又三郎 9月

長居にある熟成肉で有名な焼肉店。。今や界隈では超繁盛店で週末は予約なしでは絶対に入店出来ない。女性オーナーのこだわりの肉を最高の状態になるまで熟成した肉は病み付きになる旨さ。それぞれの牛の個体差や部位の違いで味は全く異なる。。ワインとともにゆっくりといただく楽しさはお金に換えられない。。

看板はビーフワンダーランドと書かれている。。ええセンスしてるね。。。店に入ると焼き肉の匂いが全くしない。店頭にはパティシエが作ったケーキが販売されてフレンチックな総菜が並ぶ。。実にワンダフルな空間となっている。この日は唯一のカウンターであるシェフズテーブルで食事させて頂く。

すべて何もかもおまかせのコースを所望。。金髪シェフの大森君がええとこをチョイスしてくれる。70日熟成の黒毛和牛のメスのラムイチ。。強烈なさしが入ってかなり熟成が進みまくっている。。女性でいえば「黒木瞳」さんのよう。今日はこれがどんな風に大森シェフが料理するか楽しみ・・・

この店の名物でなかなかタイミングが合わないと食せない土佐あかうしのリブロース。ただいま熟成50日目。。予定熟成期間の半分なり。。

岩手の和牛のウチヒラ。。赤身なんだけど細かいさしが入っていて奇麗。これもいい熟成期間。。。こうやっていちいち切り出す前の肉の塊を見せてくれるのも素敵。

同伴者がこのみの特別なトマトとモッツレラのカップレーゼ。。。特にどおってことはないがビールで乾杯する。

それぞれの肉を切り出して炭火で塊のまま焼く。表面を焼き固めてアルミ箔に包んでじゅんわりと火をとおす。しばらくして焼きだしてそれを3回繰り返す。。焼いてくれるのはもちろんグランシェフの大森君。。。

待っている間に以前もいただいた熟成肉のパテ。。鶏の肝なども入れて軽い感じに仕上げる。。ピクルスも秀逸。。ここで南アフリカの軽めのワインを所望する。

超熟成で脂ギッシュのA5のラムイチは塾成香も強く脂もきついので塊を薄くスライスし丁寧に刷毛で肉の表面にスパイスのような物を塗込む。そしてマリネしたトマトとクレソンともにサラダ仕立てとする。。この仕事ぶりがプロである。。

 

ラムイチとはランプとイチボが一緒になった部位で人間でいえばこの辺りと丁寧に大森シェフが説明してくれる。。

美味しすぎるねと声に出る。。

あかうし君のリブロースは噛めば脂がジュワッて染出る。。茶豆のような熟成香も心地いい。。軽めの熟成なので強烈なミルキーさは感じないがこれはこれでさっぱりして旨い。このあかうし君はこの店で一番好きなメニューである。

ウチヒラ君もええ赤身でとても美味しい。。ワインがドンドン進む。。肉がビロードのように舌の上をまとわりつく。。。厚切り、炭火、熟成・・・ホースラディッシュと塩のみでいただく。。塩もいらないかもしれない。。。むしゃむしゃ食べると「ガオー!!」と動物になった気分になる。

真っ黒になった熟成肉の周りの肉で作るコンソメ。。。塾成香も心地よく透明感がありながらも強烈に濃い旨味のある自己主張しまくりのこの店ならではスペシャリティーである。いただきながら何かに応用出来ないかなと考える私。。

口直しに大根とゴルゴンゾーラのサラダ。。。

デセールはミニシューに3種類のアイスを詰め込んだ物。。。

この日のおすすめのクレームブリュレ。。。焼き肉屋でこのような物をいただけるのが素晴らしい。

食後はマールブランディーで締める。。。右手のTポイントカードが気になる・・・この日は妙齢の女性としても熟成されたオーナーの荒井さん不在。経営塾で勉強しておられるらしい。彼女の自分のお店の商品に対する想いにはいつも頭が下がる。本も出されているヨン。。。この店2年以内にミシェランで星をとりそうな感じ。。今のうちにゴー!

この店のHPはこちら。お肉の熟成カレンダーもついてるよん。

大阪市住吉区長居2-13-13長居パークホテル1階

06-6693-8534.


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