長居

焼肉道場 松ちゃん

誰もが世の中で一番旨いと思っている焼き肉店があるとは思う。 それだけ焼肉は現在国民食となっていて自分が一番おいしいと思う好みの店でがっつりと焼肉を仲間で和やかにいただくことは至福の時間である。友人と一緒にその時々でいろんな焼肉をいただくが個人的には長居の外れにある焼肉道場と名乗る「松ちゃん」が一番好きである。まず肉がいい。枝肉も産地にこだわらず最もいい状態のものを目利きされている。そして一番旨いと感じるサイズにカットされ、やり過ぎではない工夫が随所になされている。。。そして一番は値段が手頃であること。。。。牛角も財布には優しいけどほんまもんの美味しい肉は確実に明日の活力になる。。。 tansasi9.JPG 能書きはこのあたりにして・・・いつものタン刺し700円。。。超薄切りの皿に張り付いたタン元のきめ細かな脂が舌の上です~と溶け出す。。。 三角バラとかの肉の刺身もいいんだけどこの後に楽園に導いてくれる前奏曲としてはこれがマストメニュー。フレデリック・ショパンのプレリュードを思わせる繊細でかつ力強い塩胡椒の加減はビールとともにいただけばさらに旨さ倍増である。 menyu9.JPG 定番のメニューのほかにその日特別に仕入れた希少部位やホルモンは別メニューで記されている。。 joukarubi9.JPG 上カルビ1200円の脂はとても優しくて甘い。。。もちろんタレではなく塩焼きでいただき、肉の味を楽存分にしませていただいた。。 kurasita9.JPG クラシタロース1380円はいわゆる肩ロースでこれも脂が甘くて純粋に旨かった。。もちろんこれも塩焼。。どこ産の牛かわかんないけどパサつき感もなく和牛独特の突き上がる旨みも十分にあった。。。 叙々苑ホテルニューオオタニ店だとほぼ同じものが10000円だった(150グラム)だが・・・・ mino2.JPG 今日のミノ780円は少し薄め。。。でもマッコリと一緒にいただくとほんま最高。。。。噛めば噛むほどいい味が出てくる。 yakisen9.JPG 最初にタン刺しと一緒に生センマイをいただく。ネギポン酢でさっぱりだったけどあまりの新しさと旨さに焼きセンマイも所望する。さっとあぶっていただくとコリコリでウマウマ。。。生・焼それぞれ630円の良心価格。 harami9.JPG そこらのもんと輝きと色が違う上ハラミは1260円。。。久しぶりにこんな旨いハラミを食った。秀逸。。。 これも叙々苑だったら3000円はした記憶がある。。。 akasenn2.JPG ホルモンいろいろ食べたかったので赤センを所望。これもプリプリで脂が甘くて素晴らしい。。。。 このあたりでいつものごとく満腹中枢神経が故障する。。。同時に幽門が開くのが実感する。 usugiri9.JPG 今日はこれを食べることを目的に来たようなもんで大好物の薄切りサーロイン1300円。。。。見た目はくず肉の様でえらいこっちゃって感じだが最上質のサーロインを薄薄に切って甘くて辛くてコクがあって酸っぱい味付けをして揉みこんでおもむろに鉄板で焼きつける。。。これは店主がコンロまで来て火加減を見ながら焼き過ぎないようつきっきりで番をしてくれる。 普通は塩焼きやろという上質の肉を濃い~く味付けしてレアに焼き上げそれをご飯の上に乗せるとまさしく止まらなくなる。。極限まで濃いくしているのがミソだと思う。。。白ご飯も必須アイテム。。。 gyuudon9.JPG 究極の焼肉丼である。。。肉の脂はひたすら甘く、口の中でトロトロとろけてご飯がそれを中和して舌をリセット・・・・よく考えられた料理である。。。個人的にはこれは必食でここに至るまで注文の量を綿密に調整することをお勧めする。私のブログを見て同じように注文された方がおられたようだが最後まで注文できずこのスペシャリティーの薄切りまでたどり着けなかったと泣いていたと聞き及ぶ。。。 reimen9.JPG ほんまやったら〆でスープを所望するのだが今回はエイヤ!で冷麺を注文。。。麺も旨いしスープも脳みそに染みわたる。。。帰って体重測ったら3キロ増えていた。。。。。 小さい店なんで予約してね。。。 ぺろぺろ日記見たといえば多分いい事あるよ。。。。。 ■焼肉道場松ちゃん ■大阪市住吉区長居1-12-4 ■電話:06-6692-6171 ■営業時間:17:00~23:00 ■定休日:火・第1・3月曜日


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松ちゃん 7月

地元でヘビーユースする長居の焼肉道場。。 今日は独身社員2人を連れて道場破り。。。まずはいつものタン刺し。。。極薄の肉は脂肪がきらきら光って調味料の塩と胡椒とゴマが宝石の様。。。「これはまさに焼肉の宝石箱や~ん」と思わず叫んでしまう。口の中で脂がトロトロとろけよる。。。スパイシーな味加減がビールにドンピシャ。。。。夏はやっぱりこれやね。。。 tansasi7.JPG 次が霜降りも強烈な「三角バラ」これは塩焼きで。。。脂がどんどん吹きこぼれる。。。片面焼で口に入れると甘い脂が口の中でかけっこしよる。。。「これは霜降り肉の運動会や~ん」って感じか。。 sankakubara7.JPG 今日のメインはやっぱステーキ。。。甘くて辛いたれに漬け込んでみた目は真っ赤なんだけどそのもみダレを脂がはじきまくる。。店主がテーブルまで来て微妙な火加減で焼きに来てくれる。。最後にレモンを絞って大きな牛刀でカットして出来あがり。。これをご飯に載せてステーキどんぶりにしていただく。。。バラとは違う甘みの脂がじゅわ~っと出てきてそれと白いご飯との相性は最高。。。まさに「焼肉のK点越え」である。 sute-ki7.JPG その日によって肉の産地は違うがこの日の肉は特に脂のほとばしりが強烈であった。こんないい肉を思いっきり味を入れて食することについて賛否両論があるかとは思うが旨いもんは旨いということを再認識させられる。。。この肉を薄切りにした牛丼も佳品である。。しかしこれはご飯を食べすぎてしまい、いつもカロリーオーバーとなる。究極の牛丼と呼んでいる。 tettyantoakasen7.JPG 最後は白系のホルモンで締め。。。テッチャンとアカセンは新しく見た目も麗しい。。しっかりと包丁しているためにとても食べやすい。 肉の質を考えると価格は市価の半額。。。肉の刺身も素晴らしくうまいし、希少部分もいろいろ取り揃えている。お酒もいろいろあるし個人的には超お勧め。。 長居スタジアムからも歩いてすぐ。。。黒毛和牛と書いた看板が目印。。。。予約していってね。。 大阪市住吉区長居1-12-4 06-6692-6171 17:00~23:00(L.O.22:30) 定休日:火・第1・3月曜日


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松ちゃん

昔からヘビーユースする長居の裏通り焼肉店。。看板には「焼肉道場」とあり「黒毛和牛」と書かれた赤い看板が目印となっている。焼肉って好みが分かれていてとても難しいんだけど紹介した知人はほとんど喜んでいる。ミナミとかで食べたら2000円以上する厳選されたものがすべて1000円台前半。ホルモンはアンダー1000円のものばかり。。つまりコストパフォーマンスでは個人的にはNO1と思っている。 家族で経営されているからできることと納得。 今日の道場破りの一品目は毎度おなじみのタン刺し。。。 これはぜひ食べていただきたい。。紙のように薄くひかれたタンは脂ぎっしり。。 牛のてっさのような状態で舌に乗せた瞬間にじゅわ―と上品な脂が舌の上にまとわりつく。。 上に掛けられた塩コショウの加減も絶妙。。。これとビールの取り合わせは至高のマリアージュである。 こればっかり一人で20皿はいただきたいといつも思う。。。 tansasimatyan.JPG クラシタロースはたぶん肩ロースのことで(違ったらごめん・・)甘みも脂ののりも強烈。。。 一口食べたら鼻血が出そう。。大根おろしの入ったポン酢でいただく。。さすがよくわかってらっしゃる。 薄切りの焼しゃぶ状態なんだけど口に入れただけでトロトロにとろけよる。。。 目の前が真っ暗になるくらい旨い。。。1300円とは破格の値付け。。 たぶんこの肉儲けなし。 kurasitaro-sumatyan.JPG 次は赤身をということでハラミをいただく。。。もみだれがうま過ぎ。。いつも感心する。。 これはああ肉食ってるなっていう感じの味。。。 内臓の臭み皆無。ここでレモンサワーをいただく。。もう最高! haramimatyan.JPG サーロインのステーキは裏メニュー。。。掌くらいの大きさのお肉をコチジャンやいろんな調味料の入ったたれに漬け込みおもむろに鉄板で焼く。。。仕上げにレモンを思いっきり絞り込む。甘くて辛くて酸っぱくてじんわりと脂の甘みがあとから出てきてせやけど3回くらい噛むと口の中でなくなりよる。。 ごはんを所望してステーキ丼にすると超最高。。この肉ひときれで中ライス一膳はいくくらい何もかもが旨い。ご飯は薬味みたいなものでさらに肉のうまみを引き立てる。 薄切りにしたサーロインの牛丼もいいけどこの濃いいたれが絶妙である。旨過ぎて倒れかける。。救急車を呼ぶ手前で意識を取り戻し次の上ミノサンドをいただく。 sute-kimatyan.JPG 上ミノの中でも希少部分で脂がはさまれたこってりホルモン。。 いつもは上ミノを塩でいただくことが多いのだが次の日の胸やけもここまで来たら気にせずに食べたいものをいただくことにする。 minosandomatyan.JPG 適度に脂を落としながら表面こんがりと焼き上げる。。この焼き加減は任せといてって感じ。。。。。。。。 ホルモン焼かせたら誰にも負けへん。。若い時はホル・モン太郎と呼ばれていた。 せやけどこの脂も上品で甘くて香りも良くていい味が出ている。。 minosando2.JPG 続いてアカセンもいただく。仕事もきれいで真っ白け。処理がええのは一目瞭然。。 これもええ味で滋味深くレモンサーワーでむしゃむしゃ食べまくり。。 ここまで来たら中枢神経が切れてしまい幽門の開きと同時にどんどん食べれるようになる。。 今回の道場破りも道場主に対して潔く負けを認める。 akasenmatyan.JPG せやけど身体の事を気にしながらここらで締めの冷麺を所望。。。。 この冷麺だけでも根性が入っている。。。湯がきたてをしっかり締めて自家製つゆと合わせてるんやけどこれだけでもかなり完成度の高い麺料理と感心する。 reimenmatyan.JPG ステーキもそんなに高くないので店主に気軽に聞いてみるべし。 焼肉道場なので来店時の第一声はもちろん「たのもう~道場破りでごんす。。。」これを言えば何かサービスしてくれると思うよ。。。そういえば昔よく見た新日本プロレスでラッシャー木村が試合中殴りこみにきてアントニオ猪木にマイクを握って何を言うのかと思ったら第一声が「こんばんわ!」だったことを思い出す。 会場は緊張し固唾をのんで注目しているなかでのその挨拶だった。もちろん会場は大爆笑だがその時に言葉の持つ意味の大事さや挨拶の大切さを学んだ気がした。そのラッシャー木村も先日逝去された。心より冥福を祈り挨拶の大切さを教えてくれた彼に感謝したい。 お店のHPはこちら→http://r.gnavi.co.jp/c243600/ 道場破りは予約してね。


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