難波

竜田屋

なんばグランド花月の近くのなんばオリエンタルホテルの前の御飯屋さんと言うか食堂。1階はざわざわ系の食堂で2階は座敷と半個室のテーブル席。
白ご飯とおかずの組み合わせから居酒屋メニュー、てっちりまだなんでもそろう食のデパートのようなお気に入りの店。食材が上質なのでしっかりと食べたいときによく利用する。この日は休みだったので用事をすませた午後にビールを飲みにいく。

2015-03-15 12.50.10

お店の入り口に並んだおかずをセレクトしてビールとともに頂く。鰯の炊いたものは甘くて辛くて濃いー味付けでビールにぴったり。茄子の田舎煮もいい仕上がり。蕗の有馬煮も美味しいし河豚皮も美味しい極太のアスパラも柔らかでいい香り。これだけでビール二本あけてしまう。。

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レアに焼かれたたらこと玉子焼きはマストアイテム。麦焼酎を頂きながら食べるととても幸せな感じになる。

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メニューにない海老の天ぷらをいつも特別に作ってもらう。海老好き星人の私にはとてもありがたい。

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銀タラの味噌漬けも焼酎にドンピシャ。大根おろしをのせればサッパリと味わいが変わっていい。昼から宴会している客を横目で見ながら休日のランチを楽しむ。こういった普通のものが普通以上に美味しいのが嬉しい。てっちりが価格以上に美味しいのでお薦めです。

大阪市中央区難波千日前11-24
電話番号:06-6632-4788
営業時間:AM7:30~AM2:00
定休日:なし

竜田屋定食・食堂 / 難波駅(南海)近鉄日本橋駅日本橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 難波, 和食, 居酒屋 |

南蛮亭

難波で焼き鳥と言えばいつもここ。戦後からやっている繁盛点。歌舞伎座の裏は今や「焼き鳥銀座」のようになっていてどこもここも焼き鳥屋だらけ。コスパに優れていてナンバーワンを昔から誇っているのがここのお店。並びのイタリアンのピエーノと1、2にを争う人気ぶり。バス停のある裏口から入る煙モクモクのカウンター席や気候がよくなったらいい感じになる表の席がお薦め。5時の開店と同時に満席になる人気店は焼き場の若い人やホールの外国人までスタッフは皆気合いが入りまくる。

2015-03-06 18.14.50

焼き鳥は3本づつ紙に書いて注文するようなシステムだけど一人だと2本からでOK。ミディアムに焼かれたねぎまは普通に美味しい。3本で330円で高島屋の前にある正起屋の半分の価格。

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肝も超でかい。。ミディアムな焼き加減がとてもいい。安いんだけど焼きがとても丁寧。注文ごとに焼くんじゃなくて同じ串を大量に(15本くらい)焼いて注文のあるところに仕分けて行くのですぐに出来るものと時間のかかるものがある。

焦げたところは丁寧にハサミで切り取る。炭を調整しながら焼き過ぎないように器用に火入れをしておられる。見るからに新しい鶏肉とこの焼き姿を見て出てくる焼き鳥はまずいわけがない。

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カウンターの向こう側でお兄さんが次から次へと焼いているレンコン肉詰めも大人気。鉄板の上にタネを大量に敷いて上から蓮根をムギュッと押さえつけるようにのせる。ボリュームもあって蓮根はシャリシャリでねっとりして美味しい。

ピーマン肉詰めよりもこちらの方が個人的にはお薦め。

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ししとうは口直しにちょうどいい。

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この店のココロも大好物。クセや臭みは全くない。コリコリのシャキシャキ。これ以外にカリカリの巨大な手羽先や苦みがとてもいい濃厚な味の背肝、見た目とのギャップが面白いふわふわのつくねもいただく。裏メニューでお薦めがバターがいっぱいかかったサツマイモのステックフライ。この日は食べなかったけど地鶏の刺身もお薦め。〆は鶏雑炊がマスト。何度頂いても食べ飽きない。

会計はいつも300円。正起屋だといつも5000円の支払いになる。おしゃれな感じは全くないけど若い女性も多い人気店。ごちそうさまでした・・・

大阪市中央区難波4-5-7プラザレスパル1階
06-6631-6178
営業:17:00〜24:00、土日祝17:00〜24:00(予約は19:00まで)
定休:無休


カテゴリー 難波, 串料理, やきとり |

丸元 2月

東京マラソンを前日に控えて一緒に出る友人と千日前にある老舗寿司店ですっぽんを食す。
いつものカウンターに座ってまずはビールで乾杯。長年この店では同じパターンで食べる。そう言えばすっぽんって大分か東京か大阪でしか食べた記憶がない。大阪でも法善寺の「浅草」や武庫川の「大尊」、京橋の「◯安」八尾の「元福」とか専門店は数店しかない中で一番のお気に入りのお店がこちら。3ヶ月に1度は必ず訪問する。

2015-02-19 19.23.39

お造りの盛り合わせはかなり上質な縞鯵、天然の車エビ、赤貝。平目エンガワ、タコ、剣イカと雲丹の盛り合わせ。この一皿で熱燗2合を飲んでしまう。

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造りのあしらえに胡瓜で亀を細工したものを発見。なかなか可愛らしい・・・最近、板前さんが全員変わってしまったのが少し寂しい。以前は高齢の方ばかりだったので世代交代だと思われる。女将さんは変わらずいつものようにレジでどんと座っておられる。映画のセットのような昭和の味が料理にも内装にも店員さんにも感じられる。

生き血を赤玉ポートワインで割ったものをいただいてからいつものお約束で突き出しはえんぺらと腸の湯引き。

2013-04-25-20.46.17

えんぺらと腸の湯引きはフグの皮と同じような食感。目隠ししたら違いはわからないかもしれない。旨味はすっぽんの勝ち。河豚湯引きの独特の魚臭さは全くない。コラーゲンたっぷりと言う感じ。。。

2015-02-19 19.34.30

卵・肝・胆嚢・心臓、腎臓のお造り。ビジュアルが美しい。塩を振って、海苔に包んで食す。胆嚢はかむと苦いためにそのまま飲み込む。ねっとりしたレバーは塩を振って、海苔を巻いて食べる。泥臭さや生臭さは皆無。口の中ではじける卵は、微かに甘くて美味しく頂く。

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メインのスッポン鍋というかスープは最初からお椀によそって持ってきてくれる。この生姜の効いたスープとスープを吸った白菜が堪らなく旨い。すっぽんの身の他に白ネギ豆腐椎茸、餅が入る。しんみりした滋味深いとてもいい味である。この日は少しだけ塩分が多く感じたが許容範囲内。

すっぽんの身は部位ごとに食感と味わいが異なり首の部分やすっぽんの肩甲骨といわれるミツボネ、骨盤、脂身などいろんな部分が入っていて楽しい。

2杯目はいつものように唐辛子とニンニクパウダーを入れてアクセントを付けていただく。ニンニクパウダーが深いコクを感じさせる。しかしニンニクは後でいつも後悔する。。

2015-02-19 20.22.50

〆のトロントロンの雑炊は米の一粒一粒にしっかり滋味深いエキスたっぷりのスープがまとわりつく。河豚の雑炊と比べても比べ物にならないくらい旨い。最後にデザートを食してお腹いっぱい。カラダもぽかぽかして元気一杯。

大阪市中央区千日前1-9-9
TEL 06-6211-2298
営業時間 16:30~23:00(L.O 22:00)
定休日  日曜


カテゴリー 難波, 日本橋, 寿司, , 和食 |