イタリアン

Ikedaya BBQ style 9月

阿倍野にある表記のダイナーを訪問。自宅から徒歩圏内なので普段から良く立ち寄るヘビーユース店。阪堺電鉄の東天下茶屋駅直結で天王寺駅からも5分で到着。横に細長くて天井の高い、かなりかっこいいお店は昭和40年代のチンチン電車の駅舎をリノベーションしたもの。

BBQという名前だけど炭焼きイタリアンといったほうがぴったりくる感じ。煙もないし自分で調理することもない。シェフの調理技術が突き抜けていてケレンのない素材重視のかなり美味しい食事をすることができる

食材にはこだわりがあり、季節の路地野菜や肉を丁寧かつ繊細に調理されるので何をいただいても美味しい。お酒のサブスクもあって(1ヶ月680円で全てのドリンクが何杯飲んでも1杯220円〜360円)たくさん飲む客にとってはとても嬉しい。店の界隈には野菜や果物が並ぶマルシェもあってサブスク会員は2割引で購入できるのも嬉しい。

いつものように最初は小皿料理(1つ600円、おまかせだと3つで1500円)を所望する。素材重視の料理はシンプルだけど内容がしっかりと練り込まれていて何をいただいてもワンランク上の美味しさ。最初にレアに火入れした帆立貝柱をパセリのソースでいただく。白ワインが進みまくる美味しさ。

「蛤とスイカとシークワーサー」というメニュー。スプーンを使ってスープごといただく。。食べている間にこれはガスパチョの再構築料理ということに気づく。全てを口の中に入れるとスパイス感と味の深みを感じるガスパチョになる。かなりいいセンスであることは間違いない。

いちじくの上にチーズに豆板醤を合わせたソースをかけたもの登場。チーズとの相性はもちろん豆板醤のコクのある深みがいちじくをフルーツ以上のものに昇華させる。

メインはチキンのココナッツソースで最近の新作らしい。香ばしく炭焼きしたチキンをオリジナルのココナッツソースに合わせたもの。ソースはココナッツとオリーブオイルに数種類のスパイスと貝のスープを加えているとのこと。美味しすぎて卒倒しそうになった。

店の奥には天然酵母を使用したサワー系のパンを中心としたセンスのいいベーカリーも併設。この店のクッキーも驚くほど美味しくてハイキングに行くときは前日に必ず購入する。ごちそうさまでした。。

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大阪市阿倍野区阿倍野元町6-25
火曜日定休(夜の営業時は金土日のみ)


カテゴリー 東天下茶屋, イタリアン, その他料理 |

ラカンティネッタ

靱公園の南側にある表記のイタリアンを友人と訪問。大阪メトロ四つ橋線本町駅から北西に徒歩5分の場所に位置する。

店内はカウンター席とテーブルが一つ。トスカーナ出身のオーナーシェフ、ルカ・サンバーリが作る本場のイタリアンをいただくことができる。2004年に来日して2006年にこの地で開業とのこと。

お任せのコース料理もあるけどアラカルトメニューが中心。最初にレバーパテを所望。癖はまったくなくてまろやかでとても美味しい。どの料理もシェアして出してくれるのが嬉しい。

前菜の盛り合わせ(1人分)は自家製のスパイスが効いたトマトジュース、旨みたっぷりのイタリア風オムレツ、やさしい食感のテリーヌ、ピクルス、ズッキーニ牛肉鋳込み、ケークサレなど。。日本人が作るイタリアンとは全くテイストが異なりセンスが良くて味わいもかなり穏やか。

主菜はソーセージとスペアリブの炭焼きを所望する。無駄な脂は全て落ちていてシンプルな調理なんだけど今まで食べたスペアリブの中で一番美味しいと思った。ソーセージの味わいも秀逸。ワインやスパークリングもワンランク上の味わいでセレクションの妙が感じられる。

パスタはおすすめで作っていただく。ピリ辛テイストのオイル系なんだけど味わいがとても深くて今まで食べたことのない美味しさ。蛤、蛸、唐墨がたっぷり入っていて魚介の旨みもしっかりと感じることができる。

シェフのサービスも情熱的でトスカーナの世界観を経験できる稀有なお店。最後にグラッパをいただいて退店する。久しぶりに美味しいと思うイタリアンをいただきました。

帰りにすぐ近くにある「Bar Shusui」という店で一休み。スタイリッシュな店でウイスキーの縦飲みを楽しむ。

オールドバカラやルネラリックのグラスもありそれらを愛でながらいい時間を過ごす。

大阪市西区靱本町1-16-5
0671744247


カテゴリー 本町, イタリアン |

リストランテ アルトゥーラ

時差投稿です・・・

お盆に六甲登山をした帰りに有馬温泉街の有馬六彩という宿泊施設にあるイタリアンで会食。温泉で汗を流して景色のいい窓際の席に案内いただく。上品な店内の雰囲気と眺望の良さ、料理の美味しさを含めて好きなイタリアンの一つ。この日は一番廉価の7260円のコースを所望。

ビールで乾杯をして最初の一皿はガラスの器に入った前菜で芋・タコ・南京、白芋、ミニオクラのインサラータ(サラダ)。貝汁のドレッシングで素材の味にコクをつけている。。

続いてのオードブルの盛り合わせはサルシッチャソーセージ(生の腸詰)の入ったオムレツとスズキのエスカベッシュ、パテドカンパーニュ、ガラスの器には夏野菜のカポナータ、 2種類のハムなど。白ワインがすすみまくる。

パスタはスパゲッティーニを使用したサルサポモドーロ。フレッシュトマトを使用しているのでさっぱりしてとても美味しい。ピリ辛ニンニクの入ったパン粉をかけるとコクが出てさらに美味しくいただける。

メインは肉の代わりに魚料理を所望する。旬のいさきと鬼手長海老(スキャンピ)、帆立貝柱のパデッラ(フライパンの意味)、黒オリーブのバターソース。どの食材も上質でソースとの相性もとてもいい。これもワインがよくすすむ。

ドルチェはラムレーズンのジェラートと葡萄のソルベ。下には炭酸せんべいが敷かれる。日暮と共に変わる景色の陰影を楽しみながら美味しい食事といい時間を過ごすことができました。ごちそうさまでした。

過去のアルトゥーラはこちら

兵庫県神戸市北区有馬町341-1
東急ハーヴェストクラブ有馬六彩 5F


カテゴリー イタリアン, 神戸市 |