2016年01月

ワッシーズダイニングスープル

四天王寺のワイン専門店「Wine Store Wassy’s」直営のレストランを友人と訪問。ワインの品揃えとそのコスパは大阪では比類なし。中之島ダイビルにも最近出店。1階にワインショップがありそこで購入して持ち込んでも抜栓料が2000円と言っていた。土日はもちろん平日も満席になることが多いのでこの日は開店のタイミングを狙って伺う。場所は四天王寺夕陽ケ丘駅から徒歩2分くらい。オーナーが鷲谷さんなのでワッシーズと言う名前らしい。私は鷺岡なので「サギーズ」かとひとりごちする。

1階のワインショップの横のエレベーターで3階にあがる。入って右側にテーブル席があって正面にカウンター席。厨房を見ながら食すことが出来る大きな1枚板のカウンタ−席もゆったりしているので個人的にはお勧め。

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お始めはテタンジュ・ノクターン・スリヴァーの限定ボトルをすすめていただいたので所望する。辛口のシャンパンもいいけどフルーツの芳醇で繊細な香りと熟成した旨みが乗った滑らかでまろやかな味わいはまさに夜想曲。泡も柔らかで余韻も長くすっきりしすぎないのがいい。最近よく見るものだけどショパンのノクターンのように何とも言えない脱力感と神経を麻痺させるような無重力感を感じさせる味わい。

こちらのお店はコース料理もあるけど個人的にはアラカルトがお薦め。この日は好物のオマール海老と鴨肉をメインにしてサイドメニューとお酒はすべてお店のスタッフにお任せする。

最初から最後まで同じワインだと上質なものでも飽きがくるので最近は事前に申し上げて食事にあう上質なものをグラスで所望するようにしている。

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最初のワインはトレフェッセン・エステート・ナパバレーのドライリースリング2014を季節の野菜のサラダ1300円とともにいただく。酸味と果実味がしっかりしたリースリング独特の香りのすっきりドライな口当たり。和食にも合うであろう飲みやすさが特徴。あまり冷やさないのが個人的には好み。料理との相性はさすがである。

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皿の中身はハヤトウリのアンチョビソース、トマトのジェノベーゼ、黄人参のマリネ、クスクスと雑穀のサラダ、重茂の昆布、胡瓜のミント風味、紅心大根のマリネ、黄金芋とリコッタチーズのサラダ。しっかりと手をかけられていて素材も上質でとても美味しい。

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好みで自家製のワイン塩をつけていただくことを薦められたが不要であった。

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こちらのお店でずっといただきたかったスペシャリティの「トリュフのスクランブルエッグ2400円」を所望。つい最近、総料理長の岩田勝己シェフが自ら産地まで訪問してトリュフ市のセリで買い付けた、今が旬の新物と言っていた。フランスのオプスで現地価格1キロ10万円くらいと聞いたことがある。

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私はトリュフ中毒なので追加料金2000円を払ってトリュフを倍増していただく。こういったシンプルな料理ほど素材感が際立つ。スクランブルエッグの熱でトリュフの香りが器の仲で爆発する。卵のなかにも細かく刻まれて入っているので口の中がトリュフの官能的な香りに満ちあふれ、鼻腔を通って脳幹を刺激する。かなり贅沢な味わいに気を失って卒倒しそうになる。卵や生ハムなどとの相性は素晴しく良い。これぞまさに大人の味わい。

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これに合わせていただいたのがジュエルゴット・ピノノワール2013。サンタバーバラとモントレーの2つの畑の葡萄をブレンドしたもの。バランスもよく果実味に溢れた味が主張しすぎないソムリエールのナイスセレクションの佳品。

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活オマール海老のまるごと一匹ロースト マンゴーソース 4200円は石釜で高温で一気に焼き上げる。火入れは完璧なんだけど海老のサイズと身が痩せていたのが残念・・・料理はどれも優しい味わい。

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この料理にはナバロヴィンヤードシャルドネ2012を合わせていただいた。エレガントだけどピュアな味わい。しっかりとした果実味とコクがあり甲殻類にドンピシャ。スタッフの方は全員ソムリエさんなのでワインのことならなんでも知ってらっしゃるのが素晴しい。ワインの品揃えは常時1000種類らしい。バケットはお店の近くの有名なブーランジュリー・パリゴさんんもの。

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鴨ロース肉は塩だけで味を付けたものを普通にカットしたもの、超厚切りで噛み締めて食べるものと3種の形でプレゼンテーション。岩田シェフがわざわざ出てきて説明いただく。ソースは定番の根セロリ。あしらえの金柑と鴨肉がいい相性を見せる。

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これに合わせていただいたのが ナバロ・ヴィンヤード・ピノノワール2012とクロデュヴァルピノノワール2013。双方を飲み比べするとナバロンは予想とは異なり少しクセのある香りと味にびっくらポン。かなり個性的でベリー系の味なんだけどかなり複雑な味わい。クロデュヴァルはナパバレーによくある渋みも少なくまろやかで酸味のバランスも良くてとても飲みやすい。樽香もしっかりと効いていて味わい深い。味の違いがとても面白い。

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この日ソムリエール一押しのスターレーン・カベルネソービニオン・ハッピーキャニオン・オブサンタバーバラ2010をチーズと一緒にいただく。もちろん今までいただいたことのないもの。カリフォルニアワイン独特の繊細な香りとかなりスパイシーかつコクと旨みが凝縮されたフルボディの熟成されたもの。

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特別に出していただいたチーズはシェフがハンドキャリーで持ち込んだという噂のアルプスのフレッシュチーズ3種。サヴォア地方で歴史が最も古いらしい粘りがあって少しだけ酸味のある軽やかな味わいの「トムオサヴォワ」。山羊のミルクで作ったを熟成させないフレッシュな優しい味わいの「シェーブル」。藁で包まれたチーズの3種はよく似た味わい。どれもアルプスの少女ハイジがチーズの塊を木の枝で刺して焚き火で炙ってパンに乗せて食べるシーンを思い出させる山の味わい。

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これにはチーズと相性のいいシャトーグラン・カラモンメディテラネ・アリカンテ2012を選んで出していただく。【C】のマークのジャケットもユニーク。甘い香りと酸味や苦みが特別なチーズやドライフルーツの入ったバケットによく合う。フォアグラとも相性はいいだろうなと思いながらいただく。最後はサプライズの誕生日ケーキの登場。スタッフの皆様に思いがけず祝っていただく。皆さん忙しいのに恐縮である。

素敵な女性オーナーもアットホームな雰囲気を持ってかいがいしくお世話をしてくれる。これだけ上質なグラスワインを味を比べたり楽しみながら心地よくいただけるお店はあまりないかもしれない。帰りはマダムとシェフが外までお見送りいただく。ワインも料理も接遇も大満足でした。

大阪市天王寺区六万体町5-13 Wビル 3F
06-6774-9000


カテゴリー 四天王寺前夕陽ヶ丘, フレンチ |

洋食の店 とん助

浅香山に仕事で用があり帰りにJR浅香駅近くにある表記の店を訪問する。
住宅街にある創業30年以上になる老舗洋食店。

とんかつ780円が有名だけどこの日は奮発して1480円のミックスフライに大ライスをつけてガッツリといただくことにする。

大振りの海老フライととんかつとビフカツのアソートセットは食べ応え満点。ラードの揚げ油も香りがよく下処理がしっかりされたとんかつとビフカツを一気にムシャムシャ食べてしまう。あっさりしているんだけどしっかりとコクのあるクリーミーなドミグラスソースもお気に入り。

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こういったものが最近急に食べたくなるな・・・寒くなったせいかな・・

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*通勤でチンチン電車を使うんだけど朝から電車を撮影する人で路面駅が一杯。周りにつられてiPhoneで撮影するがその良さはわからない。

堺市堺区浅香山町3-5-29
tel072-229-8431
営業時間11:00-14:00/17:00-21:00
定休日月曜日


カテゴリー 堺市, 洋食 |

どんでん

食べログ、ぐるなび未掲載店(今では逆に珍しいが・・・)
国道26号線の玉出交差点を南下して東に「かつや」の看板を目印にすると手前に表記の店がある。
大きな黄色いテントがアイキャッチになったファザードは悪くない。

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こちらのお店はカツ丼390円がキラーコンテンツというか主力商品らしいのでそれを目指して訪問する。

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絞り込まれたメニューは

・カツ丼390円(大盛り490円)
・親子丼390円(大盛り490円)
・きつねうどん、わかめうどん、昆布うどん各250円
・丼、うどんセット600円
・みそ汁60円

カウンタ−だけの店なんだけどオーナーのご主人と奥さんの2人で運営。
390円のカツ丼を所望する。

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出てきたカツ丼は見てビックリ玉子がトロトロでフワフワ。出汁の加減もかなりいい。 カツは薄めだけど充分のクオリティー。美味しいので呼吸を止めて一気に食べてしまう。
横のかつやのカツ丼と比べても遜色がないばかりか玉子と出汁の美味しさではぶっちぎりの優位性を感じる。

かつやのカツ丼は税込みで529円、こちらは390円なので27%の価格差がある。
チェーンストア理論であてはめるとこちらの商品は相場の8掛けを超えているので告知さえしっかり出来ればかつやの客を総取り出来る計算となる。

・親子丼とカツ丼が同じ価格なのはどうしてなのか・・・
・店名の由来はなにか・・・
・商品構成と価格政策について・・・
・家賃分配率はどのくらいか・・・

かなり疑問が深まったので近々再訪予定なり。

*安いものってやっぱりいいね

住之江区粉浜3−4


カテゴリー 粉浜, どんぶり, 麺料理 |
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