モスクワ紀行 その①

成田から一路モスクワに。9.5時間のフライトののちVIP待遇で特別なラウンジに。 寿司の屋台やウエルカムドリンクでもてなしを受けている間に入国手続き完了。知人がこの地でショッピングセンターの経営や飲食店などの広くビジネスを展開しているため長蛇の列を傍目に見ながらストレスなしの入国となった。

このVIP入国は正式に認められていてノーメングラトゥーラの名残であると説明をいただいた。

街中は初めて見るくらいの大渋滞。空港からホテルまで延々と続く車の波にインフラの遅れを感じた。

翌日はクレムリンの武器庫・宝物殿の見学、赤の広場を観光した。クレムリンとは城塞を意味し現在は大統領府・官邸が置かれている。総面積は26ヘクタールで中には宮殿や寺院や塔があり、それぞれに国家的行事に使用されているらしい。

赤の広場内のグムと呼ばれる公営百貨店はブランド品だらけ。エルメス、ザラやディオール、阪神百貨店以上の品ぞろえ。。。ヨーロッパのデパートとほぼ同じくらいの品そろえ。

グムデパートは日本のデパートと違って、独立した専門店の集合体。店舗は3階まであり、上の方にも洒落たカフェがある。天井からは自然光がたっぷり。これは寒い国共通。デンマークやノルウエーもそうだったと記憶している。

昼食はこのデパート内のカフェいただく。ビュッフェスタイルの人気店らしい。

定番らしい鶏のスープとハムとポテトのサラダ、キュウリのピクルスをいただく。 どれも見たままの味。。。

ヴィニグレードと呼ばれるビーツを使用した真っ赤なサラダ。中にはニシンの塩漬けが入っている。ほのかな甘みもあって結構ハマる。 ロシア料理のベースはすべてヨーロッパの料理でウオッカのつまみに合うようにすこし塩気の効いた前菜やいろんなスープ、肉料理が中心となっている。

メインディッシュは肉の煮込み。。日本のビーフストロガノフとは違うのだけど結構まろやか。生ビールがどんどん進む君。ストロガノフってやっぱり人の名前でした。。

デパートの中でクワスと呼ばれるジュースが売っていたので所望する。15ルーブルなので日本円で約60円。聞くところによるとロシアの伝統的な微アルコール性飲料らしい。 ライ麦と麦芽を醗酵させて作る。

まさにロシアの黒パンの味。気の抜けたビールを酸っぱくした感じか。。 でも私的には大丈夫。ロシアのヤクルトのような存在であろうか。慣れるまでは「微妙・・・」な感じと同行者は言っておられた。

続く・・・・


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