中華料理

チャイナ

私どもの会社の近くなんだけど最近ついヘビーユースする大衆中華料理。。お店と料理が面白くてつい何度も通ってしまう。店は前を通っても中華料理店とは気づかない。植木が満載で店前ののれんが目印。

いつも注文する日替わりランチはこの日は焼きビーフンに豚天。。650円と言う価格がとてもうれしい。サラダとライスとスープ付き。

いつも日替わり食べるけど何を食してもはずれなし。しかも超リーズナブル。。店の中は金魚が泳ぐ大きな水槽があったり民芸品がランダムにおかれていたりかなり騒然としているがこれはこれで味があってなれたらどうってこともない。

超人気店なので昼間に行くといつもいっぱい。ガテン系の客率結構高し。

前に発見した5年前の週刊プレイボーイを何となく眺めていると40歳になった南野陽子のグラビア登場。。と言うことは今は45歳と言うことか。。

その横に4年前の週刊プレイボーイ発見。何かこだわりがあるのであろうか。。その他はすべて新刊の週刊誌が5冊くらい。

週刊誌はどっちでもいい話なんだけどまず大きな器に入ったスープが登場。。しっかりと鶏ガラの味が効いて純粋に美味しい。

そして主菜登場。いつもこの一皿には驚きを隠し得ない。絵画で言えばフランシスコベーコンにつながる根源的な革新をこの皿に感じる。

よく見れば乱雑さの中に美しさを見いだすことができる。野蛮と美しさは表裏一体の概念と言うことか。この一皿に私はいつも慰められ励まされより高い精神状態へと魂を昇華するエネルギーをいただく。

中華料理の超現実主義という常識にとらわれない、それまでの既成を顧みない実験的な芸術運動の発信なのか。。この店のご主人のくりだす独特で個性的な芸術作品にいつも心を奪われてしまう。

肝心の味もとてもすばらしいものがある。エビやイカなどの魚介がたっぷり入ったビーフンは味深くご飯がざぶざぶ食せるし、豚天の豚も下味がしっかりついていて肉は薄いが肉汁をしっかり感じる。卵焼きやしっかり味がついた自家製のポテトサラダも暴力的な野性味のある塩梅となっている。

このランチが650円と言うのが絶対的な価値がある。

このお店個人的には超大好き。。。

大阪府大阪市住之江区中加賀屋2丁目2-20

0666817679


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義鳥(中国) その③

翌日は携帯電話をタクシーに忘れまたカメラのバッテリーも切れてしまい記録がとれずしまい。気を取り直して次の日の朝は少し晴れ間があったので早速ランニング。。

朝食は屋台がお約束。。。さつま芋の入ったお粥は1元(13円くらい)クレープみたいなのに野菜や揚げたパンをはさんで甘辛いソースを塗ったものが私のお気に入りで2元(今回3度朝食で食す)。。。これに小豆の混じった温かい甘い豆乳1元はお汁粉のような感じ。。

目の前で皮を作って餡を一つづつ丁寧に包んだショウロンポは8個で2元なり。。バカウマ~。

黒酢を掛けていただく。美味しくないわけがない。。。ランニングの途中だけどお腹いっぱいになって帰りはタクシーで帰る(トホホ・・・) この日は午前中は福田市場の近くの食品卸市場を見学する。包装資材や衛生資材、食品のほとんどのものがフルラインアップ。。味見をしながら一通り見学する。。

お昼御飯は市場の横に屋台が勢ぞろい。よく見れば弁当を売っていて熱いご飯と好きなおかずを指差したのを店の方が入れてくれるというシステムらしく。早速所望する。。。。

麺の専門店や鉄板焼き、ワンタンの店など様々なテイストの店が立ち並ぶ。よく似た店がたくさんあるが流行ってる店とそうでない店があるのは興味深い。

一番行列のできていた店で適当に美味しそうなものを指差してイートインコーナーで3人でランチタイム。

お店の裏を見ると麺を作っていたりご飯をひたすらよそっていたりと分業が出来ていたのには感心した。豆腐料理と豚肉の煮込み鶏の煮込みと白菜の炊いたのなどと白ご飯で12.5元。。(約170円)これで3人分。。。日本で同じ経営構図で商売したいと思った。本町あたりですればええ感じやろなと友人と話した。

晩ご飯はテイストを変えた中国料理。。説明してたんだけどあまり聞いていなかった。豚バラ肉の炊いたのや骨付きカルビの焼肉車エビの炊いたのにハチノスと心臓の煮込んだものきゅうりの口なおしはお約束。

くらげの酢の物に豆腐のや焼き物に空芯菜の炒め、生きた小エビを紹興酒に漬けたものは初めていただく。。でも結構普通。。サザエのボイルの酢の物やアサリの炒めなど結構いい食材がラインアップ。紹興酒をあけまくって一人2000円也。

次の日の朝、上海に向かう。到着後、新天地にあるティンタイフォンに直行する。世界中に60店舗以上。大阪高島屋にもある。まずはスタンダードな豚肉のショウロンポウ10ヶ58元を所望する。刻んだ生姜とともにいただくとかなり旨い。スープがたっぷりで皮が他店のショイウロンポウと違うのが一目瞭然。。

箸で持ってもスープがこぼれない。。。あまりこういった料理はミーハー的(死語)であまり食指が動かなかったけど今回はホント美味しいなあと思った。周りの女性の方々も結構喜んでいた。。サービスや接遇もかなり洗練されていた。

この店、海や北京を中心に中国で20店以上、日本でも12店舗、台湾も7店舗あとアメリカや韓国でも30店舗合わせて65店舗を世界中で展開。。

きゅうりの酢の物23元(315円)、名物の海老入り卵チャーハン58元(約800円)はかなり美味しかった。。そのほかに豚肉スープ入りショウロンポウを所望したが普通のスタンダードなものの方が美味しかった。ショウロンポウはこのほかにも鶏肉入り、キノコ入り、フォワグラと鶏肉入り、蟹味噌と豚肉、フカヒレと蟹味噌、黒トリュフと豚肉(一つ240円)などさまざまなショウロンポウがラインアップされていた。

壁に日本の俳優が映画のロケで来店した記念の絵が描かれていた。左から2人はキムタクと言っていた。関東地方の小学校の給食のメニューの一番人気がキムタクと言っていた。よく聞けばキムチとたくわんを炊きこんだご飯をそういうらしい。。どっちでもいい話だが・・・

上海に長年通っておられる友人の外食コンサルおすすめの鶏肉スープ50元は鶏肉がたっぷり入っていてその鶏が味が深くてかなり旨い。ブロイラーでないことは確か。その骨付きの鶏がホロホロになるまで炊きこまれコクのあるチキンスープは黄金色に輝いている。塩分は薄いんだけどここまでエキスがしっかりと抽出しながら嫌な癖のないチキンスープは初めてだった。これだけ3杯くらいいただきたいと思った。

揚げパイクーもかなり美味しいしシーフードショウロンポも中の海老がいい仕事をする。。ごままんじゅう一つ10元。。。とても綺麗なオープンキッチンでショウロンポウを作るのを実際に見ることが出来る。

そのあと田子坊を散策。寿司と書かれた大きな提灯の出た店を発見しビールをいただくことに。日本から上海に寿司を握りに凝られた板長と私より流暢に日本語を話す若くて美しい中国人オーナーの店。

お店は3階建でとってもスタイリッシュ。個室もあって料理も本格的。日本酒もそろっていて寿司のセットもとてもリーズナブル。塩辛とほっけの焼き物で日本酒を食らう。オーナーとカウンターでいろんな話をする。。シンガポールのアップルで働かれておられ自主独立で和食店をする。。

「私は日本がとっても大好きなの。。」と言っておられたのが印象的。

板長は上海万博で日本のチェーン店から上海に寿司を握りに来られこの店にスカウトされたとのこと。丁寧で衛生的でクリエイティブないい仕事をする。食材が充分そろわないのが残念だがその部分は腕で勝負。。。

一瞬だけど日本の味に出合えてほっとした。。お店の客は7割が中国人と言っていた。日本からどんどん訪ねて行ってあげて欲しい。。。

オーナー(推定27歳くらいか)とも話が盛り上がり上海の一押しクラブ(女の人が隣に座るクラブでなく踊るところ)やホットスポットを紹介していただきお店がみんなで終わったら一緒に行こうと約束する。。

体力温存のためホテルで小休憩をしたら日本酒の酔いもあり爆睡。。。気がつけば朝になっていた。。マダム梁!すっぽかしてゴメンチャイ。。せっかくの上海の夜を無駄にしてしまった。。。。。(涙)

8日間の旅でしたがいろんなものに見て触れてバイイングの勉強をしっかりとさせていただいた。何でも体験することが大切ということも身にしみてわかった。。

1200個買ったミニ懐中電灯は電池が入っているため輸入できないことが判明。。。。えらいこっちゃ。。社員の報告を見るために持ち込んだIpadはパケ放題にするのを忘れ45万円の請求。。。。(即死状態。。)

携帯はなくし土産も一部どっかに置き忘れた。。。

せやけどそれ以上貴重な経験をさせていただいた中国の旅でした。。。

おしまい。。。


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義鳥(中国) その②

翌日も福田市場にて視察。。会場がでかいために迷子になったり目当ての商品を捜すのに一苦労。。。

いろんな生活雑貨や衣料が破格の値段。。若い方が副業でひと月に100万稼げるのも納得。。弊社が思いっきり使う白衣も1着130円也。。。あほらしくて日本では買えない・・・

この日の昼食も市場内の食堂。。好きなものを好きなだけ食券のようなものを買って食べる仕組み。

鶏の炊いたんやトマトと玉子の炒め空豆に豚の煮物、ラーメンにご飯。。。締めてこの日も一人150円也。。ネクタイは一本60円。。。ぎょえ~と言う値段。。お土産に買って帰る。。でもホテルに忘れてしまった(涙)

晩ご飯は海鮮料理。水槽には伊勢海老や車エビ、アワビなどの高級食材が水槽で泳ぐ。。好きなものを選んで調理してもらうということらしい。調理場もオープンキッチン。

前菜は鴨の舌・・・これはこの地域の中国人の子供から老人までみんなが好むものらしい。コンビニでも燻製にしたものが思いっきりたくさん並んでいた。鴨の舌をしゃぶりながらしがんでいただく。。結構グロイね。。鶏の足の爪もボイルしていただく。。コラーゲンたっぷりでなれたら結構いける。。。中国人は全ての部署まで残さず使い切ることに驚く。。胡瓜を味噌を付けていただくのと北京ダック。。アサリの炒め物。。どれも口に合う。。ビールと紹興酒で思いっきり食す。

豚バラ肉の炒めやコラーゲン満載の煮込み、マーボ豆腐に鶏煮込み、牛肉とエンドウの炒め、椎茸煮込み。。。美味しすぎる~野菜が思ったより美味しいのには驚き。中国野菜っていい印象なかったけど日本の野菜より味が濃いのが確実にわかる。。。

春巻きにすっぽんの煮込み山芋のチリソース、ゴボウの煮物、烏賊と貝の炒め、青菜炒め。。紹興酒とビールを思いっきり飲んでこの店もお一人1500円なり~ (やっす!)

食事の帰りにスーパーマーケット見学。。結構高級なスーパーで品ぞろえも豊富。中国も共働きが増えて惣菜や冷凍食品が多いのにはびっくり。。豚まんの皮なども冷凍がたくさん。。時代が変わったなと感じながらこの国の強烈なエネルギーを実感する。

野菜や肉も種類は豊富。サーモンは多分輸入物で日本と同じくらいの価格。すっぽんやカエルもこの国では日常の食材である。。。。。

2年前から中国語を個人レッスンで受けているが習っているのが北京語らしく杭州、上海では、上海語が話されていてこの義烏は義烏語だそう。片言で話しても全然通じないことにショック。。

ガイドの女子大生に中国語で話しても「社長!日本語で話してくれた方が伝わります」と言われショックを受ける。

ノベルティーに使うキーホルダーになったLDS懐中電灯を1200本仕入れた。。。将来自社の核商品を作るために今回は中国で生産・加工・運搬・貯蔵・集荷のシステムを学んだ。たとえば交渉は立って話をすることとか生産工場の見学も必要であるとか検品がもっとも大切であるとか、身を持って感じることが出来たのは大きな収穫であった。

通訳者の使い方や様々な商品の相場観(例 IHフライパン91円 紙コップ1円 布巾6円 消しゴム3円 バスタオル298円 便座カバー58円 傘52円 長くつ151円 など)もしっかりつかむことが出来た。。

この日もとても疲れたのでマッサージして寝た。。70分1000円くらいでした。。

続く・・・・


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