島根紀行

週末は小旅行。 ずっと前から見たかった石見銀山と足立美術館を納得いくまで見る旅にした。 偶然石見銀山のある大田市に実姉がいるのでガイドをお願いした。 その前に昼食と言う事で近くの超有名な三瓶蕎麦をいただく。 有名店らしいが蕎麦がもそもそして麻縄を食べている感じ・・・・ 地元の人はこれを食べなれていて喉越しのいい蕎麦はメリケン粉ばかりじゃけん・・・ とか言っていた・・・ はっきり言っていまいちだった・・というか県民性の違いにショックをうける。 いずもそば000.jpg 夕食は地元大田市ではNO1の誉れ高い・・ (宮内庁御用達の日本料理店らしい) 懐石 松浦屋 与兵衛 にご招待いただく・・ まずは食前酒と前菜 食前酒は大根の絞り汁を炭酸で割ったもの。梅のシロップ煮は和歌山産のものを 丁寧に漬け込んだといっていました。あとはキスの黄身焼きととろろ芋を固めたもの 地元で取れた山桃の甘露煮もひかえめな味加減。 200707071858000.jpg 椀盛はジュンサイの澄まし汁に練り雲丹を混ぜ込んだ卵豆腐 これはまあまあかな・・ 200707071912000.jpg 造りは鯛のそぎ造り5切れ。氷のかまくらは少し田舎っぽいがそれはご愛嬌 鯛はさすが海が近いのでかなり美味しい。 200707071920000.jpg お凌ぎは生姜のおこわ。思いっきり量が入っているのも結構悪くないと思う。 途中で女将さんが何かと世話をしながら料理の説明をしてくれる。 200707071928000.jpg 目にも涼しげな炊き合わせは冬瓜にそぼろをかけたもの、南京、インゲン豆、短冊を模した人参 それぞれをしんみりと優しい味加減で炊き合わせている 200707071934000.jpg 油物の賀茂茄子田楽は京都府西賀茂から直接取り寄せているとの説明 200707071939000.jpg 鮎の焼き物は近くの江の川で取れた天然物。 ヒレをまず食べてほしいとのことで焼きは少し浅め。 最近の鮎塩焼きのトレンドは頭を下にして焼いて体中の油を頭に寄せて唐揚げ状にして 真っ黒焼の手前までしっかり焼きこんで頭はもちろんのこと体も骨ごと丸かじりというのが 最先端と言われる・・が個人的には骨抜きをして小骨も取り除いてふかふかの身だけを 一口で味わいたい。この店はそれが出来たので少しうれしい。 養殖の鮎は関節が弱いので中骨が骨抜きをすればどうしてもちぎれてしまう。 個人的に日本の魚で鮎の塩焼きが一番旨いと思う。これに冷たいビールを合わせると意識がどっかにいってしまう・・ 200707071951000.jpg 最後はご飯と赤出汁とデザートで満腹状態。 気になる価格は6000円くらいらしい 島根県大田市大田町大田口1328-6 電話番号  0854-82-7663 ・営業時間  AM 11:30~14:00  PM 17:00~20:00 ・定休日  月曜日 そして次の日は松江で昼食。鯛めしで有名な皆美の宍道湖の湖畔に最近出来たお店に行く。 従業員さんもとても親切でさっそく鯛めしを注文する。今回は奮発してカレイの唐揚げがついた2300円のコースを選ぶ。松江藩主だった松平不昧公ゆかりの食べ物という事になっていて タイと卵の黄身・白身のそぼろ、おろし大根、ノリ、ワサビをご飯にのせ、だし汁をひたひたに注ぐ。お茶漬けのようにさらっとかき込む。少し贅沢なお茶付けって感じでいろんな薬味と宍道湖のシジミの佃煮などを一緒に食べると食べ飽きず結構楽しみながらいただく事が出来る。 この店大阪の阪急グランドにもあるといっていました。 みなみ000.jpg 松江まで車で3時間。石見銀山までは大阪から5時間。今のうちにいくのがおすすめ・・・

松浦屋与兵衛懐石・会席料理 / 大田市駅


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