2011年05月

上海紀行 その2

前日はナイトクルーズ等で上海の夜を楽しんだ。。
2日目は市内の観光地をいろいろと見て回り昼食は四川料理をいただく。
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最初はお馴染の棒棒鶏。。。とは思いきや茹でた鶏肉の上に山盛りのネギと唐辛子。。。聞くところによると中国の棒棒鶏は鶏肉以外の他の具を入れないのが一般的らしい。。ただ辛いだけではなくしびれるような辛さにしびれるぜ。。まさにこれが「麻辣」(マーラー mala)という感覚と実感する。
この本場の味を日本に持ってきたら絶対にお店は成り立たないと確信。。
これはフレンチでもイタリアンでもいえることとよく聞き及ぶ。アメリカで本格的な懐石料理店、居酒屋がチェーン化しないのは必要とする支持人口が不足していることが原因と聞く。。。
豚バラの薄切りと胡瓜スライスをタレに付けていただく前菜はいわゆる日本の豚シャブなんだけどそのタレが真っ赤。。。。
ビールがまさに進む君。。
川魚の料理も真っ赤。。。韓国料理にもよく似たのがあるけどそれよりも強烈。。。
マーボ豆腐は予想はしていたがそれを超える辛さであった。。。唐辛子の辛さと山椒のしびれる辛さが混在した舌と唇が麻痺する身体にいいのか悪いのかわかんない料理である。山椒も粒だけではなく仕上げにも粉にしたものを表面が黒くなるほどかかっていて思わず笑ってしまった。
そのほか宮保鶏丁(写真なし)は鶏肉とピーナッツを唐辛子とともに炒めたものこれはましであった。。
仕上げの坦々麺はこれもまさに日本のものと様相が異なる。花椒と唐辛子と芝麻醤?が入った最後まで口を冷やすビールが必要な料理だった。
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秀逸は豚肉と唐辛子を炒めたものをバンズにはさんだもの。。これは見た通りの味なんだけどパンのあっさりした感じがご馳走に思えてしまうのが四川料理の凄さか。。。
デセールは揚げたきな粉餅。柔らかくてパリパリして、砂糖を大量に使ったこのような極端に甘いものが妙に美味しい。頭の毛細血管がかなり開いた昼食であった。
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晩ご飯は上海料理。。。
上海料理は煮込みものを連想させる。魚の胃袋の煮込み、なま この煮込みが有名。
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この店の看板料理の鶏に高温の油をかけて仕上げるよくテレビで見る料理。。これは秀逸。。
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蝦子大烏参というナマコを醤油で煮込んだ伝統料理や川魚の料理などかなりの種類の料理をいただいた。右下はドメスティックのサントリービール。。イマイチ君。。
この日は上海雑技団などを見て終了。


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上海紀行

社員旅行で上海に行く。。。
日本を抜いてGDP世界2位の超大国のメガシティーを社員全員で感じ、本場の日本人の口に合わない中華料理を食べまくろうという趣向である。
到着後のランチは麺料理との説明。。
一人ラーメン一杯づつかと思っていたら前菜や副菜がやたらいっぱい出てきて昼からアルコールも入っていい気分となる。
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出てきた麺料理は油そばやシャンタン麺、揚げた麺にとろみの付いたスープ麺などそれぞれ麺の材料や太さスープなどが異なっていて楽しかった。。。麺だけでもこんないいっぱいあるのねと驚いた。
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米線(ミーシェン)と呼ばれるライスヌードルはビーフンを太くしたような食感。太さはあるがコシがあまりない。
花椒、胡椒で味付けされた牛肉麺は中国ではかなりポピュラーでインスタントラーメンにもなっていた。
ビャンビャン麺は小麦粉系で日本のうどんに似た食感。
蘭州拉麺は牛肉のスープに、手打ちで伸ばして茹でた麺を入れた料理。。。
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夜は広東料理の店に行く。巨大店舗で店員がローラースケートを履いて動いているのには驚いた。
席数は多分3000席くらいかこれが土日には満席になるらしい。
                                                               水槽には伊勢エビや川蟹、川魚、すっぽん、蛇などが生きたまま陳列されていた。。。
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広東料理と言えばフカヒレや燕の巣、貝柱、とかの海産の乾物を使った料理をイメージするが予算の関係上そこは控えさせていただいた。調味料は砂糖、塩、コショウ、醤油、酒と鶏スープが中心あっさりしたものだけではなく油や水溶き片栗粉、オイスターソース、XO醤、魚醤、蝦醤、酢、ニンニクなども多用されていた。
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あっさりとしたセロリと百合根の炒め物や胡瓜の炒め物、スナップエンドウの炒め物もあったりこってりとした牛肉のXO醤炒めなどバラエティー豊かにさまざまなものをいただいた。
アルコールは青島ビール。。
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最後に出てきたパンは中が豚肉の餡になっていた。。
これは初めていただいた。。。
普段話さない社員と円卓を囲んでいろんな話をさせていただき有意義な時間を過ごさせていただいた。


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萬長

京都妙心寺北門前にある京料理の店。。。このあたりは観光客相手の飲食店が多く内容それなり値段ばか高で昔嫌な思いをしたことがあった。。 最近はIpadを持ち歩いているので食べログやぐるなび等で即検索できる。。。(便利な世の中と実感する)この界隈では有名らしい萬長と言う料理屋さんに飛び込む。。。 いただいたのは「つれづれ弁当」2980円。。。もちろん吉田兼好の徒然草を引用されたものであろう。。 日本三大随筆の徒然草は若いころ読み倒した記憶がある。。。中国の聞き及んだ話や身の回りで起こったこと、処世術など内容は多岐にわたっておりまさに当時のブロガ―である。 そういえば近くの仁和寺の坊さんが寺の柱の穴に首を突っ込んでとれなくなったの話もあったような記憶がある。。。 turezurebentou.JPG 出てきたお弁当はホタルイカの酢味噌和えの突き出しとおつくり兼好法師の庵のあった御室双ヶ丘の形をした(実際現物見たことないが)物相飯、出し巻、揚げ麩、焼き魚、笹巻きまんじゅう、筍、酢蓮根などの季節を感じる酒肴が手桶に盛られて登場。。味も京都らしく上品で、薄味ながらダシがしっかりきいたお味でどれも手抜きなし。                                                                                                             そのほか茶わん蒸しや天ぷらなどがついた豪華なつれづれ弁当もあり。。。。                                                                                                                            京都市右京区谷口園町24 075-461-3961 11:00~20:00

萬長京料理 / 妙心寺駅龍安寺駅等持院駅


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