堺市

花あずき

今堺で最も有名なたいやき店。。結論を先に言うとこの店のたいやきを食すと他店ではムリ。。そういわしめる実力を持つ商品をもとめて辺鄙な場所にある店舗はいつも人集りが絶えない。

私も数年前からこの店のたいやきと店主の人柄に惚れて近くを通る時は必ず買い求める。通りからお店のある路地に入ると香ばしい香りが立ちこめる。

多くの客を魅了する羽根つきのたいやきがこちら。

2013-01-15 12.54.22

まずビジュアルに特徴がある。3Dのような感じで見た目がとても面白い。鯛の顔がかわいいとよく言われる。皮が薄くあんこが柔らかいのでかじればいきなり破裂する。

北海道十勝産の小豆を使った自家製のつぶ餡は毎日大きな銅釜で直火で柔らかく程よい甘さに炊かれる。羽の部分は炭酸せんべいのような味わいさくっとして素朴な味わいあんこの口直しにぴったり。

羽がある為に鯛の身体の隅々まであんこが入っている。。皮の部分はもっちりしてかなり美味しい。このたいやきだけはレヴェルが違う。お得感が爆裂である。

一気に2つ食してしまう。。このたいやきが一つ100円というのはすごいコストパフォーマンスである。自社の女子社員君たちにお土産として買って帰る。

そしてこの店ももう一つの名物が羽根つきたいやき(カスタード)120円。。無塩バターを使い、本物のバニラビーンズが香る滑らかな口当たりのカスタードクリームはもちろん自家製。味はまさに高級なシュークリーム。。パリパリした羽にクリームを付けて食すのが私流。

2013-01-15 12.55.14

場所は堺の一条通沿いのスーパー玉出の横の道を入って3軒目。店内ではご主人が一人で1つ1つ丁寧に焼き上げているため電話注文がおすすめ。

夏は冷たいたいやき(これもかなり美味しい)などもあって商品開発はとても熱心。近くまでいく事があったら立ち寄ってみてチョ。

堺市堺区一条通9-24

070-227-0808

11:00~19:00
定休日 : 水

花あずきたい焼き・大判焼き / 堺東駅寺地町駅


カテゴリー 堺市, その他 |

ひだまり庵

堺にいくとたまに立ち寄る大繁盛店。11:15の開店だけど11:30までに入らないと行列必至。今はもう食べることのできない幻の「ステーキ丼」で一躍有名になったお店。そのおいしさは元より半端ない驚異のなボリュームが印象的だったステーキ丼であった。なんせどんぶりのふたが閉まらなくて丼の上にのっかってる状態。。

そんな事を思い出しながら注文を考える。普段は柔らかいローストビーフてんこもりのビフ飯をいただくんだけど横の客が肉定を食べてたので同じものを所望する。もちろん1.5盛り。その隣の客はビフ飯とオム飯を一人で食べていた。。

790円の肉定1.5盛りはこんな感じ。。。

「どっひゃ」という感嘆詞しか出てこない。いわゆる薄切りのステーキ定食。肉を食べても食べても減らない状態。和牛じゃなくて多分オーストラリアだろうけど赤身で柔らかい。変なクセは全くない。適度な食感のアクセントもいい。火の通り具合も良くて炭の香りも香ばしい。案外あっさりしていてあっという間に完食する。

帰りは15人くらいのウエイティング。。。この価格でこの美味しさでこのボリュームは繁盛するはずだわ。。

堺市堺区甲斐町東3-1-13
電話:072-222-1129
営業時間:【ランチ】11:15(日祝月休み)
【ディナーコース】18:00~21:00(L.O20:00) (土日祝のみ営業)
定休日:月曜日

ひだまり庵ステーキ / 宿院駅大小路駅寺地町駅


カテゴリー 堺市, 焼肉 |

トミーPART2

中国語会話のレッスンに行く前に表記の店で一人ランチ。場所は堺東のはずれで阪神高速沿い。食べログ等の洋食部門ではかなり評判の高いと聞き及ぶ。定期的に無性に食べたくなる強烈なボリュームと食材の良さと調理や仕込みのの丁寧さはいつもなるほどと思うポイントばかり。

昼間はガテン系のお客で満員。最近はブログなどでよく紹介されるので遠方から若いお客さんがよく来ると店のご主人が言っていた。コストパフォーマンスも素とても晴らしく、ほとんどの商品が1000円以下で提供されておられる。この時期の私の狙いはもちろんカキフライ。普通の洋食を普通以上に美味しく作られるこちらのお店のカキフライはまさに絶品である。

メニューはこんな感じ。単品もあるけど数種類あるセットメニューがいろいろと食べることが出来てお得。カレーやオムライスに魚フライ、トンテキ、ミンチカツ、ヘレかつなどを組み合わせるようになっている。

お店は60代のおっちゃん2人で運営。聞けば顔は似ていないがご兄弟。「兄さん久しぶりやな~」「おまっとーさん」と同じフレーズをすべての客に言っている。

「おまっとーさん」という言葉は昔よく吉本新喜劇の食堂のシーンで見た記憶がある。まさに昭和オーラ全開。この地で30年以上このスタイルでされておられると言っておられた。とにかく手前のご主人がよくしゃべる。これは〇〇のフライで〇〇のソースで、カレーは4日かけて作るから・・・・とか12月29日のモモコのテレビに出るとか・・・・しかしながら嫌みが全くないのが人としての年期を感じさせる。。

オムライスとカキフライがセットになった通称オムカキ1000円はこんな感じ。

一口では絶対に食べられない超巨大なカキフライが3つ。旨味たっぷりの牡蠣のエキスがほとばしる。注文ごとに塩水に浸かったカキ水洗いして水分をとって塩こしょうをして粉をつけて卵にくぐらせてパン粉をつける・・・・これをひたすら丁寧に繰り返す。。。不味いカキフライになるわけがない。。

大きさの秘密は一つの牡蠣フライの中に3個の牡蠣が入っていてカキを反対向けて抱き合わせて手の中で包みこむように固めて揚げると言っておられた。揚げ油はラードでかなりいい香りがする。もちろん軽い感じで胸焼けもなし。

とてもジューシーなカキフライは自家製のタルタルとの相性も抜群。食べ飽きないようにソースは2種類。その横にご飯三杯分くらいある巨大オムライスが鎮座。オムライスはフワフワで卵の火入れも完璧。ケチャップライスの味の加減やごろごろ入る上質な豚肉も素晴らしく、一品としてのクオリティーがかなり高い。

一つの皿の上に酸味のある自家製ケチャップソースと青のりが入った自家製タルタルとマイルドな味の深いカレーソースが混在。しかしながらすべて絶妙なハーモニーがある。カレーは「昨日4日分仕込んだからどんどん注文して・・・・」と聞いてもいないのに話をしだす親父。

とにかくすべてが凄いボリュームで食べ残したら持ち帰りも出来るようになっている。ある部分格闘をしているような感じ。。親父を見ながらカキとオムライスを交互に頂く。どちらも美味しすぎなんだけど半分位から満腹中枢が働きだす。

キャベツの横にあるこれも自家製のポテトサラダはリンゴ酢を使用していて酸味があり絶好の口直し。かなり柔らかくて口溶け感が素晴らしい。ドレッシングやソースなどすべて自家製なのが立派。

お店は外観も昭和の喫茶店のよう。。表で待つ人の為にどこから持ってきたかわからんベンチや椅子が店前に並ぶ。

車で訪問する人は 近くのコインパーキングに停めるべし。場所はお店で聞いてちょ。帰るときにはご兄弟2人ともに目を見ながらもうええやろと思うくらい「ありがとう」「おおきに!」を何度も言われる。来てくれてありがとうという気持ちがしっかりと伝わる。これだけで又来ようと思う。

個人的にはトンテキとカレーが並外れて美味しいと思う。しかしながら一番美味しいのは2人のご兄弟の人柄なり。

いつの間にか店に似つかわしくないHPが出来ていた。誰が作ったのだろうか。

詳しくはこちら

堺市堺区南庄町1-1-4

072-229-9452
営業時間 : 11:30~15:30、17:00~22:00


カテゴリー 堺市, 洋食 |