Chi-Fu

最近、新地界隈でたまに名前を聞くシノワズリ系の中華料理。 本日はお世話になっている知人との会食会。店はフレンチレストランのようなお洒落な感じ。

ビールで乾杯の後は前菜の活け渡り蟹 金木犀の香り 甲羅のテュイル。

ティイルは渡り蟹を煮出したスープに、お米を入れて粥状にし、薄く伸ばしてから揚げているそう。 いわゆるお焦げか。。。味はほとんどかっぱえびせん。。。 特にどおってことはない。

小鉢には、渡り蟹の身やミソ、中国湯葉、金木犀のゼリーが入ったもの。。。一口で終わってしまうのであまり味がわからない。。。手はかかっているのはわかるのだが。。。

続いての前菜は小龍包。中身は蒸しアワビと上湯スープとのこと。皿についたアワビの肝のソースを付けろと言われるがあまり味がしなかったのは残念。

アワビの身も食感はわかるんだけど特別どおってない感じだった。数個食べるとわかるかもしれないね。。白ワインをグラスで数杯いただく。ワインの品そろえはかなりのものであった。

さごしの柑橘マリネ ジャスミン茶のスモークはさごしをジャスミン茶で軽くスモークしたもの。。 皮目を炙っているので香ばしい。。 周りには生ハムに見えたが金華ハム、干貝柱、エシャロット、粉末の海老卵などがあしらわれているそれを合わせるとXO醤とのこと。

琵琶湖産の天然すっぽんのぺニエとスープはすっぽんを網脂で包んで揚げたもの。。いわばコロッケ。。コラーゲンたっぷり。。スープの中身はかぶら。。。ボリュームはかなり抑え目。。年齢層を考えるとこんなものなのか。。。

メインは活け伊勢海老のチリソース。。 レアに火入れされた国産の伊勢海老の身はぷりぷりなんだけどソースの辛味が立ちすぎなのが残念。。。味噌もとっても美味しいんだけど。。。少し残念。。

肉料理は「獅子頭」 鹿児島産 六白黒豚の上海式肉団子

豆とシェリービネガーが効いたソースで背脂が思いっきり入っているのでふわふわした食感なんだけど口に入れるとギトギトして私の年齢だとかなり苦しい。。

周りの年齢をさらに重ねられた方にはもっときついだろうなと思いながら食す。今年上海でもいただいたことがある肉だんごである。。。

そのあとは名物の粽。ほっこりして大きなアサリが中に入っている。ウズラ卵と豚肉はお約束。

一口サイズの坦々汁ビーフンは少し辛いが頑張っていただく。

お茶は凍頂烏龍、ジャスミン、プアール、キーマンから選べる。。プ―アールを所望。。

デザートは 紹興酒とキャラメルのプリンと洋ナシのタルト。タルトのパイ生地にはアヒル卵の塩漬けを用いているというがあまり分かんない。杏仁豆腐のアイスと洋ナシの甘い蜜のかかったものでフィニッシュ。。

今後の進化が楽しみなお店です。。

(ちなみにHANAKOで本年度ベスト3のレストランに選ばれてました)

大阪市北区西天満4-4-8-1F

06-6940-0317

Chi-Fu中華料理 / なにわ橋駅大江橋駅南森町駅


カテゴリー 梅田/JR大阪, 西天満, 南森町, 中華料理 |