漠漠楼

住之江区の新北島にある本格中華料理。住之江公園駅から徒歩5分。ランチが8種類くらいあってしかも小さいながらも駐車場もあって本格的で安くて美味しい食事が出来るのでたまに利用させてもらう。

店の名物でもあり個人的に疲れを感じたときにいつも頂く麻婆豆腐をこの日も所望する食べる。

なじみの北京出身の美人マダムにいつものように拉と麻を効かせてせていただくようお願いする。今日は「特別バージョンいっときますか」と聞かれたので「好!」と答える。

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麻婆豆腐が出来るまで前菜を頂く。いつもおなじみのもので表面がカリッとして飴のような餡がかかった肉団子なんだけど中がふんわりしているのと酸味と甘さの加減がとってもいい。見た目よりもサッパリしているのにいつも驚く。大根餅もとてもいい。

セルフで頂くこの店の半透明のスープも鶏ガラなんだけどかなり旨い。
こちらのお店の調理師は特一級厨師と聞き及ぶ。中国の調理師の国家資格の最高位で中国全土で12人しかいないって聞いた事あるんだけど日本には何百人もいてるような感じ。

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そして麻婆豆腐登場。ビジュアルも真っ黒で真っ赤。かなり気合いの入った感じ。

一口頂くと豆板醤、甜麺醤の辛さ、甘みや複雑な味わいが脳天にガツンと来る。「ちょっとやり過ぎちゃうんか!」と心の中で叫びながら御飯をかき込む。あとから麻のしびれが口から三叉神経を通って前頭葉を思いっきり刺激する。ここまで来たら味がわからなくなる。頭もぼんやりとしてきた・・・と思ったら頭の毛穴が「バーン」と開いて汗が吹き出る。

御飯をかき込むんだけど辛さは和らがない。スープをお替わりして飲んでも効果なし。ここまで辛くて痺れる麻婆豆腐は生まれて初めて。でも美味しい・・・中国花山椒恐るべし・・・

頭から流れる汗で顔はベトベト。ティッシュで拭いても汗が吹き出る。凄い体験をさせてもらってるなと感じながら意識が遠のく。

途中でマダムが席にくるんだけどそこでは笑いながら「很辛苦 」「舌头麻木」「我吃了这个痛苦的第一次麻豆腐」と片言の中国語を使って余裕で返す。

半分いただいたら限界を感じてきたけど残したら悪いのでスープを入れて麻婆豆腐のスープ割りを作ってみた。でも食べてみたらあまり変わらぬ辛さ。。最後まで食したときは登山での山頂を見た気分であった。

「请回来」といわれ店を出る。。 この夏は何度か通いそうだな。。クセになるな・・・

大阪市住之江区新北島1-5-25
06-6685-8999
11:30~13:30 18:00~23:00


カテゴリー 住吉公園, 中華料理 |