難波

SHRIMP SHRIMP (シュリンプシュリンプ) PART2

昼間に友人とオマール海老の話をしてたらどういうわけか食べたくなって裏なんばにある表記の店を訪問。いわゆる海老バルで裏なんばに2店舗ある。裏なんばが今ほど人が来なかったころはガラガラのお店だったんだけど今や寒空の下のテラスでえびを食べる若い女子を見ることが出来る。

オマール海老の量り売りのお店は大阪では先駆者としてお初天神の「オマール」が最初。そこから破竹の勢いで店舗を展開する「orb」はフレンチやイタリアン、中華などのテイストを組み入れて大繁盛となっている。両方のお店は100グラムあたり600円と以前よりも値上げをされたがこの店だけは500円と据え置き価格。大体250グラムから300グラムくらいのものが多いので2000円くらいで生きたオマールが食せると言うお得感がこの店のウリであろう。

伊勢えび専門店みたいにハードルが高くなく水槽のオマールだけではなく冷凍の廉価版も用意してあり、その他の外国産の適当な名前を付けた冷凍海老も生食をはじめいろんな調理法で提供されているのが受けている理由であろう。味の方は言わずもがなである。 この日いただいたのはオマール海老のみ。

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店員にマジックハンドを借りて一番大きなものを捕獲する。店員の姉さんに写真を撮ってもらう。計量すると950グラムとヘビー級のものであった。 捕まえた海老は焼きか蒸しかと聞かれる。追加料金を払えばブイヤベースやクリームチーズを載せたテルミドールに出来るが今回は蒸しをお願いした。

スチームコンベクションで調理しているのだと思うが時間がかかりまくって寝そうになる。 白ワインの質はイマイチ。。客層が若い方が中心なのでが原価500円から1000円未満の悪酔い系のボトルワインばかり。

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出来上がったオマールはマヨネーズソースでいただく。思いのほかしっかりと身は入っていた。活オマール独特のシコシコした身は食べ応えたっぷり。味噌もたっぷりでガーリックトーストと一緒にいただくとワインが良くすすむ。 しかし大味なので途中で食べ飽きる・・・伊勢エビのように素材自身に甘さや旨さがあまりないのでムシャムシャ食べる感じのものではない。

爪の肉も同様だけど大きいので食べ応えはある。大人数でわいわいと食べるにはいいと思う。水槽ももっと大きなものにして水着に着替えて泳いで捕まえることが出来れば楽しいんだけどな・・・・と思いながら一人で海老を食す2015の正月でした。

  大阪府大阪市中央区難波千日前9-12 千日前セントラル第3ビル1F


カテゴリー 難波, バル |

梁亜楼

裏なんばにあるシンガポール料理のお店。2007年にマルイの裏の路地で中国人テナントオーナーに雇われてマレー人コックのご主人と妊娠中の日本人の奥さんと2人で必死のパッチでお店を運営していて客が来なくて嘆いてた記憶がある。。その頃の名前は「宏亜楼」だった。子供も2人できて長男はもう小学生・・・

そのあと現在の裏なんばのビルの2階に移転して客席も倍以上になりコックも2人雇って昨年は淀屋橋に2号店を出したと言っておられた。辛い時期を知っているので自分ごとのように嬉しい。

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タイガービールで乾杯をしてまずは定番の「カンコン・ブラチャン」(880円)を所望。いわゆるマレー料理のピリ辛の空芯菜炒めで唐辛子と干しエビをペーストした調味料のサンバルブラチャンと油を吸った空芯菜がビールにとてもよくあう。空芯菜は下ごしらえが大変で若くて細い茎と葉っぱを丁寧に分けて準備しないといけない。

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海老の黒胡椒炒め1300円は大きな海老がゴロゴロと4匹入って食べ応え満点。花巻パンを頼んでソースをつけて普段はいただくんだけどダイエット中なんで我慢する。この店ではあまり食べている人を見かけたことがないけど魚の頭がゴロリと入ったフィッシュヘッドカレーも名物。タマリンドやクミンとかがしっかり効いて酸味があるのが特徴。

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口休めに点心盛りあわせを所望するがこれは冷凍の出来合いもの。あとこの店の名物が海南チキンライス。チキンを茹でた出汁で御飯を炊くのでスパイシーな香りが病み付きになる。中国の海南から伝わった料理だけど今はシンガポールの名物料理となっている。皮はツルツルなのが海南仕様。

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こちらのご主人はシンガポールではロースト専門で仕事をしていたらしく北京ダックとこちらのショーヨと言われる皮付き豚のローストが得意料理でこの店でも一番のスペシャリティーとなっている。皮はパリパリで肉はとってもジューシー。。酸味のある中華醤油でいただいたり目の前にあるいろんなタレをつけていただく。塩だけで食してもいい。このローストポークの美味しさには頭が下がる。

他にも海鮮の入ったミーゴレンも美味しいし骨付き豚のリブを漢方のハーブで炊いたパクテーもかなり美味しい。お店が広いのでゆっくり食事が出来ます。普通の酢豚や唐揚げ、春巻きもあるので子供さんも大丈夫。店員さんもいろんな国の留学生ばかりなので雑談も楽しめます。

大阪府大阪市中央区難波千日前13-6大一ビル2F

06-6631-7979

シンガポール料理 梁亜楼東南アジア料理(その他) / 難波駅(南海)近鉄日本橋駅日本橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 難波, 中華料理, レストラン |

牡蠣とかはまぐりとか 貝賊

新歌舞伎座の裏通りのディープ大阪をパトロールの合間に変わった名前の表記の店に訪問。店名通り牡蠣とハマグリを中心としたいろんな貝を使った料理がリーズナブルにいただけるお店らしい。生来エビカニと貝が大好きなので友人がずっと前に教えてくれてたのを思い出す。

木を多用した暖かみのある店内はテーブル席が中心で奥は大人数も対応出来そうな感じ貝を焼きまくるのが見えるカウンターを希望。

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開店祝いの10円ドリンク。カンボジアのメコンウイスキーをコーラで割ったもの。13年前にボランティアでプノンペンに年間5回くらい行ったときによくいただいた懐かしの味。

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突き出しはサザエとサルボウなどの貝を炊いたもの。

メニューは刺身や揚げ物もあるが中心となるのがハマグリ焼きと牡蠣のやかん焼き

・三重県直送 貝賊の石焼はまぐり(4年もの) 3個480円
・三重県直送 貝賊の石焼はまぐり(10年もの) 1個480円
・広島県産 牡蠣の貝賊やかん焼き
S(10個)1280円、M(20)2310円、L(30)3280円、LL(30)4100円

この日はハマグリの15年もの680円というのもあったけどハマグリの年齢ってどうやってかぞえるのかが不思議だわ。

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目の前で兄さんが焼くんだけど蝶番をはずさないで焼くために貝の口が開いたとたんジュースが全部流れ出す。皿に盛ってから甘く味つけられた出汁をかけて出すオペレーション。貝柱の方向だけ確認したらそれだけでもスープが逃げないのになと思いながら焼いている所作を見る。

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注文したのは3年ものなんだけど火が入り過ぎなのが残念。身も薄めだけど許容範囲内。目の前で480円の10年ものも焼いてたけどちょっと割高感あり。

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広島県産牡蠣の貝賊やかん焼きS(10個1,280円)

130個3,280円までサイズの違う1個のやかんで対応出来るよう。蓋を開けると磯の香りがして楽しそう。

軍手をつけてナイフでこじ開けながら食す。塩気がしっかり効いているのでそのままで大丈夫。だし醤油や唐辛子をかけてもいい。価格が価格なだけにすべての牡蠣の身が小さく痩せているのが残念。牡蠣自身の味はかなりイマイチ。冷凍の屑牡蠣を使用しているのはプロであれば一目瞭然。しかし販売価格を考えるとある部分仕方がない事かもしれない。

グループで行ってわいわい言いながら食べるにはいいかもしれない。貝料理なのに貝が残念という事がかなり残念・・・

大阪市中央区難波4-8-2
050-5789-8963
17:00〜翌1:00

貝賊シーフード / 大阪難波駅なんば駅(大阪市営)JR難波駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 難波, 居酒屋 |