京都府

京料理 六盛

会合で京都の老舗日本料理店を訪問

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場所は平安神宮近くの閑静な東山二条の疎水沿いにある。明治32年創業の老舗店。カウンタ−席やテーブル席はもちろんのこと結婚式の披露宴も出来る檜の舞台もある大広間も備え全館で400人くらい収容出来るお店。しかしながら随所に趣きある意匠を凝らしてありさすが京都の料理屋さんだなと感心する。

この店の代名詞と言える「手をけ弁当」(商標登録)は3240円から。今回はこのお弁当にいくつかの料理をあわせて特別にグレードアップしたものを所望する。

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最初にマグロの山掛けが登場するが苦手なことを告げると鯛に変更していただいた。対応力に感謝と敬意を表す。

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歴史を積み重ねて来られた手桶弁当は出し巻き卵、鰆の焼きもの酢蓮根、蛸の炊いたもの、鯛の子の寒天寄せ、車海老艶煮、紅葉麩、鶏肉西京焼、冬瓜、かぼちゃ煮物、かまぼこの串、蓬麩の饅頭、真ん中は雲丹くらげ。

出来合い加工品もあるがまあまあ美味しい。いろんな京料理を手軽に食べることが出来ると言う点ではいいと思う。

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鱧と松茸の土瓶蒸しも普通に美味しい。出汁の美味しさは一流の証し。

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松茸ご飯と赤出汁もかなり美味しい。こちらは移転する前の店をつかってスフレの専門店もされていると聞く。女将さんや若女将さんと帰りに話をする機会があったがお二方ともかなりお綺麗で嫋やかで美的センスに満ちあふれながらおもてなしの心が染み付いておられる印象でした。また当代のご主人は京料理の源流を研究し「創作平安王朝料理」を完成させお客様に提供されているとも聞き及ぶ。

いい勉強させていただきました。

京都市左京区岡崎西天王町71
営業時間:11:30~21:00
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
075-751-6171

六盛京料理 / 東山駅神宮丸太町駅三条京阪駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 和食, 京都市 |

八坂通り 燕楽 2月

京都の八坂にある友人のお店。本日は会合の後の会食で利用。 おでんを主力にしたカジュアルな会席料理が有名。 お店は前栽も美しくまさに料亭のつくりで水菜、九条ネギ、堀川牛蒡・麩・えび芋、赤こんにゃくなど京都らしいおでん色々をいただきにいつも冬の間何度か訪問する。

生ビールで乾杯をして先付けは大きな麩のおでん。上質な出汁がしっかりとしみ込んでいて実に京都らしい逸品。口に入れるとじゅわ〜と出汁がしみ出す。

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こちらのお店は京都で5店舗くらいいろいろな業態のお店を展開されており特におでんと京料理のコラボが有名で高品質な食事をリーズナブルにいただけることでとても有名。

おまかせコースは京料理のおばんざいが中心のコースになっていてその中の一皿がおでんになる。この日は4000円のコースをいただく。

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この時期最高に美味しい海老芋と鶏のおでん。。透明感のあるコクのある出汁はこの店ならではである。ホクホクの海老芋は驚くくらいの柔らかさ。

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おつくりは鯛の薄作り。野菜を巻いてポン酢でいただく。久しぶりに会う友人と楽しい話をしながらいただく食事はとても貴重な時間である。

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おでんが登場。玉子と大根と練り物の三種。出汁のしみ込みまくった大根が特別おいしい。この仕事がこちらのお店の矜持である。食材と下処理がいいのであろう。追加でおでんを頼むことも可能なり。。

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続いて目を見張るくらいの大きな鰯の焼き物。仕上げに醤油をひと刷毛塗っているのでとても香ばしい。頭と骨をはずしてレモンを搾ってかぶりつく。

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お約束の甘鯛の蕪蒸し。卵白も甘鯛もふわふわでとても美味しい。木耳の歯ごたえも良くてこれも心もカラダも温まる逸品。

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アンコウの唐揚げも大阪ではあまり食べることのない料理。なにをいただいてもとっても美味しい。

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最後の〆はうどんの入った茶碗蒸し。いわゆる小田巻蒸しと言われるもの。柚のアイスクリームもいただいてフィニッシュ。

とてもリーズナブルな価格で京都らしい風情ある料理と設えを楽しめる店としてとても重宝する。

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友達も全員大喜び。。こちらのお店以外のグループ店もおすすめです。。

京都市東山区東大路通八坂通小松町594‐3


カテゴリー 関東炊, 和食, 京都市 |

京都 和久傅

打ち合わせを兼ねた会食を京都でということで伊勢丹の11階にある表記の店の個室をリザーブする。

この店の特等席は窓に向いたカウンター席で京都タワーの向こうには西本願寺と東本願寺五山の送り火が見える山々までくっきりと見える。

夜の献立は5000円、8000円、10000円となっておりいつもいただく5000円のコースを所望する。もちろん献立はすべて月替わりとなっている。

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最初に桜の花がたくさん入った桜湯が出てくる。そのあとはお勧めの和久傳謹製の竹酒で乾杯。真っ青な竹筒に入った辛口の酒はこちらのお店が酒蔵で作っていただいているものとおっしゃっていた。美味しすぎてすいすい胃に収まる。

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先付けとして椀盛が登場。柔らかくて苦みの全くない筍と若布の取り合わせ。一言で評すれば「完璧」。高台寺の和久傳さんには2回ほど訪問したがあちらはお酒別で3万円くらいだった記憶がある。

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向附は天然鯛の昆布締め。盛りつけもたおやか。岩茸や下に敷かれた春野菜もとても美味しい。続いてのメインディッシュの牡蠣の蕗の薹味噌焼きは素材感抜群の一品であった。あまりにもビジュアル的にも美しく美味しすぎたために写真に撮るのを失念する。

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和え物は浜防風、ふき、うるい、椎茸のゼリー掛け。家庭料理のようだという人もいるがこんな家庭料理は見たことがない。とにかく献立、器、食材を包括する美意識が素晴らしい。

四季折々の食材があの手この手で一皿の上に登場する。私どもの店も勉強しなければならないといつも思う。ひと皿に込められた調理人の思いが手に取るように感じられる素晴らしい料理である。

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アマゴの唐揚げに苦みのある春野菜の取り合わせに酸味の効いた吉野餡がかかっている。竹筒の日本酒がすすみまくる一品。

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〆の食事は選ぶことが出来鯛の、鯛の味噌茶漬け、あさりと花ワサビのおかゆも後ろ髪ひかれたがこのお店のスペシャリティーである鯛の黒寿司を所望する。塩で締めた鯛が黒酢飯の上に敷き詰められててビジュアルからしていかにも美味そう。あっさりしているのでいくらでも食することが出来る。

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最後は番茶と桜餡の麩焼き。一番安いコースだけど静かな部屋でしこたまお酒も頂いてお腹もいっぱい。京都で「駅前」で「手軽」に「老舗」の「雰囲気」が楽しめる希有な存在の店といつも感心する。しかも器も含めて手抜きはないところが素晴らしい。京都独特の敷居の高さとめんどくさを感じさせない私の中でトータルで京料理堂々の第一位のお店。

京都府京都市下京区東塩小路町901JR京都伊勢丹11F

京都和久傳懐石・会席料理 / 京都駅九条駅東寺駅


カテゴリー 和食, 京都市 |