某店でリラックス。真空管のアンプから奏でられるレコードの音色に癒される。

大阪市北区西天満2-7-26
06-7709-1283
月~土 12:00~15:00,18:00~23:00
毎週日曜日、祝日

 

十皿イノベーティブ / 大江橋駅なにわ橋駅淀屋橋駅

夜総合点★★★★ 4.0


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