友人とゴルフに行った帰りに堂山にある表記のお店を訪問する。阪急東通商店街の1本北側の東西の通りにある古びた建物をリノベーション。多分小さな診療所を改装したような感じ。界隈では超繁盛店として有名。

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店内はすべて畳の座敷仕様。壁一面には芸能人のサイン色紙。最近このような感じで床に座る習慣がないので足がすぐに痛くなる。ビールと共に鳥の唐揚げを所望する。結構普通だった・・・白鍋を注文すると透明な出汁に野菜が入ったものが登場。

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スープは鳥取産大山地鶏の軍鶏を5時間かけて煮出したものに天然塩を入れたものと言っていた。野菜はキャベツが中心。係の女性がこの鍋にコラーゲンというプリン状の謎の物体を投入。野菜を先に食してから動物性のものを入れるという仕組みらしい。

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つくねはこのような状態で運ばれてきて係の女性がまぜまぜして団子状にして入れてくれる。葱や大葉や薬味がいろいろ入っているんだけど食べたら普通だった。

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具材は鳥取のもち豚のバラ、鳥取の軍鶏肉、アカセン、油揚げ、豆腐、椎茸、もやし、白菜、ニラ、タマネギ、豆苗。途中で食べ飽きると柚子胡椒を足して食べ続ける。結構塩分濃度が高いので酎ハイプレーンが良くすすむ。お店は若い方を中心に平日だけど満席状態。お腹いっぱいになったけど結構食べ飽きてしまった・・

大阪市北区神山町15−8
06−6312−8411
営業時間:17時〜27時

鍋(その他) / 中崎町駅扇町駅東梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 中崎町, |

雷光

社内で春にリリースするお弁当の撮影会。終了後デザイン会社の超美形セクシー女性社長と昭和町にある表記のちゃんこ鍋屋さんを訪問。鍋だけでなくあらゆる料理がおいしくてかつリーズナブルなので季節を問わずに定期的に訪問する。店主は出羽の海部屋出身の元幕下力士の雷光山。2階が座敷になっていて団体の宴席にも対応。

14席の一階カウンターには大鉢に入った卯の花などの季節料理の肴がならぶ。これもこの店の楽しみの一つ。ビールで乾杯をして鯛の子の炊いたのを所望する。
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カウンター内には店主と愛想の良さそうな奥さんと若い料理人が3人で人口密度の高い調理場となっている。数年前から料亭で修行をされたご子息がお店に戻ってきて料理に厚みが出てきた気がする。それぞれの持ち場で忙しそうに動く調理人を見るのも楽しい。

この日は雪だったのでいつも満席のカウンターも空きがあったよう。お店は落ちついた雰囲気なんだけど従業員がガッツを持って働いているせいか店内にはいい緊張感がみなぎる。

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お造りはてっさを所望。鍋の前の一杯にちょうどいい。全国いろんなところでちゃんこ鍋を頂くがたいした料理修行もせずに店を出す方が多く、それありに美味しいんだけどどうしても家庭で食べる鍋のようになってしまっているものが多い。

しかしながらこちらはお店を出す前にご主人がしっかりと料理の修業をされているので和食職人がちゃんと作ったできばえとなっている。

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若ゴボウの炊いたんは春のおとづれを感じさせる。卯の花や筑前煮やこういったもんが美味しいお店は必ず繁盛すると言うセオリーがある。

ちゃんこ鍋は、しょうゆ・味噌のどちらかを選ぶ。今の時期はてっちり。最近は山形牛すき焼き3800円も登場。

ソップ出汁であっさりしたテイストのしょうゆは2200円。どちらかと言えば女性好み。鶏肉と豚肉、穴子、魚のつみれが入る。
この季節はニンニクの入った味噌をいつも頂くようにしている。価格は2400円。とにかく体が温まる。大人2人でいただくんだけどお店の方が「1人前で充分です!」とのこと。
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一人前でもてんこ盛り。脂ののったサーモンは背の部分とお腹の部分が一切れづつ。とにかく量が多くて人数分注文すると食べきれない。

日本海味噌(麹味噌)と白味噌をブレンドさせたスープに脂がのったサーモンが良く合う。バターのコクとまろやかな風味。ニンニクの香りもとってもいい。

唐辛子を少し入れると絶妙な塩梅となる。イワシのつみれとジャガイモもいい。豚肉もとってもおいしい。

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追加の具で牡蠣と豚肉を所望。味噌バターに牡蠣をあわせる。最高のマリアージュ。甘口の酒との相性もいい。今シーズンもう一回くらい訪問予定。

大阪市阿倍野区阪南町2-4-22
TEL 06-6623-0917 PM4:30~PM11:00
定休日:月曜


カテゴリー 昭和町, |

吉野家 住之江公園店

一人深夜映画の前に一人吉野家。前から気になっていた牛すきやき鍋を頂きに伺う。たまに訪問する店舗なんだけどカウンターが15席取り払われてテーブル席に改装されていた。お店の狙いどおりに家族連れが数組銘々で鍋を食す姿が見えた。

価格は並牛丼の2倍以上というかなり強気の税込580円。晩ご飯として頂くのであればやよい軒などと比較すると2割以上程度安いので価格の優位性は充分にある。

この新商品は吉野家の提唱する「ゆっくり路線」なんだけど煮込んだ肉と玉ねぎを白ご飯にぶっかけて提供時間と食事時間の早さで回転数を上げて人時生産を高めるオペレーションがこちらの会社の利益の源と思っていたが今回真逆をされる意味をこの目で見いだしたかった。。

普段は店員さんは朝は1名で昼は2名、ピークは3名でまわされていたがこの日は21時で4名の人工数。鉄鍋を洗ったり固形燃料の用意をしたりする手間が増え、食材も牛丼と異なる肉を使用していると聞くがその準備などオペレーションが煩雑になった分、スタッフが増えているのであろう。

しかし安易なメニューではなくこれだけのコストをかけてでもファストフードにイノベーションと変革を起こそうとしている吉野家の動向を見続けたい。原理原則に反してどこまで利益を上げることが出来るかこの冬を越した頃には結論が出ているであろう。

注文してからの提供時間はおよそ5分。今までの吉野家では考えられなかった時間である。固形燃料がゆらゆらと鍋を加熱しながら店員さんが持って来られる。

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北米産の牛肉はそう悪くはない。思ったよりも脂身も少なく食べやすい。というか出汁が甘くてしょっぱくて肉の味はあんまりわからない。しかし平打ち麺、ネギ、豆腐、タマネギなどの副菜が大活躍で食べ飽きずに御飯がしっかりと頂ける味加減となっている。玉子は鍋に入れてもいいとメニューに書かれているがたぶんそうしない方がいいと何となく思った。

これで価格は並盛り580円、大盛り680円と言うのは牛丼屋の食事としたら高いかもしれないけどすき焼きを食す金額としたら充分であると感じる。これが500円を切るといいだろうなと感じた。

早食いの私でもこの日の滞在時間は25分。晩ご飯としたら早いかもしれないが店のサイズを考えると昼間にこれを注文されると厳しいものがあると推察される。次はチゲ鍋を食して自分なりの経営分析をしてみようと思った。


カテゴリー 住之江公園, どんぶり, |