地域

大城 2月

夜ランの帰りに鶴ケ丘にある表記のそば店を一人で訪問。昼間は界隈のおばさん連合が殺到して大混雑。。しかし夜は玄関や庭がライトアップされてしっとりと大人のムード。夜の居酒屋使いも知る人ぞ知るという感じ。

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庭を望む特等席のカウンターに座ると梅の木が花をつけてとても美しい。ホテルのバーで飲んでいるみたい。それよりも美しいのがこのお店のマダムで私の高校の後輩。スー子と呼ばれバレーボールの名アタッカーだったと聞き呼ぶ。美しいだけではなく気配り目配りに長けていてお店の品の良さと相まって蕎麦屋さんなのに料亭で食事をしている錯覚に陥る。

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平日の夜は蕎麦屋酒膳というものがあって好きな酒肴2品と蕎麦チップと〆のそばと飲み物1杯がついて税込み2000円というかなりお得なセットとなっている。

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酒肴も定番の蕎麦刺し、蕎麦味噌、板わさ、蕎麦汁でいただくとろろ芋から季節の湯豆腐鍋などかなり多くの種類がある。この日は春の「のれそれ」ともずくの酢の物と湯豆腐鍋、蕎麦は天ぷらをつけてもらって日本酒を一献いただく。酒器はいろんなものからえらぶ。吟醸酒なんだけど香りより旨味の方が強いので陶器のぐい飲みで頂く事にする。このセレクションもとてもセンスがいい。

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のれそれは穴子の稚魚。高知県でよく獲れて昔はあまり流通しなかったけど最近は冷凍技術が進んであちこちで見かける春の風物詩。もずくとの相性もよく、ところてんのような舌触りが面白い。酢の加減も完璧でとっても美味しい。
湯豆腐はコンロで温めていただく。。これも日本酒にとても良く合う。

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天ぷら登場。長さ20センチくらいの巨大な海老は食べ応えありまくり。塩や蕎麦汁をつけていただく。。

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この日の蕎麦は北海道の川上村産と言っておられた。その地がどこにあるのかはわかんないけどありがたくいただく。太めでエッジの立ちまくった真っ黒な曳きぐるみの蕎麦は野趣あふれた感じなんだけど出雲蕎麦のような田舎っぽさはみじんもない。とっても瑞々しくて噛むたびに蕎麦の甘味を感じることが出来る。この日も気がつけば平日の9時半なのに周りを見ると満席状態。居こごちが良くて閉店までゆっくりさせていただく。ごちそうさまでした。。

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13
06-6691-0046
営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
定休 火曜日 第2第4月曜日


カテゴリー 鶴ヶ丘, 長居, 西田辺, 蕎麦 |

itarian bar Uokin PICCLO

魚金本店を出て軽くワインで一杯と思い隣にあるグループ店に入る。後で聞いた話だと平日は普段でも1時間のウエイティングがあるらしい。半分道路に面したスタンディングでワインとチーズとバーニャカウダー。

こちらのお店もカルパッチョやアクアパッツアなどの魚料理が人気商品で魚金の居酒屋さんと同じくすべてのお皿にサプライズを仕込んでいる。
チリ産のシャルドネはアンダー3000円のもの。しっかりとした樽感もあってかなり上質。

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席チャームのパンは食べ放題でバターをたっぷり練り込んだものがかなり美味しい。バーニャカウダーは焼き野菜にしてソースをぶっかけたスタイル。これはこれで悪くはない。居酒屋で食べ過ぎたせいか全く食べれない・・祝日なのに客が全く途切れなくてドンドン入ってくるのはハイコスパの賜物であろう。まさに高回転モデルの飲食店の雄である。

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いい勉強になりました・・・・


カテゴリー 関東地区, バル |

魚金総本店

東京ビックサイトで展示会を見て夕方に新橋の表記の店を訪問。新橋を中心に都内で店舗展開をしている魚を主力にする居酒屋の本店。
同業の友人にこの店は「俺のフレンチ」とともに必ずベンチマークしなければならない店と何時も言われこの日に初訪問となる。イタリアンバルやビストロなどの業態もたくさん出している。1995年に30坪の居酒屋をこの店で始められ今や新橋周辺で10店舗以上東京では31店舗。従業員数500名(正社員数210名)の巨大企業となり今でも店舗をドンドン増やし続けておられる。

4時半開店なので4時過ぎに並ぶとあっという間に大行列。ほとんどが予約客でオープン時間には大量の客がお店に流れ込む。入れなかった客は7時の入店を予約するか他の店舗を紹介されると言う仕組み。食事ををしている間もドンドン客が入ってきて満席と告げられドンドン出て行く。

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お店は赴きのある外観と金の看板文字が印象的。店内のスタッフもよくトレーニングされている感じで元気もよくて目配りもしっかりされている。店舗は地下から3階まで約100席くらいと思う。。最初にビールをいただいてマストメニューの作り盛り合わせを所望。魚金といえばお刺身と言われるくらい有名で6点もりは1980円。ほとんどのグループはこれを注文している。カウンターの調理師の前に座ったんでライブ感満点。大きなお皿に大振りの切り身を切りまくって盛りまくる。6点盛りだけど12点くらいのせまくる。

私は玉手箱と呼ばれる2人盛りのもの1580円を所望する。

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出てきた玉手箱はバイ貝の煮付け、タイラギ貝、タコ、ノルウェイサーモン、鯖寿司、鰹、鮪(ひっさげ)鯛、生ガキ、カンパチ、玉子焼き、かまぼこ、エイヒレ梅肉の盛り合わせ。

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毛蟹の甲羅詰め1380円は甲羅の底まで身がぎっしり。価格を考えるとお値打ち感はありまくる。魚以外にも肉のメニューやご飯、焼きそばみたいな居酒屋メニューもたくさんあって客層も会社員から女性のグループ、子連れの家族など様々。

飲み物も色々そろっていてビール、酎ハイ、ハイボール以外にもハイコスパなお店お薦めの日本酒がたくさんそろっている。
この日も「尾瀬の雪解け」というものをいただいたがかなり美味しい。

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銀ムツの煮付けは小盛りをお願いしたが充分過ぎるくらいのボリューム。甘い身もホロホロほどけて日本酒と最高のマリアージュを見せる。この他にも焼き白子580円やとらふぐの唐揚げ980円をいただく。名物の「青のり豆腐680円」はお腹いっぱいで食せなかった。

すべての料理が大きな器に入ってハイボリューム。しかし全く値段を心配しなくてもいいのですべての客が幸せな気持ちで会計をすることとなる。
比類なき企業努力に敬服して退店する。

港区新橋3-18-3 第2富士ビル
03-3431-1785
月~金17:00~23:30
土16:30~23:30
日・祝16:30~23:00

魚金 本店魚介・海鮮料理 / 新橋駅汐留駅内幸町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 関東地区, 居酒屋 |