中華料理

台北食彩②

市内を普段通りに朝ラン一時間。朝食は台湾ならではの専門店。台湾旅行での朝食はホテルで絶対に食べては行けないとよく言われる。それくらい価値の高い朝ご飯屋さんが多い。ガイドブックに載っている店はいつも一杯なので走りながら朝ご飯屋さんが点在する地域をチェック。

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まずは甘い豆乳でエネルギーチャージ「甜豆漿 20元(約60円)」甘い豆乳に「油條(ヨウティアオ)」を浸して食べるのが一般的。しかし今回の旅行の狙いは写真の「鹹豆漿 25元」いわゆる食事版の豆乳。豆腐を固める前のフワフワの半固まりのおぼろ豆腐も浮かんでいて食感も最高。茶碗蒸しを崩したような感じ。干しえびやネギ、ザーサイも入ってしょっぱさもちょうど良くて旨味もたっぷり。

これにパイ状になった中華クレープに大きな玉子焼きを挟んだ「厚餅夾蛋 35元」を頂く。これもむちゃくちゃ美味しい。。そのあと焼き豚まんの店も見つけてしまい2度目の朝食となる。

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肉汁たっぷりで美味し過ぎる・・・・昼は九分に日帰り観光。少し前までは過疎化の進む廃坑だった街が、今では台北随一の日帰りスポット。台湾のレトロが、ぎゅっと凝縮された町といわれる。元々9戸しか家がなくそれが地名の由来になったとか。昼食はこの街一番のレストラン。

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前菜の盛り合わせは大振りの蒸しアワビが昨日に続いて登場。中国サラミと春雨の酢の物。どれもが優しい味わい。

街の散歩道は狭い入口に人が群がっているのが見えて、自然と吸い寄せられます。レトロな縁日を楽しむ感覚で入っていくと、左に右にクネクネと曲がっていて迷路のようで、かなり楽しい。

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大きな焼き石の入った炭坑のトロッコを模した器に海老を入れこんで中国酒を入れて蒸し焼き。いい香りとジューと言う音がシズル感が満点。

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出来上がりの海老はこんな感じ。生きた海老なら美味しいんだけど私どもの店でもやってみようという声があがる。

九名物といえば「芋圓」(お芋のダンゴ)「魚丸」(魚のつみれ)「草仔」(草餅)。でそれらのほかにも巨大なエリンギを焼いたものや臭豆腐の店など興味深いところがとっても多い。

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白菜の炒め。。こういった料理がとっても台湾料理らしい。いくら食しても胃が疲れない・・・

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豚の角煮は白いご飯に乗っけてムシャムシャ頂く。。普通よりもかなり美味しい。。

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白身の魚の蒸し煮もビジュアルがとっても美しい。あっさりしていて社員君たちも大満足。

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この地の名物の魚の団子スープ。中国人ってこんな料理がとっても好きなよう。形が丸いのも関係するのかな思う。

あちこち見まくって晩ご飯は海鮮料理。。。

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牡蠣のオイスターソース。。。味が濃いくて少し残念。こちらの牡蠣はすべて小振り。日本のものよりも味は当然乗っていない。。

2013-05-14 18.23.14こちらの名物の干し大根の入った台湾風の玉子焼きの菜脯蛋(ツァイプタン)。刻んだ切り干し大根(菜脯(ツァイプ))と卵を混ぜて焼いただけ。台湾の屋台で食べるのはもっと平べったい。高級台湾料理店になるとこのように厚くふんわりと焼き上げられて出てくる。

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白身魚の甘辛煮はホクホクしてとても美味しいし。台湾ビールにこれもぴったりなり。

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この日のメインの花枝丸(イカ揚げ団子)。イカをすりつぶしてペースト状になったものを団子にして揚げたもの。店によって大きさや味に違いが見られる。五香粉が混じった塩胡椒にちょっとつけて食べるんだけど、何もつけなくても甘いイカの味がして美味しい。出来立てをかぶりつけば口の中をやけどしそうになる・

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豚の角煮は見た目よりもあっさりしていて脂分もしっかり抜けていて美味しい。ご飯の上に乗せて食す。。

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これも名物のあさりの塩スープはほとんど塩分濃度ぎりぎりの薄さ。醤油は入っていない・・

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最後の肉味噌の乗った麺で仕上がり。。この店はツアー会社御用達の店だが思いのほかよかったのに驚いた。。この日の夜はマッサージ三昧でした。。。

続く・・・・・

 


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台北食彩①

中国に続いて社員旅行で台北を訪問。到着した日の晩ご飯はちょっといい台湾料理。。

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台湾料理って中華料理と違って油を使う量が少なくて比較的どれもが淡白で素朴な感じがする。しかも繊細な味加減で塩分も全体に控えめなのが嬉しい。また海が近いので蟹・海老などの魚介類も豊富。2013-05-13 07.33.26

皆で日頃の仕事の労をねぎらいながら乾杯して最初の料理は旬の筍と蒸しアワビの前菜。アワビは限りなく柔らかく戻されていて味の深さはマリアナ海溝のよう。筍を始め大陸の料理よりも野菜を使った料理が多いように感じる。この料理も醤油をベースにした味付けで日本料理と通じるものがある。

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銘々で出されるフカヒレスープはヒレの塊がたっぷり。スープもとても滋味深くここまででかなり満足してしまう。ビールはもちろん台湾ビール。。日本のものとかなり味が近い。サービスの方もとっても親切。ここは大陸の投げやりな態度の接遇とは大違い。

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からすみはこの地の名産品。土産屋にもたくさん売られていた。ボラがたくさん捕れるからであろう。日本で作られているよりも味が浅いっていうか干しが不足は地域性なのかもしれない。よくお土産で頂くが食べ方がわからなくて難儀する方が多いと聞く。

真空パックになったものがほとんどで袋から出して薄皮をはいで刷毛か霧吹きで酒を振ってオーブントースターで軽く焼き目をつける。。それをチーズのようにちびちびかじりながら大根の漬け物と一緒に食すのが私流。ワインは合わないけど焼酎や日本酒にはぴったり。写真のように白ネギにも合う。

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熱々のココットに入ったアワビの煮物登場。ナイフとフォークが出てきたが私は一口でかぶりつく。口の中が海の香りに満たされ旨味が咥内に広がる。アワビの旨味を吸った野菜もかなりおいしい。

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何の魚かわかんないけど淡白な川魚の蒸し物。ほろほろとした身と中国酒のほのかな香り。紹興酒と合わせると至福の時間となる。2013-05-13 18.39.00

空心菜の炒めはお約束。。これも大陸の料理と比べるとあっさりしている。塩分がかなり少なくとても食べやすい。家庭料理のようでほっとする味加減。

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〆は焼き飯でパラパラしていながら米全体に旨味がコーティングされている。西瓜のデザートで終了。。。このあとは参加者全員で士林夜市を見学する。

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数多くの屋台で魚介を焼いたものや台湾風の牡蠣のオムレツ、フルーツを並べた店や雑貨屋など所狭しと店が建ち並ぶ。2013-05-13 09.20.59

すべてそんなに高くなく日本の相場の半額ぐらい。衛生面が少し気になったが郷に入らばということで気にせずに食べまくる。

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フードコートになったような場所もありあちこちで好きなものを食べまくる。今回の旅行は研修旅行も兼ねているためにあまり古跡などは見ずに台湾の方の生活がわかるスーパーマーケットや市場、食堂などに連れて行ってもらう。

続く・・・・・・

 

 


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麗江食彩③

4日目の朝も朝ランの後に街中の食堂でさくっと麺を頂く。この日はメインアクティビティーの龍雪山国家重点風景名勝区に行く。

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麓の観光センターで防寒コートをレンタルして専用バスとロープウエーを乗り継ぐとそこは海抜4506m。

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もちろん富士山よりも標高は高くそこから酸素ボンベを片手に階段をひたすら上れば4680mの展望台をめざす。頭はくらくらするし心臓バクバク。10歩いて休憩を繰り返しなんとか到着する。途中の山小屋でのランチプレートはこんな感じ。

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スパイシーチキンの煮込み30元。ケンタッキーフライドチキンのようなものがついていた。。。富士山の山小屋の乾いたハンバーグの不味さといい勝負なり。。

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一日中遊んで夜は宿の中庭でパーティーをするということでいそいそと市場に行って買い出しをする。新鮮な野菜のてんぷらと豚天を作って振る舞う。日本から持っていったワサビと柚子胡椒が大好評でこの日は中国人みんな大喜びなり。

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5日目はメインイベントの中国を中心にグローバルに事業を展開する友人の結婚式。高級ゴルフ場を貸し切って18番グリーンの上で祭壇をつくってヨーロッパ式のウエディング。

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ケータリングの料理もとても美味しくて日本人と中国人、アメリカ人にフランス人が入り交じって大空の下での大パーティー。映画のワンシーンのようで実際にこんな結婚式をする人がいるのに驚いた。

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ナシ族の伝統料理やスナック、豚の丸焼きなど実に考え抜かれた内容。

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夜は街一番の高級レストランで晩餐会。。豚の耳の前菜やセンマイの炒めなどここ数日間の料理の中ではワンランク抜けた感じがする。厨房を覗くと料理人は20名くらいいた。

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高級魚を使った料理も出てきて美味しくて驚きの連続。。深夜まで歌って踊って皆で友人夫婦のいやさかを祈る。。

翌日に朝一番の飛行機で丸一日かかって帰阪する。。


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