住吉公園

鯖寿司

sabasusi.JPG 本年最後は当店の鯖寿司。 年末に小さな折箱に入れて個人的にお世話になった方にお配りしています。 和歌山産の脂の乗りすぎていない鯖を生酢でミディアムに〆て 寿司飯と一緒に棒寿司にします。 当店の寿司米はこの棒寿司にぴったりと合うような酢の加減となっています。 仕上げはこれも酢に漬け込んだ昆布で包み込みます。 出来上がってから10時間後くらいがちょうどご飯と鯖がなじみます。 口にすると甘さひかえめのシャリとしめ鯖ととろける昆布のマリアージュが楽しめます。 醤油はいりません。どういうわけかほんのりと鯖の甘みが際立ちます。 付け合せは子持ち鮎の煮びたしと鼈甲しょうがです 子持ち鮎は番茶で炊いて醤油と砂糖で味を調えます。もちろん骨まで柔らかく ふかふかに炊き上げています。甘露煮ほど甘ったるくしないのが特徴です。 鼈甲生姜は字のごとく生姜を砂糖と醤油で鼈甲色になるまで炊き込みます。 味は一言で言えば生姜の汁を多めに入れた冷やしあめって感じです 口直しに最高です。 自画自賛ですがうちの鯖寿司は日本一旨いと思っています。 いつもいい鯖が仕入れると限らないので非売品です。 日記を読んでいただいております皆様1年間ありがとうございました。 忙しさにかまけてたまにサボったりしますが読んでいただける方がいる事を 励みに続ける事が出来ました。 特にコメントをいただいた皆様ありがとうございました。   少しでも自身の商売に役立てればと思いいろんなところを食べ歩いていますが 現実はまだまだで、精進しなければならないことばかりです。 来年もペロペロ日記よろしくお願いいたします。


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いづもや

阪堺線住吉駅前の鰻店。 界隈では超有名。店は超古い。店の前から鰻の香りが漂う。 カウンター6席と傾いたテーブルが4つ しかし鰻は一流。バリバリの関西焼。 炭火で丁寧に焼きこむため時間はかかる。 皮はパリパリで中身はジュワーとした感じ。 どんぶりのタレはあっさり。いつも頼むのはまむし特上1000円 しかし1500円と2000円もあるのが不思議。 このどんぶりに肝吸いと鰻巻きとビール小瓶をつけるのがお気に入り。 この肝吸いも薄めの出汁で正統派。口の中がさっぱりする。 藤山かんび御用達の店らしい。持ち帰りの客もたくさん(1匹1700円くらい) 昼間のみ営業。水曜休み。一度行ってみて。2時くらいに行けばゆっくり座れると思います・・ izumoya.JPG


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粟新

住吉にある創業は明治25年という100年以上も続く粟おこしの老舗。併設された茶房では和のスイーツが楽しめる。とても入り組んだところにあるので一見の客は皆無。 知る人ぞ知る安らぎスポット。ぜんざい類には粟おこしの原料となるもち米を煎った福粉(パリパリして最高)が添えられるところが粟おこしの店ならでは。夏の定番、氷ぜんざい600円(写真)にしても、 少し溶けた頃に福粉をふりかければ、香ばしさによって新たな味わいがある。 粟おこし500円を注文すればテーブルの目の前で製造実演してもらえる。 これ必見!鍋の中に砂糖と水あめを入れて溶かし煮詰まったら「おこし」の材料の米を炒ったもの(福粉) を投入(昔はこれが粟だったのね・・)箸でかきまぜて小さなフライパンにあげて形を整えて 出来上がり。冷めたらパリパリのおこしの誕生。 今日は氷ぜんざいとパフェとどちらにしようかと悩んだ結果パフェのミニを作っていただき 両方いただく事にした。氷ぜんざいはシロップのかかったカキ氷の上に大粒の北海道産の小豆が 山盛りてんこもり。周りには抹茶ゼリーと白玉団子。もちろん福粉も添えられてひんやり、もちもちのパリパリ。毎年夏には10回以上食べるメニューです。値段も格安。4代目のご主人の接客と仕事も超丁寧。 特選粟新パフェのミニサイズ500円は上から抹茶アイス、すいか、チョコおこし、福粉、バニラアイス、フルーツカクテルと抹茶シロップで構成。ミニなのに満足度は最高。 店内にはできたてのあられなども売っているのでお土産に最適 場所はかなりわかりにくいけど食後のおやつには最高の店です。 ここも人には教えたくなかった・・・ 大阪市住吉区上住吉1-11-11 電話番号 06・6671・4770 営業時間 10:00AM~6:00PM 水曜休 駐車場 2台 粟新


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