西田辺

大城 5月

日曜日の朝は長居公園でランニング。20キロ走ったらくたくたになる。公園内の競技場で関西インカレ開催。帰りに競歩の競技を見る。タイムを見てたら私の10キロのランよりも早いことに驚く。立命館の学生を捕まえて競技のルールを教えてもらう。膝が曲がったらいけないとかどちらか片足はついてなきゃだめとか細かいルールがいろいろあると聞いた。

違反を繰り返すと失格になったり、ヨーロッパが強いのは足が長いため・・・いろいろ教えていただいた。。4回生なのにまだ就職も決まっていないと言っていた。(頑張れ!)

汗を流して鶴が丘駅前にある大城さんに突撃。競歩を見たせいか歩くスピードが速くなっているのがおもしろい。新緑に覆われた庭を見ながら生ビールで一人乾杯。

この店は小人数できてカウンターに座ることをお勧めする。手入れの行き届いた庭の緑を観ながらいただくお酒と蕎麦は最高のリラクゼーション。つまみはマダムが生ずしを進めてくれたので了とする。生ずしは塩の加減で〆が強くなったり浅くなったり。。食材がいいとどうやっても美味しい。。

ネギと温泉玉子のぶっかけ蕎麦とじゃこご飯のセット1000円を所望する。この日の蕎麦は新潟の魚沼産。魚沼は蕎麦も獲れるのかとひとりごちしながら温泉玉子とネギをかき回していただく。蕎麦の個性が強いために薬味や温泉玉子に負けていない。

太めの玄蕎麦はかめばかむほど甘みがあって香ばしい。。。喉を通ったあとに蕎麦の香りが新緑を抜ける風のごとく咥内に吹き抜ける。目の前の前栽の新緑の衾(ふすま)と相まって私の美味しさ中枢を刺激する。

じゃこご飯も秀逸。。セットで1000円という価格もうれしい。お店はいつも超満員。お店の方の接遇もすばらしい。

阿倍野区西田辺町2-6-13 06-6691-0046
昼 11:00~14:30
夜 17:00~終了
土日祝 昼11:00~終了


カテゴリー 鶴ヶ丘, 長居, 西田辺, 蕎麦 |

タヴェルナ ソライア

連休はどこもいかずに毎日普通に出社して普段できない書類の整理などをする。11月のマラソンシーズンに向けて今月からトレーニング再開。夜に長居公園を12キロ走って西田辺の銭湯で汗を流してロビーで生ビール300円を一気して駅周辺をぶらぶらしているといい感じのイタリアン発見。

西田辺駅から徒歩1分、シャープ本社の道路をわたって正面。立地は最高。。。

店内はこじんまりしたイタリア食堂って感じだがいいものを食せることは表のメニューを一目見て理解する。。ワインとアラカルトの店と言うことらしい。4人がけテーブルが2つに、2人がけが2つ。客席よりも厨房の方が広いと言うのも面白い。

シェフとサービスの方2人でされておられる。グラスのワインを所望すると三本くらい持ってこられてそれぞれテイストの違いを説明いただく。かなり良心的。

コペルトということか突き出しにグリッシーニと生ハムメロン登場。これ無料かないくらかなと考えながら食す。生ハムもメロンもかなりおいしかったがこの店には不要と感じた。

最初はイタリア産のシャルドネ600円。いい線行ってるけど内容と比較すれば少し高いかなと感じる。食事は蛤のパン粉焼き480円。よくありがちな料理だけど蛤の火入れが完璧。蛤以外に小さなたこやイカも入ってた。こんな小さなことがとってもうれしい。

貝の上に乗っている赤いのはトマトクリームソース。全体の味を引き締めいいアクセントになっている。

煮込みツブ貝と色々魚介の香草ガーリックバター ココット焼き680円もおすすめ料理。ありがちなツブ貝が全く固くならなくてとてもいい食感。付け合わせのパンもハード系じゃないのでとってもたべやすい。白ワインお替わりする。

メインはサービス君が絶対おすすめと言っていたハンガリーの国宝マンガリッツア豚の香草パン粉焼き980円。一度スープで煮込まれていてナイフを入れるとほろほろ崩れて口に入れるとふわっと溶け出す。

ソースはマデラ酒を煮詰めたものとマヨネーズにマスタードを加えたものといっていただまるでフレンチの手法なのでこれどうよ、と聞くとこの店のシェフが帝塚山の名店「ビストロエピス」の奥野シェフと同級生で一緒の勉強会をしていると言っておられなるほどと納得。。

それだけ奥野シェフのソースの味がしっかりと私の舌にインプットされていると言うことなのかと得心する。肉の下に敷かれた米はカレーの味がした。食堂の仕事じゃないなと感心する。リストランテ仕様の料理がどんどん出てくるのに驚く。赤の渋くないグラスワインと合わせるとどんどん食が進む。

その他にも下記のアラカルト料理が並ぶ。めちゃくちゃ安くはないけどそこらのイタリアンバルとかに比べたらクオリティーが2ランクくらい異なる。この日の会計は4300円なり。少し使いすぎたと反省しながら帰る。

・本日のオードヴル盛り合わせ 1200円

・煮込みツブ貝と色々魚介の香草ガーリックバター ココット焼き 680円

・自家製国産牛肩ロースのローストビーフ サラダ添え 700円

・自家製スモークサーモンのミ・キュイ仕立て イクラ添え 650円

・仏産ウズラのファルシー(フォアグラライス詰め) 820円

・スペイン産イベリコ豚(べじょーた)のグリル 980円

・黒毛和牛のタリアータ仕立て(タタキ風) 1350円

・ピッツァ マルゲリータ 950円

・ピッツァ カプレーゼ 1100円

・太陽のピッツァ 1180円

・ピッツァ アッチューゲ 1050円

・イカ墨のリゾット 1400円

・オホーツク海産 生ウニとアサツキのリングイーネ 1500円

・挽き肉といろいろ野菜のスパゲッティーニ バルミジャーノ風味 1250円

・茄子のトマトソース パルマ産生ハム添え スパゲッティーニ 1250円

・カルボナーラ風 スパゲッティ 1250円

・ペンネ ゴルゴンゾーラソース 1400円

・スモークサーモンのクリームソース リングイーネ 1300円

・フレッシュトマトとモッツァレラ、バジルのマルゲリータ風ピッツァサンド 650円

・自家製スモークサーモンと焼チーズ、色々野菜のピッツァサンド 740円

・パルマ産生ハムとハム、4種のチーズのピッツァサンド 760円

・自家製スモークサーモンと特製クリームチーズソースのピッツァサンド 740円

・自家製国産牛のローストビーフとハムのフォカッチャサンド 780円

・海老カツとタルタルソースのフォカッチャサンド 720円

(以上お店のフライヤーより)
みんなでわいわいもいいしこじんまりワインを飲むのにもいいと思う。
大阪市阿倍野区西田辺町1-2-7
06-6608-8677 日曜休み

カテゴリー 西田辺, イタリアン |

蕎麦切り 大城

日曜日は朝から長居公園でランニング。温かくなってきてたくさんのランナーに交じって20キロ走。

そのあとランブース近くのお気に入りの蕎麦切り大城さんに突撃。。。料亭のようなお店の作りで本格的な蕎麦を提供。しかし価格は超リーズナブル。。。

いつも昼はいっぱいでつまみを食しながら昼酒の方もちらほら。客層はかなりアダルト私もとりあえず生ビールをいただき前栽をながめながらしばしの休息。

突き出しに新物の鳥貝とホタルイカの盛り合わせを所望。それぞれどこにでもあるものなんだけど手間の掛けようと技術の高さで料理屋の仕事に昇華されている。付け合わせの胡瓜も種をとってとても細かくスライスされ酢みその完成度も完璧である。茗荷の色の出し方や酢の漬け込み具合などかなりのレベルの高さである。

器もとても趣味がいい。日本酒をリクエストすると冷蔵庫から茨城産の山廃吟醸「百歳」をマダムが薦めていただいた。。少し辛口だがこの店の蕎麦にはとてもよく合う。。。

しらす丼と蕎麦のセット950円をいただく。いろんなセットメニューがあって「蕎麦=お腹が膨れない」という考えを打ち消している。なかなかお客さま目線で商売のセンスの良さが感じられる。個人的にもこの店のしらす丼は大好物でふわふわでエグミもなくウズラの卵の黄身とよく合って一気に胃に入ってしまう。

蕎麦はこの日は福井県丸岡産と言っていた。挽きぐるみなんだけどとてもいいアロマとすっきりとした甘味があり後味もとてもいい香りが鼻に抜ける。。。汁の甘さは関西風でこれはお好み。。。鰹出汁がしっかり効いて醤油の角も全くない。蕎麦も量がたっぷりあってとても良心的。蕎麦湯もとっても美味しい。

庭を見ながら日本酒と蕎麦。。。とてもいい時間を過ごさせていただける。。ここは西田辺の桃源郷なり。。

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13


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