乃上 6月

弊社グループ全店の調理師が集まって調理研修会を行う。 帝塚山の和食の名店「乃上」さんに無理をお願いし、普段にはない7000円の献立をつくっていただき皆で勉強をさせていただいた。いつものように女将さん自ら注いでいただく赤い杯に日本酒で乾杯する。 先付けは涼しげなガラスの器に活タコとフルーツトマトのジュレ掛け。あっさりとしてかすかな酸味が食欲をそそる。。タコも噛めば噛むほど味が出てええ感じ。 zennsainogami6.JPG 大ぶりのお椀は牡丹鱧と豌豆豆腐。豆の香りも良く、葛で寄せられた豆腐はプリンプリンである。鱧も小ぶりながらいい脂っけを感じさせる。出し汁も上手にできていた。。 owannogami6.JPG 刺身は鯛と鱧と中トロ。私はマグロが食べれないのでというとアマテカレイに変更してくれた。。感謝・・・。。 sasiminogami6.JPG 進肴というか八寸というか酒肴盛りは鴨ロースに茄子とズッキーニの和風トマトソース添え。サツマイモの檸檬煮と新生姜のおこわ。山芋とじゅんさいとウニのゼリーかけなど初夏の香りがふんだん。生姜のおこわが秀逸であった。 hasunnogami6.JPG 焼き物は今が旬の鮎をしっかりと頭まで食べれるように焼きこんでいる。それを蓼酢でいただく。。日本酒と相性ピッタリである。どう考えても不味いわけがない。。。。。 yakimononogami6.JPG 炊き物は丸茄子と湯葉。。白身の魚はハタの仲間らしい。。。丸茄子はこの時期は田楽にしがちだが炊き合わせは珍しい。薄いだしのなかで茄子の味がよくわかってええ仕事ぶりである。。 takiawase.JPG 揚げ物は豚角煮のフライとアスパラの鱧巻。。豚は歯がいらないくらいに柔らかくサクッとした衣も上出来。目からうろこの仕事であった。。。素材の旨さがしっかりと引き出されていると感じた。鱧も同様でフライにすることで身が蒸し焼き状態になり水分も抜け過ぎず科学的に考えられた一品であった。。。 上手やわ~とプロのはしくれとして感心した。。手間のかかったええ料理である。。。 agemononogami6.JPG この後名物の大豆ご飯が釜ごと出てきて炊きたてを楽しんだ。。 nogamideseru.JPG デセールは自家製のわらび餅。本物のわらび粉を使っているためにこんな色となっている。 白玉小豆。小豆の炊き具合が絶妙。。。ラムレーズンアイスのどれかを選べるようになっている。 私はお腹いっぱいだったので前にいた女性社員に引き受けていただいた。。 いつも上質の和食を提供いただくこの店は手抜きなしでいい食事を楽しむことができる。。。 大阪府大阪市阿倍野区万代1-4-21 営業時間 11:30~14:00 17:00~21:30 定休日 木曜・第2


カテゴリー 帝塚山, 姫松, 和食 |

船橋屋本店

東京出張の途中新宿三丁目でおひとり様ランチタイム。 新宿伊勢丹のデパ地下を見学して歩き過ぎてお腹ぺこぺこだったので天ぷらの老舗船橋屋本店に突入。なんと創業100年らしい。。。 奥のカウンターに通される。。揚げ場は数か所にあり客の風体などをみて座る場所判断するらしい。 ええスーツ着ていてよかったぜ。。。周りは初老の夫婦や金持ち中国人旅行客などいろいろ。 ビールとともに産経新聞読みながら出来あがりを待つ。昼の定食の2720円のを注文。 東京の老舗天ぷら屋にしたらリーズナブルか。。。 サイマキエビが2匹(少し揚げ過ぎか・・)キス(これは旨かった)野菜が茄子と南京。野菜のてんぷらはお腹がイガイガするので外食ではいただかないことにしている。穴子の天ぷらは旨かった。追加で蛤を上げてもらう。 かきあげ ご飯はおかわりできてアサリのみそ汁も秀逸であった。 最後に出てきた名物のかき揚げはしっかり上がっていてエビも上質のものだったが油切れが悪くべたついていた。。総体的に重たいてんぷらの感あり。東京のてんぷらにしてはあっさりしているほうかもしれないがゴマ油の匂いが大阪人にとっては気になるところ。慣れていないせいもあるがしかしながらこれが東京のてんぷらの持ち味かもしれないとひとりごちする。。。 東京都新宿区新宿3-28-14

船橋屋 本店天ぷら / 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅


カテゴリー 関東地区, 和食 |

石焼き 石庵

最近あちこちで見かける鶏の石焼き屋。 いろんなコースもあったが単品で注文する。 「セセリ」「モモ」「ハラミ」「レバー」鳥肉は新しくしょうゆだれかポン酢、塩でいただく。。 阿倍野の奥まった場所にあるのに女性客を中心に大繁盛。 焼肉に比べてヘルシーでリーズナブルなところが受けているのであろう。 あと女性の接客も忙しいのに一つづつ説明しながら丁寧に焼いてくれるところも好印象であった。 セセリは脂があって香ばしくおろしニンニクとコチジャンを付けていただいた。 レバーも香りも良く商品管理がしっかりしていることよくわかる。 moriawase.JPG 時々店員さんが火加減と焼き加減を見に来てくれる。こういう気配り目配りが結構うれしい。 アルコールもいっぱいそろっていて若い人にはちょうどええやんとひとりごちする。 ただ一人前のボリュームがすべて小さいのが気になる。 isiyakiisiyan.JPG 追加で鶏皮とつくねとソーセージをいただくメニューに載っている料金は安いんだけどボリュームとの比較をすると割高感は否めない。ただつくねも蒸し焼き状態で美味しかった。。 女性客にはたまらんやろなと感じた・・・・・ tukuneisiyan.JPG 店のつくりも間接照明を使っておしゃれな感じ。。。 詳しくはこちら→http://r.gnavi.co.jp/k144811/

石焼地鳥 石庵 阿倍野店鳥料理 / 阿倍野駅天王寺駅前駅大阪阿部野橋駅


カテゴリー 天王寺/阿倍野, 焼肉 |