2009年04月

岩さき

京都食べ歩きナンバーワンの関谷絵里さんのブログで有名な岩さきへ 席数がカウンター6名座敷4名の小体な店のため予約がなかなか取れない またコストパフォーマンスの高さと料理の質の高さ、おかみさんの面白さと フレンドリーかつ上質な接客はお客の心を虜にする。。 お店は網代天井に塗り壁と茶室のようなたたずまい。。 P4110001.JPG 昼のお膳をいただいたのだが まずは桜茶からスタートで食前酒は新潟の純米酒。 P4110003.JPG 座付は大徳寺麩と菜の花と鳥貝を土佐酢でいただく 最初からなかなかいい取り合わせ。。 P4110004.JPG 続くお椀はアナゴを骨切りして炙ったもの香ばしい香りとよく脂の乗ったアナゴはセリや木の芽と 相性抜群。お出汁も少し濃いめだが椀だねに負けてしまわないようなとても良い加減である 吸い地も椀だねも完成度が高い素晴らしいものです。 P4110005.JPG 続くお造りは私がマグロが苦手なので鯛と甘鯛のまぜまぜ。 付け合わせの軽くボイルされたうるいもシャキシャキと美味しく 目の前ででっかい鯛の尻尾のほうを切りつけて頂きコリコリしたなかにも 旨みがしっかりあってこれぞデス・イズ桜鯛て感じだった。 お造りでいただいたアマダイも脂たっぷりでこれまた至福の旨さとしか言いようがない 食事の間もおかみさんの早江子さんの話が楽しくこのおかみ京都一のお話好きと見た。 しかし気配りしながらおいしく食べさせてくれる気使いがうれしい。 サーヴィスの達人と言えよう。 ご主人は高台寺和久傳や祇園丸山と名門で修業をしてこられ、 知る人ぞ知る柊家で料理長を務められたらしい。どうりで無駄な装飾が全くなく いかにも京都らしい洗練された料理をいただくことができる。 P4110006.JPG 焼きものは桜マスの南部焼き。南部鉄のざらざらしたところを表現しているらしく ゴマの香りが香ばしく火入れも完ぺきでさすがと唸る逸品だった P4110008.JPG 続いてのおしのぎは細く買ったされた大葉をいただく飯蒸しでいい塩梅の出汁と もち米の相性も良く大葉の香りをたっぷりといただいた P4110009.JPG メインの鰆と筍の煮物は大きな鍋で供された。この鍋は銅製で熱伝導もよくこの料理だけでも主人のセンスの良さが感じ取れる。 P4110011.JPG ご飯は釜炊きでそれぞれのお客様ごとに炊かれる。もちろん不味いわけがなく P4110012.JPG お焦げも秀逸で漬物も全く手抜きなし。 P4110013.JPG デセールはこんな柔らかいわらびもちが存在するかというくらいのものと 葉っぱに包丁の入ったイチゴ。。 厳選された食材と無駄を省きまくった洗練の極みともいえる端正で真っ直ぐな料理。 器の揃え方や使い方にもこだわったデスイズ日本料理といえるお店でした。 完璧・・・・降参。。

西天満岩さき懐石・会席料理 / 大江橋駅なにわ橋駅淀屋橋駅


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うれう

玉出駅東300Mのうどん店。 最近常連がついて満席で入れないこともしばしば 今日は新作のジャージャー麺おすすめらしい。 盛岡では中華麺でなくうどんをつかったじゃじゃ麺が昔から大人気 普通にしていても美味しいうどんを様々な工夫で食べさせる。 御主人の研究欲にいつも頭が下がる。 卵もちゃんと手焼きして見た目も麗しい内容。 これにつけ出汁をぶっかけていただく趣向。 jajamen.JPG すべて丁寧に作っておられるのでまずいわけがない。。。 麺も肉みそと合うようにしっかりとゆがいておられる。。。なかなかできない気配り。。 好みだけでいえばできればおろし生姜とお酢があれば自分でパンチを加えることができるのにと思った。 盛岡ではおろしにんにくやラー油もありの店も多い。 あと少し残して生卵を入れてうどんのゆで汁と味噌を入れてもらうチータンタンも口直しに いいかもしれないと思っているのだが店主にいおうかいわまいか迷っている・・ でもそのままでもかなり旨いよ


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鮨割烹 曽根

sone.JPG 壱岐滞在中の昼食はこの島でナンバーワンと言われる寿司店「曽根」に 評判はもっぱら高く当初はこの店に行くのが楽しみであった。。 玉砂利のひいた壱岐らしくない高級な店かまえはカウンター席と個室もいくつかある 早速3500円のお昼の特選盛り合わせを注文 大トロから始まって大葉をはさみこんだマトダイ、地物の鯵にサザエ、アマダイに生サバ、平まさにフグ 海老にブリのはらみのすき身。前日に2日だけ解禁であった生うに 生うに漁の解禁は5月からなので甘さは足らないと言っていたが充分の品物だった。 握られる寿司の姿はしゅっとして麗しくネタも前の漁港から直接仕入れるので新鮮そのもの お店も美しく水槽の中にはアワビや伊勢エビ、サザエ、2キロくらいあるヒラメやウツボ いろんな魚が勢ぞろい。さかなくんが来たら絶対大喜びってかんじ。 しかも港町にありがちな新鮮だけが取り柄というわけではなく中洲の高級店にある技術も 兼ね備えられている。。こういう寿司屋が天下無敵と言われるんだろうと感じた。

鮨割烹 曽根寿司 / 壱岐市その他)


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