バル

奈良食堂 1月

私どもが運営する奈良県橿原にある表記のレストランを友人と視察と試食を兼ねて訪問する。

店は近鉄大和八木駅前のミグランスというホテルと市役所が入る複合施設の1階に位置する。地元農家さんから仕入れる食材等にこだわって昼はサラダバーのついた大和牛と大和ポーク塊り肉から作るハンバーグや蟹クリームコロッケ、豚生姜焼き、生パスタなどのランチメニューと夜は奈良産牛や大和ポーク、新鮮魚介などの地元食材を使った炭焼き料理が大人気。

大好きなアメリカLAをオマージュした店はテラス席を合わせて120席。

シャンパンで乾杯をして最初に前菜盛り合わせ1280円を所望する。低温で火入れしたローストビーフと鶏ハム、地元野菜のラタトゥーユやオムレツなどが入る。

続いて愛知産の釜揚げしらすのアヒージョ890円を所望する。野菜もたくさん入ってとてもヘルシー。

海老の丸ごとオーブン焼き980円(写真は2人前)は普通だったのでもう一捻りの仕事が必要。

自家製ベーコンのトマトパスタ1180円。薫香の効いた自家製ベーコンが秀逸。野菜は季節のものが12種類入る。生パスタは一切添加物を入れずに粗挽きの国産デュラム粉を使用。モチモチの食感が特徴でうどんに近い感じ。

たこと奈良野菜のペペロンチーノはフライパンを50回振って乳化させたソースを麺に纏わり付くようにする。とてもいい味わいでかなり高いレベルのものとなっている。。

メインの炭焼きグリルの食べ比べ3種2980円は鶏肉が秀逸。。牛肉のソースの工夫と火入れの方法を指示する。もっと熱々で提供できないかをさらに探求。。

新作のパフェはブリュレ仕様でカスタードの上には香川県産の祝い菓子の「おいり」が添えられる。自家製のホイップクリームとさっぱりした無糖ヨーグルトジェラートに有馬の炭酸せんべいが入る。メインは季節のフルーツがたっぷりと入って税別880円の売価予定。。

自家製リンゴのタルトも素朴な味わいでとても美味しい。帰りはスタッフで見送りの練習をする。皆で両手を振ってお声がけ。。。

過去の奈良食堂はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 


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Emi shyokudo (えみしょくどう)

西成区の区民プールで泳いだ後に近くの東玉出にある表記の店を友人と訪問。3年前にオープンした頃に訪問したことがある。私と同じ年齢の女性オーナー典子さんのワンオペで結論を先に言えばかなりセンスのいい大人な感じのカジュアルバルのようなお店で今年最初のスマッシュヒット店。

阪堺線の塚西駅の北側のライフスーパーの斜め前の昭和初期のアパートの一階に位置する(この無人アパートも見所満載で見学無料)お店は見た目はカフェ調な感じでカウンター8席のみのセンスのいい小さなバルのような感じ。

カウンターの上には手作り感満載の美味しそうな家庭料理の惣菜が並ぶ。。見ただけでセンスも良く手がかかっていることがわかるようなものばかり。

・ほうれん草と油揚げのツナポン酢和え300円
・ちくわと椎茸とこんにゃくの筑前煮300円
・海老と蓮根とスナップエンドウのオイスターマヨ炒め500円
・ポッサム(茹で豚の葉っぱ巻き)700円
・ブロッコリーとささみのからしマヨ和え400円
・ウインナーカレー味500円
・生姜の効いたしっかり鶏モモ入りのサンゲタンスープ700円
・椎茸とシシトウの炒め

どれを食べても美味しい・・・・・思いっきり飲んんで食べて一人2500円。ずっとこういったご飯が食べたかった。ごちそうさまでした。。

過去のえみしょくどうはこちら

大阪市西成区東玉出2−5−6
090-1905-2234

 


カテゴリー 塚西, バル, 居酒屋 |

Ikedaya BBQ style 12月再訪

本年一番多く訪問した阿倍野にある表記のバーベキュー炭焼き料理店を訪問。業態はBBQ料理というとっつきにくいイメージなんだけど産地直送の野菜を使った料理などもあり豪快かつ繊細なメニューが目白押しのお店。店内で定期的なマルシェやマーケット、イベントなども開催されていて地元密着のかっこいいお洒落レストラン。

店の端にはベーカリーも併設されていて天然酵母を使ったハード系のサワーパンなども販売されていて大人気となっている。

昭和40年代の古い駅の施設をリノベーションしたお店は天井も高くて西海岸にある高級ダイナーのような風情。店の横を走るチンチン電車の振動と音も風情たっぷり。ドリンクのサブスクもされていてあまりにも安いので中毒のように通っている(1ヶ月680円で全てのドリンクが何杯飲んでも1杯220円。最初の訪問だけで元が取れるという採算度返し企画)

この日は一人様だったのでシーズナルのメインディッシュと小皿料理を2つ所望する。かなりレベルの高い小皿料理は各600円でお任せなら3つで1500円。

最初に和歌山産の糖度の高いさつまいもと雲丹とバターを添えたもの。この取り合わせとシンプルなビジュアルは流石のセンス。美味しすぎて白ワインが進みまくる。

続いての2皿目は大根煮と牡蠣のソース。コンソメで炊いた大根にミキシングした牡蠣にニンニクとエシャロット、白ワインなどを加えて調味したもので、これ以上の牡蠣料理はあり得ないと思うほどの美味しさ。この他にも小皿料理はアンチョビポテト、しらすと春菊、穴熊ソーセージと冬瓜のおでん、柿のトリュフ和えなど。

牛すじの赤ワイン煮込み(マッシュポテト付き)100gくらいで1200円。4時間赤ワインで煮込んだ和牛スジ肉の塊はほろほろに解けて旨味の爆弾のような味わい。あえてメルローワインと合わせる。

サワーパンも美味しすぎでワインがあれば永遠に食べ続けてしまいそうな味わい。この店の価値は唯一無二といつも思いながら店を出る。

過去のikedayaはこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町6-25
火曜日定休


カテゴリー 東天下茶屋, バル, その他料理 |