その他料理

香港 2024 ①

週末に久しぶりに香港訪問。忘備録として記します。

関西空港からピーチで昼前に到着して九龍にある老舗のペニンシュラホテルのダイニング(スプリングムーン)で友人とランチ。XO醬発祥のレストランと言われる。夜は本格広東料理で昼は点心をいただくことができる。かなり前からの予約が必要な人気店。スタッフさんと相談しながらリコメンドメニューをいくつか所望する。

よくある海老蒸し餃子はワンランク上の美味しさでエビがかなり上質。メロンパンに中には甘いチャーシュが入る、シュウマイは当然のことながらプリプリ。巨大なエビを使用したエビチリもとても上品な味わい。最後は土鍋で炊き込んだ炒飯でフィニッシュ。ランチタイムだけど軽く食べて支払いの2万円にびっくり。。

朝の7時からやっている九龍の有名ワゴン飲茶の倫敦大酒樓(ロンドンレストラン)。大衆店だけど手作り感満載で何をいただいても美味しい。ハチノスの煮込みやイカ団子、エビシュウマイに湯葉餃子など最後のお菓子までいただいて食べすぎました

街中で大人気の焼き小籠包の店。有名店なので大行列。時間があったので30分並んで購入。デフォルトのもので一つ200円。トリュフオイルが入ると600円になる。かじると熱い肉汁が飛び出して舌を火傷するのがお約束。

朝はお粥の有名店を数件訪問。お粥以外にも小さなおかずを頼んで一緒にいただくのが一般的。台湾と違って朝は麺を食べる人の方が多いと聞き及ぶ。

お店ごとに微妙に味の異なりがあって面白い。流行っている店と全く客がいない店もある。お粥も奥が深いと実感。


カテゴリー 海外, その他料理 |

パッタイ

本町にある表記のタイ料理店をランチタイムに一人で訪問。本町駅から三休橋通りを南に徒歩5分くらい。界隈にコインパーキングたくさんあり。

入口の像の飾り物が目印。店内はタイのポスターや看板などが貼られていてとても賑やか。2階席もあって女性客率が高い。メニューはカオマンガイ、ガパオライス、トムヤンクンラーメン、カオソーイ、グリーンカレーなどタイ料理のオンパレード。スタッフさんは全員タイ人。この日は店名にもなっているパッタイ890円を所望。

しばらくして着皿。レモンを絞って全体をかき混ぜていただくと隣のタイ人の客が教えてくれた。

米粉で作られた透明の麺はもちもちで甘めのやさしい味の焼きそばで桜海老とナッツが香ばしい。
大きな海老と生のもやしや厚揚げ、卵、ニラ、ナッツなどが入っていて具だくさん。甘くて辛くて酸味もあって食べているうちに美味しく感じてくる不思議な味わい。タイで活躍している古い友人を思い出しながら最後まで美味しくいただきました。

大阪市中央区南久宝寺町2-6-4
06-7850-7804
日曜定休


カテゴリー 本町, その他料理 |

とんかつ 康四郎

南船場にある表記のとんかつ専門店をお世話になっているジムトレーナーさんと夜に訪問。大阪メトロ長堀橋駅・心斎橋駅・本町から徒歩5分くらい。昔からある農林会館のビルの向かい側に位置する。近くにコインパーキングたくさんあり。

大阪の人気豚料理店の「たゆたゆグループ」の社長自らが腕を振るうお店。1階にはガラス張りの焼きトンの仕込みを行うキッチンでその2階がお店になっている。店内は厨房を囲むL字型のカウンター12席のみで川端氏の豚肉のカットや揚げる作業なども見えてライブ感満点。ほぼワンオペのカウンターの真ん中で目気張り気配りをしながら川端社長がニコニコしながら料理を作られる。

今回は18時半一斉スタートの6銘柄食べ比べとんかつコース 7800円を所望する。

最初にこの日使用される豚肉のプレゼンテーション。店内は厨房台と客席カウンターが同じ高さになっていてとても近く、切ったり揚げたりするのを目の前で見ることができる。

最初に薩摩茶美豚を使用したヘレカツサンドが登場。ふわふわの柔らかい食パンはソースが沁みないように内側をバーナーで炙る。低温で火入したヘレトンカツは歯がいらないくらい柔らかい。ソース、タルタル、辛子のバランスも素晴らしい。同伴者はこのトンカツが今まで食べたものの中で一番美味しいと言っていた。カツサンドの概念が変わること間違いなし。

続いてLYB豚のヘレを低温調理して竹炭を入れたパン粉にまぶした揚げていない冷たい豚カツのサラダ仕立て。衣はサクサクで肉はしっとり食感。これは完全にフレンチの域で初めていただいた。川端社長はあまり知られていないが若かりし頃、南海サウスタワーホテル(現スイスホテル)の名門フレンチ「レストランラトゥール」で修行をされたと聞き及ぶ。手際の良さと仕事の綺麗さは流石・・・

続いて赤麹を混ぜたパン粉を纏わせた名物のミンチカツ。柔らかなカツを箸で潰して沢庵とおかかが入ったリゾット風のお粥と一緒にいただく趣向。これを考えた斬新な頭脳に脱帽。

鹿児島放牧豚と人肌の温度で溶けるほど脂身の融点の低い鹿児島鹿屋の牧場で飼育されたイギリス原産のサドルバックのロースの食べ比べ。塩や豚醤油などをつけていただく。。双方ともに豚肉自身の旨みと脂の甘みが強烈。。

続いて生胡椒を鋳込んだ茶美豚と天城黒豚ロースの食べ比べ。どちらも低温で揚げてから予熱で時間をかけて火入れをする。余分な油を吸わせるために揚げたパン粉の上で油を切るのもこの店ならではの手法。

口直しの青森県産の岩もずくと苺の酢の物。

民豚(満州豚)の肩ロースは豚肉の味を邪魔しない程度のあっさりしたドミグラスソースで供される。こちらの豚肉も口に入れると濃厚な赤身の旨みと脂身が溶けた甘みが口に残る。90分低温調理したほろほろのカブラを崩して一緒に食べる趣向にも感心。

土鍋で炊き上げたご飯の上に乗せていただく。

最後の締めはカレーライスか茶漬けを選ぶことができる。当然、両方ともサドルバックの肩ロースのバラカツが添えられる。

玉露茶漬けにしたトンカツをいただくのは初めて。

デセールはわらび餅と自家製ソルベ。わらび餅は目の前で時間をかけて練り込む。

最初から最後までトンカツなんだけど全く重たさは感じない。ワインと一緒に2時間トンカツを楽しむことができました。現在、大阪では一番の豚肉料理店と思います。予約の取れない店になる前にレッツゴー!

ランチタイムの記事はこちら

大阪市中央区南船場2-10-24 2F
06-4307-6546
11:00-14:30/18:30(一斉スタート)


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 本町, とんかつ, その他料理 |