難波

大吉 なんばこめじるし

難波にてお一人様ランチ。ガッツリといきたかったのでなんばこめじるしにある天ぷらの大吉に突撃。

この店は堺の魚市場にもあって私が若い時(今も若いが・・)週に一度、日曜日の早朝に魚の仕入れをしてこの店で天ぷらを食すのが常であった。先代の親父もいて客が一つひとつ食べたものをきちっと覚えていて勘定をお願いすると何も見ずに「兄ちゃんは〇〇と・・・・と△△食べたんで合計×××円」と人間コンピューターのような親父だった。。。30年くらい前の思い出だが。。。

そんなことはどうでもよくこの日は張り込んで1000円のボリュームセットを所望する。大根おろしが思いっきり入った天つゆが出てきてそのあと天ぷらの盛り合わせが登場。頭つきの大海老天・ええ脂の乗った穴子天・ちくわ天・きす天もふわふわだった・泉州名物のがっちょの天ぷらも秀逸。値打ちのある盛り合わせなり。

ご飯もおかわりできて(かなり美味しい)名物のあさり汁もてんこ盛り。。。この店も堺の本店同様貝殻を床に捨てるシステムらしいがこの店で貝殻を床に捨てる行為は結構抵抗感がある。女性の方は恐る恐るという感じであった。。私は昔から床には捨てないノダ。。パイナップルのデザートが付いているは嬉しかった。。。食材の価格を知っている私としたらかなり頑張っているように思える。

店員の顔はみんないかつい系。。。格闘家の私としてはとりあえずメンチ切っておいた。。しかしながら味もコスパも出てくるスピードも速くとても満足できるお店。。。この店で思いっきり食べることが出来るときは体調のいい印。。。

家族連れでもおすすめ。。。

大阪府大阪市浪速区難波中2-10-25


カテゴリー 難波, 天ぷら |

櫛羅 (くじら)

難波で一人酒。。

お気に入りの道具屋筋の一本西側の筋の立ち飲みをはしごする。。昔はお店がなかったところなんだけど今は出店ラッシュ。。

6年くらい前に出来た丑寅もいつも大繁盛。。旨安酒のこのあたりでは名店となっている。。どこいこかなと物色してたら本日プレオープンとのことでチョイ見た目は寿司屋のようだけどビニールのドア?をくぐって入るとそこは日本酒立ち飲み。ワインもビールも焼酎もあるのだが一目見てイケてる店と判断。。

聞くと奈良の葛城にある酒蔵の直営店とのこと。銘酒「篠峰」のフルラインアップ。。

薄濁りをまず所望する。軽い発泡感が空腹に気持ちいい。。このお酒の美味しさはすでに知っている。

そのあとは直汲み無ろ過をいただく。お酒の味はそれぞれの方の好みなので詳しくは書かないが。私はくいくい行ってしまう。。向こうにあるのは仕込み水で一緒にいただける。

そんな気遣いがうれしい。。並びの店のダンレダイオンのオモシロ可愛いマダムのきみちゃんも仁義を切りに来ていた。若いのに君は偉い!。。

このあときみちゃんの立ち飲みで1杯いただいて2軒横のイタリアン立ち飲みで食事をする。。この名もない店が実は超うまい。。界隈ではかなり有名。。私の一のお気に入り。店は超狭い。。マダムのご主人が市場関係とも聞き及ぶ。。牡蠣のソテーと山椒の入ったクリームチーズでワインをしこたまいただく。。。

今日もホントいい日だった。。

大阪市中央区難波千日前15-19

櫛羅立ち飲み居酒屋・バー / 難波駅(南海)近鉄日本橋駅日本橋駅


カテゴリー 難波, 居酒屋 |

牛正 (ぎゅうしょう)

新年明けましておめでとうございます。。この「店主のぺろぺろ日記」を見ていただいております皆様には心からお礼申し上げます。

昨年も多くの掲載されたお店の方から「お客さんがペロペロ見て来られたよ!」とよくお聞きいたします。。すべて私の個人的な嗜好をもとに書いておりますので読者様が行かれた時との感想が異なるかもしれませんがそのあたりはご容赦ください。

また掲載させていただいております店舗の皆様におかれましては勝手に載せておりますことお許しください。問題あればすぐに削除させていただきます。。

また私の好みではないお店は訪問しても掲載しておりませんのでいろいろ偏りがあるかとは思いますがまあそういうもんやという寛大な気持ちで見ていただければと思います。

様々な情報を駆使して出来るだけ他のブロガ―の方がノーマークの「安旨店」や「ええ店」を開拓して参ります。。

本年もよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。。。

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年末に訪問したお店の未公開店をしばらく掲載いたします。。。

日本橋駅上にある牛正にて打ち合わせを兼ねた会食会。。。

「牛正」と言ってもなぜか牛肉は置いてなく、馬・熊・猪・鹿・雉など珍しいお肉を扱っている肉料理専門店。。。昔からある有名店。。。。

最初のつきだしのきゅうりは一本丸ごとを半分に割って味噌を掛けたもの。。これはどおってことはない。。

続いては馬刺しの盛り合わせ。。ひれ、ばら、ロース、コーネがきれいに並べられてでてくる。これを生姜醤油でいただく。。薬味はニンニク。。。

部位により味わいに違いがあり、肉の硬さ、脂の具合など比べながらいただく。。かなり美味しい。。多分牛肉より好きかも。。。どれもクセのない味。。

そしてメインイベントの馬肉のすき焼き。。。 白いコウネ(たてがみ)の部分を先に入れ普通のすき焼きのように食す。 皿に盛った様子はまさに「桜」のようにあでやかである。

ちなみに、軽く火が通った桜色の頃合いが食べごろ。熊本から空輸しているという馬肉は穀物を飼料としている食用馬。。全く臭みが無く、肉の味に甘味がある。

聞き及ぶところではカロリーは、牛肉の1/2、豚肉の1/4。 タンパク質は、牛肉の1.2倍、豚肉の1.5倍。高タンパク低カロリーでかつ馬の脂は万能薬と呼ばれる。。。

そういえばこの店の近くのすっぽんやの丸元の奥さんは70歳を軽く超えているけど肌がつるつる。。昔触らせてもらった記憶がある

食べながら英気がみなぎり疲労回復効果、血液循環良好シグナルが体を駆け巡る。

オプションで熊肉を所望する。。薄くスライスされた熊の身は皿の上で脂が溶けだすくらい融点が低い。。滋賀県の比良山荘で何度かいただいたことがあるがこのサイズの身をすき焼きでいただくのは初めて。。加熱するとちりちりと縮こまるのでこれも炊き過ぎ注意。

馬肉と同様に臭みが無く実にあっさりしたお味。柔らかで豊潤。。獣を食べている感は全くない。麦焼酎がどんどん進む君。 白い部分は脂のようだけど全然しつこくなくコラーゲンの塊と聞いたことがある。

この店の熊は絶滅危惧種のキノワグマで狩猟期間は11月15日から2月末迄でこの時期は冬眠に備えて木の実などを食べて脂肪を溜め込むため写真のような肉になるらしい。

ヒグマと違ってツキノワグマは完全な植物食なので特にドングリを好んで食べる、いわゆるイベリコ熊ということらしい

最後の締めのうどんが肉のエキスをたっぷり吸ってかなり美味しい。 レトロな感じで一発でお気に入りの店となる。。久しびりに合う友人と話しできたのもよかった。。

精も付いてええ正月迎えられそう。。。

中央区日本橋1-3-7

06-6213-5503

牛正馬肉料理 / 日本橋駅近鉄日本橋駅難波駅(南海)


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